見出し画像

留学の初日は、もう1人でいいんだよ!!!

2018年11月後半。
私は、ワーホリ留学でバンクーバー渡り
最初の日を迎えた。

ホームステイのママより
家から駅までの道や
駅から学校までの道を教えてもらったが
もちろん英語で言われるため
何も理解できず、ただ首を縦に振って

「Yay !! Yes !! Yes !! 」

困ったなぁ。
電車までの道もわからないし
駅までグルグルして着いたはいいが
切符の買い方もわからない。
仕方ない。

隣の人を見て、学ぶスタイルでいこう。

日本でもやっていた適当に一番安い切符を買って
目的地で清算する方法をとり、なんとか電車に乗り込む。


その頃には、不安なんて吹き飛んでいた。
だって、なんかわからないことが多すぎて
わからないことが楽しくなってきていた。
怖いとかじゃない。
わからなすぎて、投げやりだ。投げやりになっていた。
進まなきゃいけないから、なるようになれって感じで。


学校のパンフレットを見たり
学生らしき人に付いて行ったりして
なんとか目的地の語学学校に到着。

オリエンテーションが用意されているのですが
英語がわからないので聞いてもわかりません。笑

でも、他の人もいるし、流れ通り進めばいいし
進む方向が決まってるので、安心する私。


やばいぞ、私は、1人だ。


そう気づいたのは、お昼ご飯の時間だ。
みんな授業終わって、教室で和気藹々と喋り
食堂みたいなフリースペースでは
続々と集まって、みんなご飯を食べている。

私は、英語も初心者に近いし、
そんな輪に入っていけるわけもない。
海外に来て、次の日からガンガン話かけれる人がいるなら
見てみたいぐらいだ。
それぐらい圧倒されるし、英語で話しかけるのが怖い。

1人、椅子に座り、黙々とご飯を食べる。

「いいなぁ、あれ日本人だろうけど、英語に慣れてる感じだ」

他の日本人ぽい人を目で追っては
英語で友達と笑い合ってるのを目撃し

「私なんてそのレベルに達することができるのか」

惨めな気持ちになるし、みんなからどう見られているのか
そんなことばかり気になる。
でも安心してくれ。そんなこと誰も思ってない。
誰1人思ってない。


みんな同じ道を通ってきてるから。


午後は、オリエンテーションも終わり
早速授業開始だ。

「Can I sit here ??」

初めて声をかけて、席につけた。

「It's my first day !!」

本当に前もって準備して
この英語力だ。

苦労したぜ。

3日間ぐらいは


私、初めてなの!!
まだ来たばっかなの!!

これしか言ってなかった。


大事なのは、話しかける勇気と事前準備だ


ワーホリ留学を経験した私から
不安な初日は、誰でも不安だし
誰もが通る道だ。

だからこそ、周りの生活に慣れてる
みんなも通ってきた道。

みんな通ってきたからこそ
入ったばかりのやつには優しいです。

だから、カタコトだって不完全だって


話しかける準備をして

勇気を出して話す。


それが一番大事。

基本語学学校は、英語オンリーで
母国語は使ってはいけないルールです。
だから、話かけるには、「英語」のみ


怖いのは、私も一緒でした。
でも、何しにその国にいるのですか?
文化に触れるため?
英語を勉強するため?
自分に自信をつけるため?

全てに当てはまることは

「話かけないと始まらない」です。


何しに行くのか、考えてあげてください。
自分のためにも。


初日から放課後に日本人と2人きり


まず結論から言うと
日本人と英語で常に会話をしようなんて
絶対無理と言い切れます。

私は、一年間生活して、知ったことです。
英語は単にコミュニケーションの手段であり
日本語を使うのがコミュニケーションで
円滑なのであれば、わざわざ英語を使わない。

どの学生さんや留学生に聞いても
日本語だよっ
そう答えると思います。


私のストーリーはこうです。

初日に日本人の女の子と仲良くなれて
放課後に近くを案内してあげると約束。
学校は英語のみのルールですが、一歩出れば

「はぁ、今日も終わったねー疲れたー」

そう言って、全ての会話が日本語だった。

初日から日本人と日本語を話して
放課後ずっと日本食が恋しいと話す。

海外の生活とかけ離れて、想像と違いすぎて
正直ショックだった。

私は英語を本気で勉強しにきた。
仕事も他人からのみられ方も全て捨てて
このバンクーバーに挑む。

その初日で。

日本語で全て話す。

ここは日本か?



「日本語なんて聞きたくないぜ」
「ふざけるな。」



その日以降、その子とは離れた。


時差ぼけもあるだろうが
わからないことが多すぎて
脳が疲れます。
帰宅後は、寝落ちする生活が
1週間ぐらい続きました。


こんな初日のストーリー。
経験しないとわからないし
経験してない人が初日はこうだよっ!!
なんて言ってもそんな情報は当てにもならない。

留学は、経験者にしか語れないし
経験者にしか、そのリアルを知らない。

だからこそ、私は本を出す。
最高の留学をみなさんにしてほしいから。
それが私の留学に対する恩返しだから。


そろそろ、次は、1ヶ月経った英語力について
綴ろうとしよう。名も無き私のストーリーは続く。










いいなと思ったら応援しよう!