山やって海やって街やって+
おかげさまで目まぐるしい毎日を過ごしています。毎日、楽しいなぁ、と思えていることに感謝!
さてさて。時短要請も解除されましたね。あとは収容人数の制限がなくなればライブハウス神戸VARIT.も、もう少し元に戻るのになぁ、と思いつつ、この秋の僕らの仕事のこと、まとめておきたいと思います。
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9月のトピックスはなんといっても「ロッコーデーキャンプフェスティバル」!2日間、思いっきり自分のやりたいことを表現できて、なんでしょう、裏方として新たな喜びを感じた2日間となりました。
自分も音楽やってる時があって、そのころはまさ「表現」というか、考えていること、思っていることを音楽に乗せてどんなふうに伝えようか、、、なんて考えるのが当たり前でしたが、THE TOMBOYSのマネジメントを始めた頃に裏方に徹するようになり、ライブハウス神戸VARIT.の制作に関しても、自分を表現することを、極力抑えなくちゃいけない、、、みたいに感じていたところがあります。もちろんこれ、全然間違っていることだとは思っていなくて、神戸に来てくれるアーティストやTHE TOMBOYS、にこいちのアーティスト力に敬意を払うべきだと思うので、出しゃばるのではなく、できることならば「引き出す」ことが最高の仕事だと思っています。
が。笑
ロッコーデーキャンプフェスティバルを企画し、運営するにあたり、一切の妥協をしなかったんです。もちろんアテにしていた補助金が不採択だったんで、お金はないんですが、お金ないならないで、どうやったら南出の中にある「理想」が表現できるのか、、、?を考え抜きました。
ちょうど「ライブハウスデリバリー」という事業が兵庫県に採択されたこともあって、ポールステージは100%、自分たちの機材で賄えたことも大きかったです。
ぜひこのギャラリーを見て欲しいです。ハヤシマコさんの写真がいっぱい!アーティストはもちろん、雰囲気も想像して欲しいなぁ。
ダイジェスト映像はこちらです!
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そんな山イベントの週末と翌週末。今度は海にいきました。
ますはポートタワー改装前の営業最終日に企画された「HEART OF KOBE」というイベント。こちらは今までも「Kitano Airy Live」でお世話になっているクレ・ドゥ・レーブの椋木さんをはじめとした実行委員会の皆さんに、Kiss FM KOBEさんと共に神戸VARIT.も関わらせていただき、ラジオの生放送と生配信という、僕らにとってまた新しいことに挑戦した機会となりました。
出演は「Kitano Airy Live」にもご縁のある今村モータース、門脇更紗。そしてKiss FM KOBE制作でデパペペ、→Pia-no-jaC←の4組。残念ながら緊急事態宣言の延長で来場いただくことは叶いませんでしたが、チームが一丸となった素晴らしいイベントだったと思います!
その翌週、10/2(土)はマリンピア神戸 さかなの学校で「SEA SIDE VARIT.」です。こちらには近石涼、青に晴れるという2組が出演。めちゃくちゃ素晴らしいお天気で、絶景を前に音楽を届けられる神戸。素晴らしいじゃないですか。。。
こちらは「まちなかアート事業」の1つとして開催させていただきました。ロッコーデーキャンプフェスティバルで披露してもらった「近石涼×青に晴れる」での演奏も。このコラボ、好きなんよねぇ。
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こうやって山やって、海やってる間にも別企画を進めていたわけで。。。
そう。「078KOBE MUSIC FES」です。とうとう街です。笑
2017年から実施している078KOBEですが、今までは「みなとのもり公園」や「メリケンパーク」で大型イベントとして開催していました。が、このコロナ禍の中、リスクを少しでも下げたいという思いもあり、2021年はライブハウスを使ったサーキットイベントにすることにしました。
そして今回、白羽の矢を立てたのは、、、VARIT.で制作の仕事もしているSLMCT(元Slimcat。海外レーベルからのリリースを機に改名しました。)のベーシスト、マサラ。VARIT.と太陽と虎、ART HOUSE、そしてシアターエートーの4会場を使ったサーキットフェスの制作を全てやってみないか?と。バンドもお客さんも20歳前半をターゲットに出来るような、、、そんなイベントを開催しようと思ったら、僕らの世代よりも同世代が制作した方がいいに決まってる、、、。笑
そして、3ライブハウス+劇場に加え、10月にオープンした「パイ山」改め「さんきたアモーレ広場」でも音楽なんかがあったらいいんじゃない?神戸・三宮の玄関口で音楽。考えただけでも最高やんか。笑
と思って企画考えてたら、警察からの大々的な指導が。。。
「ここは道路。ここで音楽しなければいけない理由、ある?」と聞かれて、返答に困っちゃった。苦笑
確かに。。。笑
でも、2004年〜2005年にかけて、ファンキーパンキーという盟友と共にパイ山ストリートライブを週3日のペースでやって来たものとしては、どうしてもやりたい。。。
最終的に、いろんなやりたいことを削りに削って、、、警察の指導を受けながら、何とか「やれる」という状況に漕ぎ着けました。。。
こちらでは音楽に加え、ダンス、そしてアート作品の制作と展示も行ないます。
そしてそして、、、!南出はお笑いのこと、全然わからないんですが、THE TOMBOYSのGGワカナのアイデアも借りまして、吉本興業さんにアタック!音楽とお笑いの融合にも挑戦しています。週明けには詳しく情報を出せるかと思いますが、もうちょっとお待ちくださいね〜。
(↑現在公開しているタイムテーブル)
そしてそして、実は078KOBEっぽいこともしているのです。
あのNECさんとオンラインミーティングを重ねながら、FORESTISという仕組みを使い、「078KOBE MUSIC FES」のLINE公式アカウントを作成。チケットの申し込みやメッセージのプッシュ送信、アーティスト情報などの掲載やオススメアーティストの紹介、当日の人流解析(人数制限など)も行なっていきます。
南出やマサラ、そしてこの打ち合わせに参加している村上は、現場サイドとして「こんなこと出来たらいいな!」ということを伝えていくわけですが、それをNECの優秀な方々が1つずつ解決していってくれるっていう、、、。こんなオンライン会議、面白くないわけがない!笑
正直、なかなかオンライン会議は苦手なのですが、このNECさんとのオンラインは、、、ちょっと楽しみっていう。。笑
23歳以上は1,000円。22歳以下は無料というチケット(ドリンク代は別途600円いただきます)。このチケットの申し込みはLINE公式アカウントからなので、ぜひ以下のリンクからお友達になってもらい、チケットのお申し込みをしてくださいね!多分チケットのお申し込みは10/27(水)までだったはず!
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そして現在、兵庫県立舞子公園で11/21(日)に開催する、ということだけ発表している「MAIKO MUSIC JAMBOREE」。また海へ!笑
KOBEアート緊急支援事業として開催します。はい。「ロッコーデーキャンプフェスティバル」で不採択だった補助事業です。笑
こちらはコープこうべさんと神戸新聞事業社さん、そして弊社アームテックパブリシャーズの3社で「MAIKO MUSIC JAMBOREE実行委員会」を組織し、企画運営していきます。南出、実行委員長なんですが、そんな感じ、全くしないですが。笑
コロナ禍で考えたこと。プロとアマチュアが入り混じって、子供たちがプロの演奏を身近に聴くことが出来る状況づくりを積極的にやりたいなぁ、と思っていて、この「MAIKO MUSIC JAMBOREE」はその一環として捉えています。
芝生の上でゆる〜りと過ごしてもらいたいなぁ。キャンプ感をどうやって入れ込んでやろうか、、、!と考えてたんですが、舞子公園って風がとても強い時があるんですって。安全のことを考えて、今回、個人的なワガママは引っ込めときます。笑
来週10/27(水)に第一弾アーティスト発表をしますので、お楽しみに〜!嬉しい人は、めっちゃ嬉しいはず、、、なアーティストです。笑
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こうやってイベントのことばっかり書いてみましたが、実はこの夏から3アーティスト、レコーディングし終えまして、まずは「もえ子」の4曲入り「ひとりあそび」を10/10に配信リリースしました。
今、一番南出のココロに、グッと突き刺さる歌であり、歌詞を持つアーティストかも知れません。っていうか、多分、そう。
「だけの日々」という歌があって、ちょっと、歌詞、借りますね。
なんか重たくなって
切り捨てたこともあるんだ
言う気なんてなかった
少し溢れただけ分かるだろう?
やる気のない情熱みたいな
叶わない夢みたいな
誰にとってもどうでもいいとか
ちょっと思って泣きたくなった
正しい人になりたいから正しいことを考えた
そしたら全部分からなくなって
あの人さえも嘘っぽくてさ
いらいらいらいら嫌いになるばかり
ばかりの日々だ
本当は全部素直に素直に
抱きしめたいと思っているだけ
だけの人が送るだけの日々なんです
(もえ子「だけの日々」)
ライブハウスでね、もえ子のこの歌を2020年6月に聞いた時、ほんとうに泣けて来てしまって。コロナ禍。押し寄せる悩み。経営者として自分はスタッフの子達をどう守っていけばいいのか?自分は何をするのが正しいのか。そんな心の中を、若干19歳のもえ子に見透かされたように感じ、でも全然恥ずべきことなんてなくて、心を綺麗にしてもらった。。。そんな気持ちになったんです。
「彼女の歌をもっと多くの人に聞いてもらいたい」
2020年の夏は、普段弾き語りで歌っている彼女の歌に、バンドサウンドを、、という考えで動いていました。同世代のミュージシャンたちでなんとか表現できないものか、、、と。
でもうまくいかなくって。。。
そして2021年3月。「私」という歌と出会います。また引用してみますね。
リボンが歯痒いのは私が女じゃないから
花の名前が気になるのは私が女になるから
ピンクが嫌いになったのは
私が女だと知らされたから
(もえ子「私」)
これは今すぐに世の中に知って欲しい、、、!知るべきだ、、、と思ったんです。
だから今回レコーディングした4曲は全て彼女の弾き語り。それだけで充分に「伝わる」ってこと。これが本当にすごい。
一度、聞いてみませんか?
歌詞だけを紹介すること、もえ子に怒られると思います。笑
音楽と歌詞が一体になってこそのもえ子の歌なので。でも、、、ちょっとしたきっかけくらい、あってもいいんじゃないかなぁ、、、と。無断で紹介。笑
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ぎゃっ!めっちゃ長くなっちゃった!!!
こんな中、まだまだ色々やってますので、、、またnoteで紹介させてください!
ではでは〜!
※トップ画像はこんなバタバタしている中、時間を見つけて行った「釣り→キャンプ=ゆーキャン」の一幕。丸と(笑)。釣り堀なんですが、このメジロのヒキは強力やった〜!こんなヒキ、感じたら釣り人たちは辞められないんだろうなぁ?この後、下半身が筋肉痛になった釣り3回目の南出でした。笑
今思いついて、YouTubeに限定公開でアップロード!笑 このnoteからだけね?笑
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