公立小のクリスマス行事を他の宗教の子供は祝うのか?inカナダ
クリスマス行事はカナダの小学校なら、どこでもあるんじゃないかな~と思います。
100か国以上にルーツを持つ子供達が集結していたバーナビー市の、とある小学校は、ありとあらゆる宗教の子供がいました。
さて、このように他民族国家のカナダですが、なぜか公立小学校がクリスマス行事をすることにブーイングが起こらないので、なんでだろう?と思っていたのです。
そして、クリスマス行事のボランティアに行った私は見たのです。
ヒジャブも巻いた子や、額に赤のペイントがしてある子供など、見ればどの宗教なのか一目瞭然の子供達がサンタの登場に歓喜するのを!!!
まさに、日本人と同じ感覚なのを肌で感じました。言うならば、
楽しければ全て良し
という感覚です。世界平和にはこの感覚が必要なのかもしれません。
もちろん、眉をひそめている大人は沢山いると思いますが、現実を見て「子供が喜んでいるなら、まあいいか。」となるんだと思います。
別にキリスト教の説教とかないですしね。
パンケーキブレックファスト
さて、もう少し詳しくこのクリスマス行事のことを書きます。
バンクーバーの小学校では、クリスマスのイベントとしてパンケーキブレックファストがあります。
連絡帳に、
「パジャマを着てくること。ぬいぐるみを持ってきても良い。」
って書いてあります。大切な連絡ありがとう。
カナダの消防士さん達が、一生懸命パンケーキを焼いてくれる。
パンケーキは焦げ焦げのとか半焼けのとかもあるんです。子供は選べないからムゴイ。
私はちゃっかりおいしそうなのゲット!あ、ボランティアでパンケーキを子供達に配ったりお掃除すると、ありつけるんです。日本のホットケーキよりふにゃぁ~っとしてます、いい意味で。
サンタさんが来て、キャンディケーン(ステッキの形をした飴)を配って終了です。
まとめ
日本の宗教観は、やおろずの神とか言って、全ての物には神が宿るとか、石に縄を巻きさえすれば、拝む対象となったり、キリスト教でさえも神様の一種的な感覚なんだと思います。
なので、日本人がクリスマスやハロウィンを普通に楽しめる感覚は理解できるのですが、イスラム教やヒンズー教やユダヤ教の子供ってどうなんだろう?と思っていたら、なんのことはなく皆楽しそうにクリスマス行事を楽しんでいました。
多分、小学校が単なるイベントとして扱い、あまり宗教観を出さない工夫をしているんだと思います。母親の私も新鮮な経験ができて良かったです。
ちなみに、娘曰く、音楽の男の先生が、上がパジャマで下がスーツのズボンだったから笑えたと言っていました。
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