国旗で課題解決?! 世界はそれを #フラスピレーション と呼ぶんだぜ。
あなた誰?
こんにちは!Vanです💣
普段は地方で"電気系"(厳密には電子系)のエンジニアとして従事しています。
前回の記事でも紹介しましたが、改めて自分の愛する領域を整理したいと思います。
私の偏愛
唯一、国旗だけは幼いころから変わらず好き
私は元来、飽き性です。
学生時代はギター買ってみたり、DJに興味を持ってレコードをディグってみたり、自作のヨーグルトをつくるためにヨーグルトメーカーを買ってみたりしましたが、どれも今では続いていません。
ここに書いてある偏愛たちは、7年前に社会人なってから好きになったものばかりです。
しかし、唯一国旗だけは幼いころからずっと好きなものです。
国旗×アート思考で #フラスピレーション 爆誕
数年前、色んな仕事をかかえて多忙を極めていました。
そんななか何気なく、中央アフリカの国旗ダサいな~と思いながら観ていましたが、星がマイルストーン、横線がそれぞれのタスク。縦線が〆切のガントチャートみたいに見えてきました。
皆さんもそう言われるとそう見えてきませんか?
この国旗を現状の課題と無理やり照らし合わせてみたところ、
・星は〆切(赤の縦線)に対して青い横線の半分まで来ているのにタスクが残り3本(白、緑、黄)残っている状況。
でも赤い線を右に寄せれば、まだ4分の1。
そもそも直線である必要(すべてのタスクが同じ〆切)があるのだろうか。
曲線とか斜線の方が美しいのではないか。
・星(マイルストーン)は1つがベストなのか。たくさんあった方が美しいのではないか。
・そもそも星の色が黄色だから一番下の黄色の横線に星がいても分からないよな。(不要なタスク?)
などの考えが次々に浮かんできました。
最終的には、求められている成果物は自分の想定していたものよりもレベルが低いものでした。(作り込みすぎていた)
そして、必要だと思っていたタスクも他に投げてしまえば、ほぼ実働せず思ったより工数もかからないことに気づくことができました。
これが国旗でアート思考する感覚か!と実感することができました。
他の人は共感してもらえない、いやむしろ秘密にしておきたい。興奮に混じった高揚感を覚えました。
そんな心震える感覚を与えてくれることが、私が国旗を愛する理由です。
今ここで私はこの体験のことを
国旗(フラッグ)×インスピレーション=
#フラスピレーション
であると提唱させていただきます!
そもそもアート思考とは?
そもそもアート思考って何?と思われるかもしれませんが、私がアート思考を考えるきっかけになったエピソードを紹介します。
社会人になってからは原田マハさんのアート小説(楽園のカンヴァス、暗幕のゲルニカ、たゆたえども沈まず など)の影響を受けて、地方から上野へ絵画を観に行くのにハマりました。
ただ、通うにつれて本当に鑑賞を楽しめているのか疑問を持つようになりました。
・絵画の技法
・歴史的・文化的背景
・隠喩
などを理解しておいた方が鑑賞を楽しめるのではないかと感じてしまい、そのプロセスを踏むのが正直面倒だと感じてしまいました。
そんなとき、以下の書籍を読みました。
昨今、アート思考が普及してきていますが、私が読んだ書籍のなかで一番分かりやすいと感じました。
アート思考の考えでは、絵画の技法や歴史的・文化的背景の正解を当てに行く必要はなく、その絵を見て自分が感じる感覚や感情が正解である。
「自分だけの答え」を求めることこそがアート思考であるという内容が主張されており、私は救われた気持ちになりました。
国旗ってアートなんじゃね?
私は今まで風景画や人物画などしか鑑賞してきませんでしたが、先述の書籍では、アート思考をするためには抽象画を鑑賞することをおすすめされていました。
そこで感じたのが、抽象画がアートなら自分の大好きな国旗もアートなんじゃね?というものでした。
むしろ美術館に行かずともず図鑑やネットで観ることができるので、手軽さもあるのでは?と感じました。
実際、この世には不思議な国旗がたくさんあります。
・円が中心にないバングラディッシュやパラオ
・四角形ではないネパール
・裏表でデザインが異なるパラグアイ
それらをアート思考の材料にすれば、人とは違うインスピレーション、つまるところ #フラスピレーション を得られるのではないか!
と感じるようになりました。
結果として、前述の中央アフリカの国旗から #フラスピレーション を得ることができました。
#フラスピレーション できずチャンスを棒に振った
思い返すと私は #フラスピレーション を発見する前、会社で新しい製品アイデアを求められたことがありました。
エンジニアとして設計開発はやってきたものの、新しい製品のアイデア出しは初めての経験でした。
もちろんそれは私だけではなく、同僚のエンジニアにも同じ問いが課せられていました。
他の同僚よりも良いアイデアを出したい!そんな思いで「ユーザーの課題はなんだろうか」、「業界のトレンドはなんだろうか」と必死に調査し、アイデア出しに奮闘していました。
しかし、私を含めて出てきたアイデアは当たり障りのない似たようなアイデアばかりでした・・・
結局、誰のアイデアも採用されることなくこの件は立ち消えになりました。
もしあのとき #フラスピレーション ができていれば違った結果だったのではないか。
そう感じて、非常に悔しかったです。
今後、実現したいもの
今後も新しい製品アイデアを考えたり、30代にもなったため、もっとクリエイティブなことが求められると考えます。
そんなとき #フラスピレーション ができる手段、環境があれば、今度こそは独自性のあるアイデアが浮かぶのではないか。と感じています。
しかし、国旗カードや図鑑を職場に広げることは憚れます。
国旗を常時PCの画面に映して眺めていても仕事は止まってしまいます。
ですので、現状は家にいる自由な時間にどれだけ国旗と触れることができるかがカギとなっており、職場では鮮度の低い国旗のイメージでアート思考をせざるを得ない状況です。
そこで、AR技術を使えば自分が作業するうえでの視野を確保しながらも、横目で国旗を観ることができるのではないかと考えました。
製品イメージよりも職場で違和感のない、普段使いのメガネのようなスマートグラス(ARグラス)を想定しています。
機能としては、
・自分が観たい国旗を観られるセレクトモード
・一定の時間で自動的に国旗が切り替わるランダムモード
の搭載を考えています。
例えば、イメージ図のように会議中にアイデアを求められたとき、パッと独自性のあるアイデアを生み出すことができたらかっこいいと思いませんか?
そのためには問いを受けた瞬間、むしろその前から国旗を観て #フラスピレーション のモードに入ることが重要です。
この製品が実現できればそれを叶えることができると私は信じています。
気が早いですが、製品名も考えてあります。その名も
「スマートフラッグ(仮)」
です。
計画は始まったばかりですが、自分の欲求を満たせる製品をつくることが第一です。
他の人がこの製品が欲しいかは二の次です。
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