〜マンション購入記〜住み替え編⑥：戸田公園散策
物件調査やすんで埼玉などの発信で戸田へのモチベーションが高まるなか、川口元郷に続いて戸田エリアを散策してみることにしました。
戸田公園駅
戸田公園エリアには車で行くことが多く、駅に降り立つのは久しぶりです。自宅の最寄り駅から10分弱ほど都内に近くなります。
たかが10分、されど10分。毎日の通勤において朝の10分は貴重です。駅近の物件にすれば合計15分は通勤時間が短縮できます。これは大きい。
荒川リスクが物件価格に織り込まれている限りは個人的にはメリットの方が大きいと感じました。
ホームから階段を降りると、なんと日高屋が！
えっ、ここ改札内じゃん。すごくない？
こんなの独身だったら毎日使ってしまう…笑
お昼ご飯を決めてなかったのでサクッと日高屋でランチ。駅柄か子ども連れでも違和感なく使えました。店内に改札があってレジ横から直接外に出られることに再度びっくり。
駅にはビーンズとサミットがあり、必要十分。
私たちの戸田公園駅の第一印象は
「なんだ、全然便利じゃん」
でした。
妻は無印良品が入っているのが嬉しいようです。
駅から歩き出すとほどなく住宅街になり、駅周辺の商業施設は少ない印象ですが、全体的に穏やかな空気で治安は良さそうです。通行人や自転車の交通量がさいたま市内より少なく、ゆとりを持って歩けました。
戸田公園駅では以下のマンションを見ました。
プラウド戸田公園マークス
見に行ったというか駅から歩き始めたら見えたというか笑
駅徒歩1分はまさにマークスという名を冠するに相応しい…のですが、最寄り駅のマークスと比べるとかなり小規模で正直あまりランドマークらしさは感じませんでした。
とはいえ駅徒歩1分は正義なので価格によっては候補にしたいと考えていましたが、残念ながら売り出しナシ。
私が物件見始めてから一度も売り出しない気がします。
（マンションレビューに掲載されている直近売り出しは2020年）
グランシンフォニア
今回のお目当て。
戸田公園にはこれを見に来たと言っても過言ではないです。
刃牙の言葉を借りるなら
「デカアァァァァァいッ 説明不要！！」
なマンションです。
徒歩8分と駅近という程ではないのですが、総戸数1000戸弱という圧倒的なスケール。
最寄り駅はタワマンが多く板状の大規模マンションが少ないので、現地で見た時は「うおー、マジでっけー」と一人で盛り上がっていました。
建物が大きいだけでなく、広大な敷地を利用して樹木の間を散策できる公開空地を設けているなど緑が豊かな雰囲気がとても良いと感じました。
住民専用ならなお良いなと思っていたのですが、中庭もあるらしい。最高かよ。
共用設備も充実していて、ロビーにパン屋もあるらしい。最高かよ。
これだけ戸数があるにもかかわらず敷地内の駐車場は自走式。最高かよ。
大規模ゆえに売り出しは常にあり、当時でおよそ4千万後半から5千万中盤ぐらいのレンジでした。
この価格帯は非常に悩ましく、戸田公園に移住したらここに住める！という期待と、住み替える頃にはさらに価格が上がって予算オーバーになっちゃうかも？という不安を同時にもたらしました。
結果的には半分アタリという感じで、2024年の今でもギリギリ5千万以下で買えますが買える部屋の条件は悪くなりました。グングンと言うほどではないですが市況と合わせて価格が伸びています。
前面に下前公園という公園があるのも気に入りました。現地調査後に子どもと遊びながら、ここに住んだら楽しそうだなというイメージが湧いたのが思い出深いです。
プレミスト戸田公園
グランシンフォニアから東方向に5分ほど歩いたところにあるマンション。
現居と同様に駅徒歩15分弱かかるため立地としては弱く、かつ最短ルートではグランシンフォニアを横目に通過するという微妙な心理的デメリットがあるものの、豊かな植栽を設置したエントランスアプローチや中庭、共用施設に生花を使用したフォレストサロンを設置するなどコダワリのある物件で個人的にかなり気に入りました。
フォレストサロンは画像でしか見たことありませんが、本と植物があるラウンジで私の嗜好にドンピシャです。たまりません。
この物件は自分の住み替えたい理由を体現しているマンションと感じました。
現居と同じぐらいの駅徒歩距離であり、決してマンションとして優れている立地ではないでしょう。
一般的な数値上のスペックではグランシンフォニアに勝てる要素はありません。
ですが、このマンションは「選ぶ理由」があるマンションだと思いました。
他人に「なんでこの家にしたの？」なんて聞かれることはあまりないと思いますが、他にも選択肢がある中で、それが個人的な物でも選ぶ理由があることは大事なのだなと思いました。
今までマンションの植栽をそこまで気にしたことはなかったのですが、プレミスト戸田公園をきっかけに植栽が豊かで中庭があるマンションに惹かれるようになりました笑
レーベン戸田公園 THE RESIDENCE
プレミスト戸田公園のすぐ向かいにあるマンション。
そうです、プレミスト戸田公園は前建てされてしまったのです(ﾉД`)
北側に駐車場スペースを取っているので壁ドンというほどではなく採光面は問題ないですが、プレミスト戸田公園の眺望は失われてしまっていることでしょう。
さて、そんなプレミスト戸田公園住民の怒りを買ったかもしれないレーベン戸田公園ですが、コンクリート仕立てのガラス張りのエントランスとシックな感じを押し出しており、こちらもかっこいいデザインと感じました。
私は近年のレーベンのマンションを初めてみたのがこのマンションでしたのでかなり特徴的に感じましたが、レーベンは全体的にシックでゴージャスなデザインで統一している印象です。パッと見でレーベンのマンションだな、とわかるデザインをしています。
私は植栽が豊かで中庭があるマンションが好き（になった）なのでプレミスト戸田公園の方が気に入りましたが妻はレーベンのデザインが好みのようでした。
なお、どちらも立地、規模感、築年数がほぼ同等ということもあり、同じような価格で売り出されています。
その他
今回のタイミングでの現地調査はしていませんが下記のマンションは候補にしていました。
シティテラス戸田公園
クレアホームズ戸田公園
パークホームズ戸田公園
ビィオルド戸田公園
シティテラス戸田公園は駅遠物件ですが専用シャトルバスがあることで駅遠のデメリットがカバーされていることや住友不動産分譲のシティシリーズが予算内で検討できることは魅力的でした。
今回の物件調査で、駅からの距離が遠かったり周辺に戸建てがあるエリアのマンションを検討する際は価格や築年数以外の特徴や戸建てには無い魅力がある物件を選ぶことが大事と感じました。
魅力は人によって様々なので、実需であればデザイン、ランドプラン、共用施設など自分の趣味嗜好に合ったものでも良いと思います。
上記でいうとプレミスト戸田公園などは、駅から遠いし戸建てで良いじゃんと言う人もいると思います。
ですが、あの規模の中庭やサロン（ラウンジ）は戸建てで実現することは難しく、マンションの共用設備だから実現できるランドプラン、魅力ある居住空間と思っていて、そこに価値を感じる人もいると思います。
そのようなマンションであれば立地が弱くても居住満足度が高いですし、売却する時も価格以外のアピールポイントになると思います。
なんだかプレミスト戸田公園の愛を語ったような回になってしまいましたが、総じて戸田公園は魅力的なマンションも多かったですし、日常生活の買い物利便性は問題なさそうで街の雰囲気も良いと感じました。
妻はまだ何とも言えないものの、暮らしやすそうなイメージは持てたようでエリアを変える場合は戸田公園が良いかもとのこと。
ただ、やはり住み慣れたさいたま市を離れることは抵抗があるようで、引き続き最寄り駅周辺の物件はウォッチしつつ情報収集を続けることにしました。
戸田、北戸田についで書こうと思っていたのですが長くなってしまったので次回にします！