好きの言語化訓練ブートキャンプ・「WILDHALF」
好きな作品のどのへんが好きなのか語っていくうちに、「好きの言語化」をできるようになってみたいシリーズ。
『WILDHALF』は…よいぞ…!
高校生の少年が、獣人族の「サルサ」といっしょに、探偵として事件を解決したり、ほかの獣人族とバトルしたりするジャンプマンガなのですが。
この作品は、なにが好きかというとですね。
犬が…好きですね…!
僕のキャラ萌えは偏っていて、人間よりも、人外キャラが好きなんです。
特に硬派なケモノ系キャラは大好きで、しゃべるイヌとかオオカミとかは、それだけでだいたい好きだったりする。
特にWILDHALFは、しゃべるイヌとのバディもの。
飼い犬とケンカしたり、説教されたりしながら、事件解決に奔走するの、めっちゃいい。
なんというかな。
子供のころってやっぱり、まっすぐで実直なものが好きだし、そこに導いてくれるものが好きだと思うんだよね。
ただ、それを発する相手にもよるというか。先生とか親とかにいわれても、響かない。
人間って、言動や行動の背景にどうしても社会通年や常識があるわけで、あるいは日頃の積み重ねがあるわけで、正しいことをいわれても、「じゃああなたはどうなんだよー?」とか、「立場ちがうし…」みたいな、素直になりきれなさがどうしても残っちゃうもんで。
その点、人外キャラって、束縛から自由というか。
「イヌにいわれんなら、もうしかたねえやな!」みたいな感覚があって、「いい感じに背中を押されたい願望」みたいなものが満たされて、好きだったなと思うのだ。
児童書でいえば、『おねがいフェアリー』が近いかもしれん。
キャラ萌えを考えると人外になりがち。
そんな僕がこのごろ好きで読んでるのは、『ようかいとりものちょう』である。コン七が好きです。