キミオアライブ(2020年8月31日)
おはようございます。
森貴史です。
愛知県で、お笑い芸人として活動をしている者です。
いつも沢山のコメントやスキを頂けて、本当に感謝しております。
◆◆
さて、ご存知の方も多いと思いますが、
『月刊少年マガジン』で連載中の「キミオアライブ」の作者である漫画家・恵口公生さんが8月19日に、23歳という若さでご逝去されたことが発表されました。
「キミオアライブ」は、やりたいことが多すぎる少年が、夢に向かって突き進む中で出会った仲間達と青春を駆け抜けるお話。
ネットでは〝主人公キミオは、先生そのものだったのかも〟という声も見られました。
僕がこの作品と出会ったのは、Twitter上。
新型コロナの関係で書店で宣伝出来る機会
を失い、連載終了の危機に瀕したところ、
作者のアカウントの一番上に第一話を丸々固定し、次いで出版界の厳しさと、まだまだ終わりたくない想いを込めたエッセイ的な漫画を日々投稿していました。
その結果、売り上げを大きく伸ばすことに成功し、二巻の初動売り上げ次第ではどうなるかまだ分からない……と、僕ら読者側も希望を抱き始めた矢先の出来事でした。
◆◆
以前行っていたSHOWROOMアプリの生配信で、僕は「2021年に間違いなく流行る漫画」にこの作品を予想しました。
それ以降SNSでこの漫画が話題になる度に嬉しくなり、一巻は勿論のこと、二巻も発売して直ぐに購入しました。
架空の人間とはいえ同じ夢を追う者同士、見てみたくなったのです。ひたむきに真っ直ぐ道を走り続けた主人公の行く末と、この物語の結末を。
◆◆
ネット上では、作者の死因について様々な憶測飛び交っていますが、そんなものどうでもいいです。
ただ、この誰もが誰かに監視されているかのような生きづらいギスギスした世の中で恥ずかしげもなく、
「やりたいからやるんだ」
と、真っ直ぐな瞳で言った少年がそこにいた。ただそのことだけ、心に留めておきたいです。
この話は、ここで終わりです。
僕は僕の夢に向かって突き進みます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?