研究室選びで、研究内容より大切なこと

パリスパです!

僕は、大学で理学系の化学を学んでおり、
大学院(修士まで)に行っていました!

約3年半研究室生活を送って、
研究室を決める時に大切なことをお伝えしたいと思います!

もちろん、研究したい分野が明確であったり、
好きな先生がいてそこに入りたいという人は
それでいいと思います!
しかし、実際はそういう人ばかりではないと思います。
(僕の体感では、どうするか悩んでいる人の方が多い印象です)
そのような人は、ぜひ参考にしてみてください!

①研究室の下調べ


まずは、自身の学科の研究室のHPを調べてみましょう!
ここでは、「ざっくりこんなことやっているんだ」
ということと、
論文投稿や学会の賞などの実績を見ておくと良いです
ただ、研究内容というものは非常に専門的で難しいです。
HPを読むだけで全てを把握することは不可能なので、
なんとなく分かれば大丈夫です!

②研究室見学は可能な限り全て行く


下調べをしたら、学科の研究室はできれば全て回ることをお勧めします
絶対行くつもりのない研究室も見学しておきましょう
なぜなら、最終的にはいくつかの研究室を比較して決めるので、
その判断材料は多い方がいいからです
その他にも理由がありますが、それは次に書きます

③研究室見学で教授に質問しておくこと


見学に行ったら、先生と学生の両方と話しておきましょう
その中で、教授に質問しておくことは、次のようなものが挙げられます

  • HPで調べた時に沸いた、研究に関する質問

  • 主な就職先(推薦などあるかも聞いておく)

  • 修士課程や博士課程に進学する割合

  • 学会参加の頻度や、論文投稿の本数

  • コアタイム(研究室にいないといけない時間)の有無

  • 教授が学生に求める、研究に対する姿勢

また、教授以外にも先生が要る場合、お願いして全員と話しておくとよいです
研究室生活が始まると、担当テーマによっては一番上の教授よりも、
准教授や助教授と一緒に研究することが多くなる場合がよくあります
先生との相性を見るためにも、全員と話しておきましょう!

④研究室生活で学生に質問しておくこと


次に、研究室の学生に質問しておくことを挙げていきます

  • 平均滞在時間

  • 就活はしやすい環境なのか

  • 学生のプライベートでの関わり(ご飯や旅行など行くことがあるか)

  • 他の研究室の雰囲気や特徴など

    特に、最後のほかの研究室の話をすることは非常に重要です
    自分自身の研究室は、あまり悪く言いたくなかったり、
    そもそも長くいすぎて変なことに自覚がない場合が多かったりします
    そのため、特に希望している研究室について他の研究室見学で
    「〇〇研究室ってどんな感じですか?」
    と質問して、第3者視点でどのような印象を持たれているかを確認しておきましょう
    教授が変わっている、学生の仲があまりよくない、コアタイムがあるけど全然それ以上研究している
    など、意外な情報を手に入れることができるかもしれません!
    この他者から見た自分の行きたい研究室の印象を聞くためにも、
    できるだけ多くの研究室に見学に行くべきなのです!!

⑤行く研究室を決めるときのポイント


最後に、研究室を決めるときのポイントをお伝えします!
まず、なんとなくの直感は大事にしましょう!
教授や学生と話した感覚が良かった研究室は、自分にあっている可能性が高いです!
また、研究で実績を挙げたいのか、また就活は頑張りたいかなど、
研究室生活で自分がやり遂げたいことにあっているかも大切です!
研究内容については、少しでも興味が持てれば、なんだかんだやっていきます
強いこだわりがある人以外は、あまり気にしなくてもいいと思います!

まとめ


研究室生活は、研究をするためのものではありますが、
人間関係などそれ以外の要素が非常に重要です
研究室を決める前に、しっかりと調査して、
後悔のない研究室を選べるように努めましょう!!



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