日本から行く!小学生の体験型サマーキャンプinバンクーバー
子供は英語ができないから、まずはESLのキャンプに参加して・・・と思っているご両親、または、自分(親)が英語ができないからネイティブが参加するキャンプは手続きが無理・・・と思っている方、大丈夫です。
TOEIC400点未満の母と、ボーイズアンドガールズが分からない9歳の娘と、ホットドッグを温かい犬だと分かって喜ぶ5歳の息子が、ほとんどカナダ人しかいないキャンプに突撃しても大丈夫でした。
中学受験も良いですが、お子様が小学生の”この”時にカナダのサマーキャンプに行ってみて下さい。ものすごく成長すること請け合いです。
UBCやSFUのESLキャンプ、語学スクールのキャンプもいいのですが、大人になってもできる体験に近いので、子供の時にしか行けない体験型サマーキャンプに参加してみませんか?
日本から地元のサマーキャンプの参加に複雑な手続きは必要ありません。
ステップ1: 行きたいキャンプを決める
ステップ2: 飛行機のチケットを決める
ステップ3: 宿泊先を決める
ステップ4: 1~3を同時に予約する
です。予約は同時に行わないと埋まる時があるので気をつけて下さい。あとは、少しの勇気を持って出発です!
ポリス サッカーキャンプ
ニューウエストミンスターの警察署が主催するサッカーキャンプです。販売開始からわずか数時間で完売となる超人気キャンプです。 募集人数は300名です。 人気の理由は、
1.現役ポリスが教える&手際良い
2.パトカー大集結
3.警察犬のショーがある
4.消防車による放水がある
です。
カナダでも日本でも警察官は男児の憧れの的ですね。もちろん、今の時代ですから女児も参加できますよ。
ただし、日本から直接参加というのは登録がオンラインではないので難しいかもしれませんね。ロコタビさんにお願いしてもいいかもしれません。
地元の男児を持つ日本人ママが集結します。子供は英語ができなくても、お友達のマネをしていればいいだけなので大丈夫でしょう。また、親は日本人ママに声をかけて、ママ友を作って下さい。みなさん、とーっても良い方です。
無料のサッカーキャンプ マッキンパークサッカー
無料なので、時差ボケで子供がキャンプに行けるか心配な方は、この辺から入ってもいいかもしれません。また、コキットラム在住の方はぜひ。
※1 フェイスブックを見ても登録フォームが手に入らない場合は、
info@placemaillardville.ca
へ問い合わせて下さい。
なかなか4歳からできるキャンプがないので1時間15分ですが貴重です。もちろん女児も行っています。無料なので、とりあえずレジストレーションだけしておくのも手だと思います。
こちらでは、無料の場合レジストレーションしても行かない方が沢山いらっしゃいます。(本当は迷惑だと思うので、やめた方がいいですけど。)
なお、トライシティエリア在住者 (Port Moody,Coquitlam & Port Coquitlamに住んでいる方)限定となっていますが、バーナビー在住者でも参加しています。
サーカスキャンプ
ESLキャンプもいいですが、せっかく日本から来たんですもの。日本ではお目にかかれないキャンプに参加しましょう。
まずは、
circus camp vancouver
で、検索をかけて下さい。お近くのサーカスキャンプ場が出てきます。
我が家の近くのサーカスウエストを見てみると、詳細は下記の通りです。5歳から参加できますね。
気になるキャンプの内容は、
一輪車
ジャグリング
アクロバット
空中ブランコ
トランポリンなど
だそうです。
参加費の他に、An additional Gymnastics BC insurance fee(保険) a CircusWest Membership fee(登録費)がかかります。
最終日には、技を家族に披露するって書いてありますが、上手い子供は拍手がとれて、下手な子供は笑いがとれるといったカナダらしい感じになると思います。カナダは日本みたいに変にストイックなところがないので、できなくても大丈夫です。
こういう身体を動かす系のキャンプは英語ができなくてもなんとかなるので、孤独に耐えられる子供であれば(うちの娘は一人の方が気が楽だからいいと言います)、それなりに楽しめると思います。
日本ではなかなかサーカス学校ってないですよね。この日はキャメロンレクリエーションセンターでトランポリンの競技会があったので、サーカス学校の方も競技に参加したようです。見学窓から見ていたんですけど、かなりピリピリした本格的な大会でした。
色々な世界が世の中にはあるんだなーと思いました。
レモネードスタンドキャンプ
非営利団体ビルダビズキッズが運営するキャンプです。一日中レモネードを売っているわけではなく、
プログラム学習モジュール
*問題解決
*プロトタイピング
*市場調査
*ブランディング
*マーケティング、ターゲット市場
*カスタマーサービス
*価格設定とプロモーション
*基本的な財務、利益、コスト
*社会貢献と寄付
*太陽の下でのアクティビティ!(天候による)
学生の育成と成果
*リーダーシップとチームワーク
*信頼の構築
*批判的思考
*レジリエンシー(「いいえ」を聞く)
*言語コミュニケーション(人前で話す)
*語彙を増やす
*基本的な金融リテラシー
のようなことも学ぶようです。ビルダビズキッズの理念は「自分が子供の時に、こんな体験ができたら良かったのに!」ということを実現する、だそうです。
「日本にも、そんな団体があったらいいのに!」と思います。
詳細は、BUILDaBiZKIDSのサマーキャンプのホームページにて。
補足:兄弟姉妹の年の差問題
ウインピーキッド(グレッグのダメ日記)を読んだ娘は、レモネード売りに憧れて、このキャンプに行きたがっているのですが、現在親が迷い中。なぜなら7歳からなんですよ。6歳の息子が参加できない…。
年の差があるせいで、二人とも同じキャンプに行かせられない問題
深刻です。去年も、二人とも同時に参加できるキャンプを探すのにすごく時間をかけました。今年は息子がキンダーにあがったので、かなり楽なのですが、
4歳、7歳
キンダー前の5歳、8歳
の兄弟の組み合わせは多いと思います。もう大問題です。どうすりゃいいのー!って。ここは多分、カナダ人も悩むところだと思います。3歳だと諦めもつくんですけど、4,5歳は他の兄弟とキャンプに行ってくれ~、2カ月以上ある夏休みはツラすぎます。
なお、レクリエーションセンターが開催する5歳から参加できるサマーキャンプは、キンダーを卒業した5歳なのでお気をつけください。
キンダー前の5歳以下のサマーキャンプは2時間が限度のことが多いです。
さて、BuildaBizkidsの本拠地はコキットラムですが、ウエストバンクーバーやノースバンクーバーでもレモネードを売ります。近くでも開催されると思いますので、ぜひ。
マンガキャンプ
エドモンズの日系センターで、マンガキャンプが開催されます。英語での講習ですが、日本語のできるスタッフ・ボランティアも多数参加するので、英語に自信がないお子さま、何かとカナダが不安な親もオススメです。
マンガキャンプは9歳~12歳ですが、クリエイティブキャンプは6歳~8歳です。同時開催か日程が出ていないので分かりません。
マンガキャンプの詳細
水族館キャンプ
スタンレーパークにあるバンクーバー水族館でキャンプがあります。サイエンスワールドのように英語の要件がないので、英語が全くできなくても料金を払えば参加できます。しかも、4歳から参加できます。
ワーホリの日本人がボランティアをしている場合が多々あるそうなので、(お土産やのお姉さんも日本人だったし)英語に自信のない子でも、手続きに不安な親も大丈夫だと思います。
魚を観察するのはもちろんのこと、工作や外遊びもするようです。
教会系キャンプ -家族の宿泊・子供のみの宿泊・デイキャンプ-
バンクーバーで夏を家族で過ごそうと思うと、かなりの金額がかかります。宿泊費用を抑えたい方は検討する価値あります。
私は教会とは何の関係もありませんが、バンクーバーで暮らす多くの日本人の方がお世話になったことがあるだろうバンクーバー日系人福音教会の牧師さんが近所にいらっしゃるので、その方からの紹介です。キャンプでキリスト教のお話しが多少ありますが、強引に勧誘するわけでもなく、キリスト教とは全く関係のない方も多数参加するそうです。
教会系キャンプの何がいいのかというと、
・英語ができない人にも優しい
・費用が格安(3食付きでも破格)
ということです。布教活動とキャンプを割り切って考えられるご家族、子供はオススメです。カヌー、登山、アーチェリー、プール、キャンプファイヤー、乗馬など、できる体験がかなり充実しています。
英語ができなくても、いきなり飛び込んでみて下さい。誰でもウエルカムな雰囲気が教会にはあります。洗脳されるんじゃないか?という不安は不要ですが、日本人は宗教の話を波風立てずに英語で話せる人は皆無に近いと思います。キャンプでは、
宗教の話はしない
ようにしましょう。
英語が不安なら、あまり話せなくても大丈夫か一度メールで聞いてみましょう。多分、
英語ができなくても全く問題ない
という返事だと思います。
どこもダウンタウンからは遠いのが難点ですね・・・。交通手段を確保できればカナダの大自然を格安で満喫できることでしょう。なお、キャンプでスマホの利用が厳禁の場合があります。自然を満喫するのに電子機器があると満喫できないだろうということらしいです。カメラはOKのようです。
スティルウッドキャンプ stillwood camp
さまざまなニーズに応えたキャンプを開催しています。
・片親の方ためのファミリーキャンプ
・発達障害の方のためのキャンプ
などは特徴的です。また、低年齢で宿泊できる6~8歳のキャンプがあります。ちゃんと補助のスタッフが付きます。
残念ながら、普通のファミリーが宿泊できるプログラムはないと思われます。
教会系なので、お祈りの時間がありますが、それも文化を知る上で重要だと割り切って参加すればいいのかなーと思います。英語が理解できる多感な子供はお祈りを聞いたら、もしかしたら「Thanks,God.」みたいなことを言い出すかもしれませんが、どうなんでしょう???英語の分からない子供は心配無用です。
ちなみに、白人はほとんどキリスト教で日曜日は教会に行くと思っていらっしゃる方(私はそうでした)、「教会に行くだけ時間のムダ。」と言う白人に出会い衝撃を受けました。反対にイエス様は存在していた、アダムとイブが人間を作ったと真面目に信じて日曜礼拝は欠かさない大人もいます。
何が正しいのかはその人次第なので、宗教の話は超センシティブです。気をつけて下さいね。
サマーキャンプの詳細は、スティルウッドのホームページにて。
スケアーキャンプ squeah camp
こちらは、ファミリー向けのキャンプがあります。2020年は7月13日から17日の4泊5日です。食事が豪華のようです。
お母さんがラクをするためのキャンプだと牧師さんは言っていました。キャンプに行っても結局、食事の準備、子供の世話をしていたら休めないですからね。子供はスタッフに任せて、親はリラックス~♪授乳中は無理、3歳児まで無理なんですけど。3歳児までのお子様を持つお母様、今は大変だと思いますが直に峠は越えます。4歳になるとぐっと楽になります、頑張って下さい!!!
気になるお値段は・・・最も高いロッジという部屋のプランでも、大人2人子供2人、3食付き4泊:1260ドルです。子供が一人5歳以下であれば1000ドル切ります!
チャーリーズキャンプ charis camp
カナダの聖書団体のキャンプです。詳しくは、
にて。
ファミリーキャンプは2020年は7月19日から24日の5泊です。シャレ―というホテルのような部屋に5泊まっても、3食付きで990ドル(大人2人子供2人とも小学生の場合)です。
ティンバーラインランチキャンプ Timberline Ranch camp
場所がメイプルリッジなので、今まで紹介した中では一番行きやすいと思います。残念ながらファミリー向けのキャンプはありません。
サマーキャンプで日本人と会いたくない(もしかしたらいるかも)!馬に乗りたい!っていうお子さま向けに、宿泊するキャンプとデイキャンプがあります。
詳しくは、ティンバーラインランチキャンプにて。
まとめ
これまでに紹介した以外でも、
summer camps vancuver
summer camps burnaby
などで、検索をかけて下さい。ずらっと出てきます。
英語ができなくても大丈夫です。うちの子も
1.自分の名前の聞き取れるようにする
2.名前を名前を言える
3.トイレ(washroom)と言える
だけで参加させています。
ちなみに、トイレに行きたい場合は、「washroom, please」とプリーズをつけるように、キンダーの先生から言われたと5歳の息子が言っていました。
英語ができない子供はバンクーバーには沢山います。さらに言えば2か国語以上話す子供にするために、あえて幼児に英語に触れさせないようにしている親も沢山います。
そんな子供達ですが、サマーキャンプには参加しますので、
スタッフが英語ができない子供の扱いに慣れている
なおかつ
親がしどろもどろでも優しい
のがバンクーバーのスゴイところです。家賃がべらぼうに高くても住みやすい場所ナンバーワンな理由は英語ができない人ほど身に染みて理解できると思います。
「世界中の人々が暮らしやすい場所=土地の資産価値があがる」という隠れた理由も、もしかしたら心得ているのかもしれません。
とにもかくにも、日本に帰ったら日本語が分からない外国人に優しくしよう…、たとえ外国人が困っていなくても、とりあえず笑顔で話しかけよう…、そんなことを思う日々です。
ここから先は
カナダ親子留学!知っ得まとめ
子連れでカナダ(主にバンクーバー)へ行く際の、 ビザ、eTA 誰もが思う疑問(どこに住めば安全か、など) 細かい手続きの不明点 常識の違…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?