〜マンション購入記〜一次取得編⑦:価格交渉、そして契約へ…?
検討していた物件の価格更新。そこからの仲介担当の猛プッシュと他の候補物件が次々と消えていく焦りの中、購入することを決めました。
買い付け申込書を記入するために、来店日時を調整。
買い付け申込書とは、売り主に物件の購入意思を示すものです。
正式な契約書ではないため、契約前であれば破棄してもペナルティなどはありませんが、原則、買い付け申込書の提出をもって売り主や仲介業者など各関係者が契約締結に向けて動き出す重要な書類です。
買い付け申込書には購入希望金額を記載する欄があり、価格交渉をする場合は買い付け申込書へ希望金額を明記する必要があります。
担当者曰く、先日価格更新されたばかりのため価格交渉は難しいとのこと。
たしかに、更新後の価格は適正範囲かつ室内状況も良かったのですが、持ち家は室内設備の修理・交換は当然すべて自費になります。
築年数を考慮すると、主要設備が入居後早々に壊れてしまう可能性があることを危惧していました。
特に、候補物件は交換となった場合に数十万はかかるであろう主要設備があり、その耐久年数が概ね10数年であることが大きなネックでした。
また、最近の分譲マンションではほぼ装備されている、ある設備がないことも気になっていたため、せめて端数切りは希望したい旨を担当者に伝え、買い付け申込書を提出。
その翌日、担当者から申込書の内容についてお話したいとTELあり。
売り主から指値は受け入れられないと回答いただいたとのこと。
色々話し込んだので詳細な内容は忘れてしまいましたが、この場はこれ以上やりとりしても空中戦になりそうだったため、ここは一旦引いて少し時間を空けようと思い保留に。
その翌日です。
このタイミングで、こんなあからさまに嘘だとわかるようなクロージングをしてくるのか。
でも、万が一嘘ではなかったら…
考えても仕方のない思いが堂々巡りしていましたが、満額で買っていいかどうかだけを考えることにしました。
「わかりました。明日には回答します」
妻とも相談して一晩じっくり考えた結果、相場どおりではあることと、希望条件には合致していたため、満額で購入する決心をしました。
しかし、そのまた翌日。
購入意思は固めたものの、SUUMOのチェックは続けていました。新着物件を眺めていた、その時。
「同じ物件で他の部屋の売り出しが出てきた!?」
次回、颯爽と現れた超新星(?)がダークホースとなるのか。
最後の検討と契約締結、一次取得編完結予定です。