各種大会で大活躍!隕石×世界最新構築解説!
はじめましての方ははじめまして、本記事執筆者のともと申します。
今回はタイトルにもあるのですが、以前話題になった隕石と世界の混合構築、通称"隕石世界"を解説させていただきたいと思います。
この記事を書いている間に今年の全国大会(WGP2021)で隕石世界が優勝していた事に驚きを隠せませんw
(本記事で紹介する構築とは内容が異なります。)
因みに、私は隕石世界は昨年の11月末から使用しており
VMC1位×1
VMC3位×1
国家王
CS4位×1
CSベスト8×1
とまずまずの戦績を収めています。
有料になっていますが、全文無料で読めますので投げ銭感覚で記事を買っていただけると今後の執筆活動のモチベーションに繋がります。
今回初めてのnoteの執筆なので、見辛い部分があるかと思いますがご了承ください。
余談ですが、
ホントはYouTubeのLiveで質問に答えながら本記事で紹介する内容を全て解説する予定だったのですが、
私の体調が絶不調な為にしばらく動画活動が出来なくなってしまい、本記事はその予習という感じで一読して頂けると幸いです。
YouTube Liveでの解説は体調が回復次第、必ずやりますので
興味がある方は下記リンクから私の運営しているYouTubeチャンネルにアクセスお願いします。
(5/14(土)の夜9時から配信します。)
▼YouTubeチャンネル「ヴァンがライフ」
前置きが長くなってしまったのでそろそろ本題へ行きます。
本記事では
最新の構築と自由枠、採用候補カード
考え方、回し方
マリガン
対面別プレイ
現環境での評価
を解説させていただきますのでよろしくお願いします。
構築、自由枠、採用候補カード
ライドデッキ
柩機の獣フォーヴィ
柩機の兵ルーチス
柩機の兵キュビジア
グラビディア・ネルトリンガー
メインデッキ
グラビディア・ネルトリンガー 3
グラビディア・バクビリート 4
グラビディア・ルルイーク 3
フォーリング・ヘルハザード 4
蝕まれる月光 1
グラビディア・オルゲイユ 4
ヴァイオレート・ドラゴン 4
ニートネス・メテオシャワー 7
柩機の竜 バルビゾンデ 4
極光戦姫 ルールス・イエロー 4
アメリオレート・コレクター 3
柩機の姫 ナビレム 4
無窮の星竜帝 エルドブレアス 1
自由枠カード
ニートネスメテオシャワー(7枚目)
採用候補カード
グラビディア・シャーゴ
グラビディア・ルルイーク(4枚目)
最近私が使っているのは上記の構築ですが、
もちろん環境が変わればこの構築から若干採用カードを変化させた方が勝ちは拾いやすくなります。
じゃあどこを替えるんだ?って話になるのですが、私の場合は上記の採用候補カード2種のカードをどちらか1枚採用するのがベストだと思っています。
・グラビディア・シャーゴの採用
グラビディア・シャーゴ(以下シャーゴ)は同型含めネルトリンガーが環境で流行ってきた時の対策カードとして採用します。
ネルトリンガーミラーでの負け筋は隕石切れによるLOが大半占めていて、
デッキを理解している人同士の場合、6ダメージ与えて勝つゲームというのは実はそこまで多くないです。
つまり、隕石カードをデッキに戻せるシャーゴが絡むかどうかがミラーマッチでは重要になります。
かといって入れすぎるとこの構築の強みを消してしまうので、採用するならデッキパワーが落ちない程度の1枚採用がベストです。
・グラビディア・ルルイークの採用
グラビディア・ルルイーク(以下ルルイーク)の4枚目を採用する事でより押し付け性能が上がります。
特に2ターン目にルルイークを2面展開するのがとても強力で高確率でどちらかのルルイークのアタックはヒットします。
(2ターン目、蝕まれる月光プレイ時キュビジアのスキルでルルイークにパワーを振り、パワーを振っていないルルイークの後列にトークンを出す為)
相手にダメージを与えにいきつつ、速い段階でデッキ圧縮を行えるのでネルトリンガーのドライブチェックでのトリガーヒット率を上昇させる事ができます。
また、手札的に3ターン目隕石5カウントを達成出来そうにない時にルルイークをヒットさせにいくことで無理矢理条件達成させる事もでき、事故防止にもなります。
ルルイークを3枚にするか4枚にするかは好みの域なので試してしっくりくる方を選んでみてください。
考え方、回し方
このデッキは2ターン目から速攻を仕掛けていき、おまけでデッキから隕石をセットして早期にデッキ圧縮を行い、3ターン目以降のネルトリンガーを強く使うことを目指します。
先攻後攻問わず4ターンキルを目指し、後攻なら最速3ターンキルも視野にゲームを組み立てていきましょう。
それではここからはゲーム中によくある展開例を見ていきましょう。
(よくある展開例1)
この画像ではキュビジアのパワー+5000をルルイークに降っています。
この展開は手札に隕石orネルトリンガーがなく確実にルルイークをヒットさせて隕石のカウントを稼ぎたい時に行う事が多いです。
Vは15000シールドで守られてしまいますが、ルルイークをヒットさせる方が優先なので問題ありません。
ここでクリティカルが捲れるとかなり優勢になります。
(よくある展開例2)
この画像ではキュビジアのパワー+5000をVに振っています。
この展開では3ターン目ネルトリンガー登場時と隕石カードプレイによって隕石カウントが5以上達成できる且つ後続のネルトリンガーを抱えている時に行う事が多いです。
V、ルルイークどちらかを当ててダメージを稼ぎ、ネルトリンガーの5枚モードを強く使う目的でこの展開を行う事があります。
どちらも通ればかなり優位にゲームを展開する事ができます。
(よくある展開例3)
2ターン目の1番強い動きです。
最低限どちらかのルルイークをヒットさせたいので単騎のルルイークにパワーを振っています。
こうする事で単騎のルルイークは10000要求、2ターン目だとカードを2枚使うor15000シールドのトリガーでないと守れないラインとなり、もう片方も20000要求で相手のダメージトリガーが乗らない限り大体通ります。
この展開は3ターン目から強く動いてくるバスティオンやニルヴァーナといったデッキに対して後手を取った時にワンチャンスの後手3キルを狙う為に行う事があります。
また、こちらが先攻で1ダメージ貰えた時に手札にルルイークが2体揃っていればこの展開を行い、より優位にゲームを進めていきます。
(よくある展開例4)
ここから3ターン目以降の展開例になります。
この展開は、他アタッカーが引けていないが前ターンに展開したルルイークが場に残ったときor前ターンにルルイークが除去などで場を離れたが追加のルルイークを引けた時の展開例です。
トークンブースト付きの大きいパワーラインを作る事は変わらず、トリガー効果をルルイークに集約させる事でルルイークを確実を当てにいき、次ターンの5枚モード条件の達成、デッキ圧縮を狙っていきます。
アタッカーが引けていない時は、無理に展開せずトークンブーストと5枚モードを利用して質の高い2パンを意識しましょう。
(よくある展開例5)
この展開は前ターンに展開したルルイークが何かしらの方法がで盤面から離れた時の展開例です。
展開例4と同じで、他に要求が出せるカードが無いなら無理に展開は行いません。
バクビリートのプレイを見越してドロップゾーンに隕石が1枚ある状態を作れるとベストです。
(よくある展開例6)
2ターン目に出したルルイークがリアガードに残った場合はこのような展開をする事があります。
こちらが後攻なら相手は3ターン目に何かしらユニットを展開して場に残っている事がほとんどなのでバクビリートは単体18000、オルゲイユのブースト込みでダメトリ1枚はケアできるパワーになります。
どちらも15000要求なのですが、ルルイークはなるべくヒットさせたいのでトリガー効果は全てルルイークに与える事が多いです。
(よくある展開例7)
4ターン目からはこの展開を目指し、4ターンキルを狙います。
ペルソナライドが絡むとこの展開だとバクビリートのパワーラインが43000と非常に高く、トリガー1枚で63000までパワーが上がるので超トリ1枚では止まりません。
また、4ターン目になればダメージもある程度入っているのでVは守ったけどクリティカル1枚捲れてRのクリティカル3が止まらなくて、そのまま勝ててしまう事もあります。
4ターン目以降、ルルイークのラインはサブの打点として使います。
反対側の大きい要求を守られた時に備えて隕石カウントを1つでも多く稼ぐ目的でアタックを当てにいきます。
(特殊なプレイ(ドローゴー、点止め)時の対応)
このデッキはCB1の出力が他デッキと比べて非常に高いため、こちらが先攻の場合はドローゴー(アタックせずターンエンド)される事がしばしばあります。
ドローゴーの狙いとして、CBを与えない事で守護者などの受け札を引き込む時間を稼ぎより安全に自分の展開に持ちこんでいきます。
ここでネルトリンガー側が注意するのは、
・前列にリアガードを展開しない
・Vはブースト付きでアタックする
・安易に月光をコストで切らない
の3点です。
(ドローゴーされた時の展開例)
このようにV裏に何かしらユニットを置いて手札消費1枚で止められないように立ち回ります。
ここで最適なのがパワー8000のオルゲイユです。
そしてリアガードを前列に出さない事でVへのアタックを誘導します。
殴って来なければ相手の手札は増えませんし、メテオシャワーによるドローでアドバンテージ差がどんどん開いていきます。
更にダメージゾーンに隕石が送られる心配がなくゲームを通してデッキの隕石をほぼ全てオーダーゾーンに置ける試合となり、3ターン連続で5枚モードも可能なのでこちらとしては美味しい展開です。
蝕まれる月光ですが、CBを止められたからといって早々にコストにするのはNGです。
このデッキはトークンブースト付きの大きいパワーラインを作れる事が強みで、逆を言えばパワーはある程度トークンに依存しています。
4ターン目にプレイ出来るように立ち回りましょう。
マリガン
このデッキのマリガンは先攻・後攻でキープしたいカードが異なります。
相手のデッキが何か解らないという前提で解説します。
(先攻時の抱えるカードの優先度)
ネルトリンガー>オルゲイユ>ルルイーク=シャワー>ヘルハザード>その他
こちらが先攻をとった場合、相手がドローゴーしてくる事も視野に入れてマリガンを行います。
(ネルトリンガーは先攻後攻関係なく最優先キープです)
ドローゴーされるとゲームが伸びやすくなる為、こちらとしてはあまりよろしくありません。
ですので、V裏に置ける8000ブースターのオルゲイユが重要になります。
次いで、シャワー、ヘルハザードです。
ドローゴーされると月光はプレイ出来ないので、そのプレイ枠を隕石カードで埋める事になります。
1ターン目シャワー、2ターン目ヘルハザードと置く事が出来れば3ターン目でシャワー2枚で2ドローしつつ5カウント貯める事が出来ます。
このように繋ぐことで4ターン目にトークンを展開しつつ5枚モードもしっかり撃っていく事ができます。
ルルイークですが、もし後攻1ターン目からダメージをもらえた時に強く動きたい為に1枚までキープします。
(後攻時の抱えるカードの優先度)
ネルトリンガー>ルルイーク>バクビリート=シャワー=ヘルハザード>その他
後攻では4ターンキル、最速3ターンキルも視野にマリガンを行います。
ですので、先攻の時とは違いルルイーク、バクビリートキープの優先度が高くなります。
バクビリートをキープする時はなるべく他の隕石カード1枚とセットでキープするのが理想です。
手札があまり良くなくてライドコストが渋いみたいな場面で1回だけ隕石カードをライドコストにして誤魔化す事ができるからです。
まとめると、
・先攻ではドローゴー警戒でオルゲイユキープ
・後攻なら4キルを見据えてルルイークキープ。
・バクビリートキープするなら隕石カードも1枚はキープ
が基本のマリガンになります。
ではここからは実際のマリガンを見ていきましょう。
先攻の場合
(例)
ルルイーク残し
他チェンジ
この場合、ネルトリンガーもオルゲイユも引けていないので1枚でも多くデッキを掘る必要があります。
しかし、ルルイークを戻してしまうと、もし仮に後手1ターン目に相手からダメージを貰えた時に強く動く事ができません。ですのでルルイークは残します。
メテオシャワーは他に6枚採用されているので引き直した際に引ける期待値は他カードに比べると高いので戻して問題ありません。
後攻の場合
(例)
ネルトリンガー、ルルイーク、ヘルハザード残し
他戻し
後手なのでネルトリンガー、ルルイークは確定でキープします。
この手札の場合はヘルハザードもキープします。
2ターン目にルルイークのアタックのヒットを狙うのですが、その場合デッキからヘルハザードをセット、3ターン目に抱えているヘルバザードセットで合計カウント4になります。
この置き方をする事で、ネルトリンガー登場時にメテオシャワー2枚セットで手札を増やしながら5枚モードの条件も達成できます。
他にも色々なマリガンの方法があるのですがここで全部解説していたら膨大な文章量になり読みづらくなるので、他の場合も知りたい方は後日YouTube Liveでしっかり解説しますのでそちらをご覧下さい。
環境デッキに対する立ち回り
・マグノリア(30-70)
環境デッキの中で唯一の苦手対面です。
エンピックスの選ばれないスキルによりこのデッキの武器である退却が実質不可、アタック回数を稼ぎながらインレットパルスのドローで守護者のアクセスが容易、後ろ寄りのプレイをしてもリソースが尽きづらいと苦手な要素がてんこ盛りです。
こちらが目指すのは4キルです。
(こちら先攻で後攻2ターン目までドローゴーされた時は5キル)
長引けば長引くほど勝ち筋が無くなっていくので早期にデッキ圧縮を行い、5枚モードで上振れる確率を少しでも上げるように意識するのが1番勝ちやすいです。トリガーユニットや守護者もブースターとしてコールする前のめりなプレイを行う事もあります。
・バスティオン 先攻(80-20) 後攻(60-40)
バスティオンは盤面をG3のユニットで埋めて戦うデッキでそれらに除去耐性もありません。
キルターンもこちらの方が早いので有利対面です。
バスティオンは素直にVをアタックしてくれるデッキなのでドローゴーされる事は少なく、こちらが先攻の場合は順当にプレイするだけで勝てる事が多いです。
バスティオンが先攻の場合は3ターン目バスティオン側がどれだけ上振れるかで勝敗が決まる印象です。
バスティオンが先攻の際に意識する事は、2ターン目にルルイークをしっかりプレイする事です。
ルルイークをヒットさせ、隕石カウントを稼ぎつつ早期にデッキ圧縮を行い守護者やヒール含めたトリガーの期待値を上げましょう。
隕石カウントを早い段階で稼いでおくことでネルトリンガーの登場時にシャワー2枚セット2ドローで守護者を引きにいくプレイが可能になります。
・カイリ(60-40)
純カイリ、友達カイリ共通でリアガードを展開するデッキタイプなので比較的有利対面です。
ただバスティオンと違いドローゴーの選択肢があり、バウンスギミックで盤面の数を調整できるのでバスティオン程簡単に勝てる対面ではありません。
カイリ対面では退却ギミックが無いのでしっかり盤面を埋めて少しでも大きいパワーラインを作る事を意識します。
こちらのトリガー次第で相手に大量の手札を使わせるかそのまま手札のガード値を貫通して勝つ事も少なくありません。
・ニルヴァーナ 先攻(70-30) 後攻(60-40)
ニルヴァーナも素直にVを殴ってきてくれるデッキタイプなので比較的やりやすい対面です。
立ち回り方としてはバスティオンとほぼ同じで、4ターンキルを目標に早期に隕石カウントを稼ぎつつデッキ圧縮を行いトリガーの期待値を上げるようにします。
4ターン目からはマハーニルヴァーナのバーンが飛んできますが、こちらはデッキ圧縮を行っているのでダメトリを踏ませて受けるプレイも可能です。
最近のニルヴァーナはエスペラルイデアという退却に対しての回答札が4枚採用されており、それを探すレツジも採用されている構築が流行っています。
イデアのパワーは高くこちらとしては厄介なので、バーンでダメトリを踏ませて要求値を誤魔化すか守護者を複数引きにいって凌ぐかの2択になるので、早期のデッキ圧縮はやり得です。
・ブルース 先攻(75-25) 後手(50-50)
先攻なら有利、後攻なら五分五分といった相性です。
ブルース対面では、先攻なら4ターンキル、後攻なら3ターンキルを意識しつつ、自分のダメージを見てダメージを受けすぎないように立ち回ります。
こちらが先攻の場合、ブルース側が不用意にダメージを与えると一気呵勢前に隕石5枚モードが2回飛んでいくのでブルースが動き出す前に決着します。
ブルース側はこれを避けるためにドローゴーせざるを得ません。
ドローゴーされた時は前述したとおり、ブースト付きV単騎で要求を取りつつVへのアタックを誘導します。
こちらが後攻の場合は、2ターン目から3パンするつもりで後攻3ターンキルを狙っていくのですが、ここで大事なのは後攻1ターン目からブースト付きV単騎でアタックして、より確実に1ダメージ以上入れる事です。
後攻2ターン目開始時に1ダメージ入っていれば、2ターン目に2パン又は3パンで更にダメージを与えて、相手のヒールが1回絡んでも5枚モードのクリティカル1枚でリーサルという場面を作る事が出来ます。
・極光戦記(70-30)
この対面もリアガードを展開して素直にVをアタックしてきてくれるデッキなので順当にいけば有利対面です。
先攻なら落ち着いて5ターンキルまでに納め、後攻は4ターンキルを目指します。
対極光戦姫のポイントはピュアライトが飛んでくる前のターンまでにソウルをすべて使い切り、それ以降もソウル0でターンを渡す事です。
こうする事で監獄10枚達成を大幅に遅らせる事ができ、4ターン目以降も楽に捌く事ができます。
ソウルを使い切ってもこちらのターンに使いたいコストはシャワーで作れるので問題ありません。
リアガードの収容、脱獄ですがバクビリートを優先的に監獄とRを行き来させましょう。
登場時スキルを再利用出来るのでコストがある限り隕石を使い回す事が出来ます。
手札から展開するか、脱獄で展開するかを考えながら貰うダメージを調整していく感じでゲームを進めれば勝ちやすい対面です。
・ミラー 先攻(45-55) 後攻(55-45)
ミラーマッチに限り先攻後攻での有利不利はそれほど関係ありませんが、強いて言えば若干後攻が有利だと考えています。
どちらかがダメージを与えて先にCBを使って動く、5枚モードで超トリが捲れる、山札切れの3種類の方法で決着します。
デッキの理解度があるプレイヤー同士のゲームでは山切れで決着する事がほとんどです。
(全国大会決勝は隕石ミラーで2本とも山切れによる決着だったそうです。)
この対面では
・先攻後攻共にいつVを殴り始めるか
・プランの切り替え
が重要になります。
Vを殴り始めるタイミングは3ターン目の場合が多いです。
(先攻なら4ターン目から殴り始める場合もあります。)
この対面ではとにかく守護者を引き込みたいのでシャワー2枚セット+ツインドライブで守護者を引きにいきます。
こちらが先攻3ターン目から殴り始めたとして、相手が後攻3ターンに5枚モードを使ってきた場合はノーガードします。
この時点ではそれほどデッキが圧縮されていない為、ダブクリや超トリの期待値は高くありません。
守護者を温存して相手の隕石を先に消費してもらうという意味もあります。
両者ドローゴーが絡むゲーム展開になるとお互い大量の手札を抱えた状態になるので、中盤以降の5枚モードのネルトリンガーに対しては高確率で守護者を当てられてしまい通りが悪いです。
また、ゲーム終盤までゲームがもつれると隕石切れやデッキ切れという負け筋が見えてきます。
ですので5枚モードはある一定のラインまでは使ってそれ以降はデッキの中のトリガーや相手の公開札、残りの隕石カードによって続けてもう一回5枚モードを撃つか、3枚モード又は1枚モードに切り替えるかというようなプランの切り替えが重要です。
現環境での評価
8.5/10
このデッキなのですが、どちらかというとメタ(対策)デッキというポジションに近く、それでいて苦手な対面がほとんどないので現環境で使う価値は充分あると思っています。
このデッキはリアガードを展開してゲームを組み立てていくデッキや、ドローゴーがしづらいデッキに対しては高い勝率を確保する事ができます。
バスティオン、カイリ、ニルヴァーナ、ブルース、極光戦記といったデッキがこれらに該当します。
そしてこれから出てくるであろう展開系のデッキも除去耐性を持っていなければそれらにも有利になり得るデッキです。
その反面、マグノリアに対してはかなり苦戦を強いられます。
マグノリアはエンピックスによってリアガードの除去がほぼ不可能でそれに加えて毎ターン4回以上の攻撃、インレットパルスによるドロー、エルダー乗り直しや蘇生オーダーカードによるインレットパルス再利用、
と中盤からアドバンテージを稼ぎながら守護者や後続を引き込む様なゲームを伸ばす動きの再現性が高く、安定して勝つことは困難です。
VMCや個人戦のCSではマグノリアの母数が多いので安定して勝ち上がるのは少し厳しいですが、公式大会(WGP)やトリオのCSではマグノリアとマッチングする確率は個人戦と比べて低いのでそのような環境では勝ちやすいデッキだと思っています。
また、地域メタとしてこのデッキを選択するのも全然アリだと思います。
結論、
環境を読んで刺さりそうなタイミングを見計らって持ち込め!
おわり
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