好きの言語化訓練ブートキャンプ『ドラゴンボール』『ヒカルの碁』『冒険王ビィト』『ロトの紋章』『NARUTO』『幽遊白書』『H×H』
好きな作品のどのへんが好きなのか語っていくうちに、「好きの言語化」をできるようになってみたいシリーズ。
『ドラゴンボール』
じつはドラゴンボール、子供のころはそこまで好きじゃなかったのです。
へそ曲がりだったので、みんなが熱狂しているものには、ちょっと距離をとる性質があり。
なので、むしろ、大人になってからの方が好きですね。
「負けてたまるかぁ…ッ!!!」みたいなこの少年ノリね。
大人になってからの方が、ぜんぜん好きですね。
これは、あれだ。歳を取ると水戸黄門が好きになるみたいに、大人になると一周まわって、直球ベタなノリが好きになってしまうというあれだ。
劇場版もぜんぶ観てます。好きです。
『ヒカルの碁』
ダイの大冒険もそうだったけど、「成長」と「変身」が両方あるのって好きですね。
あっちは、まだまだひよっこの男の子の成長と、それがひたいに紋章が浮かぶと超強いっていう変身と、両方の爽快感があったわけだけど。
ヒカルの碁も、特に熱中するものもなくぽやーんとすごしてた碁にはシロウトの主人公が、碁というものに出会ってその道をのぼっていく成長の面白さと、相棒のサイが指す(霊体なのでほかの人にはみえない)ことによって、こいつすげえぞ! ってみんなに騒がれる変身の面白さが、両方あってとてもいい。
このマンガは脚本がほんとにすごくて、碁のことなんて何もわからなくてもカッコいいし、泣ける。
『冒険王ビィト』
好きな点はダイの大冒険と同じ。同じ作者だからね。
悪役組織とボスキャラたちのキャラがたってるのがとてもよい。悪役はグリニデさんとか好きです。Be cool! Be cool!
主人公が、脳筋にみえて意外にこまやかなところがあるのも、ダイ大っぽいなぁ。繊細な主人公が好きだよ。
『ロトの紋章』
王道冒険譚。
特にこれが好き! っていうのがパッと出てくるわけじゃないんだけど、安定して好きだった作品。
ドラクエ好きだったから、そのまま世界観が好きだった、っていうのが大きいかも。
『NARUTO』
面白さとしてはいわずもがななんだが、好きさとしては、主人公の造形が好きかな。
まわりからずっと除け者にされてたから、それを見返すために火影になるんだ! っていう根っこの動機の部分が好き。
やっぱり、欠けた部分が切り口になったキャラの方が、好きなんだよね。
満たされたキャラがより高みを目指す話もあるけど、なんかもうそこがゴールでいいんじゃん? と思ってしまうところがあるので。
『幽遊白書』『HUNTER×HUNTER』
少年マンガなのに練りに練られた能力バトルが好きっすね!
……好きだけど自分がうまく描けるかというと、こっちのセンスは自分にはない気がするな。神神。