ビンゴって大きな顔してる割に意外と盛り上がらない
結婚式の二次会や忘年会なんかでよくやる余興、ビンゴ。
前々から思ってましたが、ビンゴってめちゃくちゃ時間かかりません?まずビンゴの紙配って、マシーン回して出た数言ってって、何個かおきにもう一回確認したりして、でビンゴなったら都度都度ゲーム止まって、下手したら景品どれがいいですかー?とか選んでもらって、最後の景品の時にはビンゴになった人多くてじゃんけんしてもらったりして。平気で30分くらい取りますよね。しかもどれくらいで景品なくなるか読めないから幹事側としても時間読めず押すこと間違いなし。
景品が選べればまだマシですが、選べない時は最悪。「一抜けしたけど当たったのが既に持ってるゲーム機」なんてあるあるです。さらにはディズニーのペアチケットもらっても行く相手いねーよ!とか、俺小顔ローラーいらねーよとか、洗剤もらっても匂いキツいの嫌だし、、、とか当たったのに嬉しくないことまで。なんでこんなどこでもやってるのか謎です。
だから考えました。そんな時間かからず、かつビンゴみたいに盛り上がれる余興の方法はないものか、と。それを自分の結婚式で実行に移しました。ちゃんと盛り上がったので、その方法を記しておきたいと思います。よかったら、コロナが落ち着いてまた飲み会や結婚式ができるようになった時にでも使ってみてください。
名付けて、入札制抽選会。
1、抽選券を皆に配っておく
この余興の肝は景品をみんなに選んでもらうところです。用意した景品の中からどれがいいか選んでもらい、名前を書いてそれに投票してもらいます。そうすると、皆少なからずちょっとは欲しいものが当たることになり、抽選時にも熱が入ります。欲しくないものが当たるのを防げます。
僕らの場合は結婚式だったので招待状の中に抽選券を入れておきました。もちろん忘れる人もいるので予備も会場に用意しつつ。忘年会なんかの場合は会費もらうときや出欠を取る受付なんかで書いてもらって投票してもらうといいと思います。
2、景品に傾斜をかける
景品も同じようなものだったら面白くありません。誰しもが「いいな」と思える景品や、あれば嬉しいけどそこまで欲しくない景品、安いけど当たったら嬉しい景品などを集めます。僕らはベタなディズニーのペアチケットの他に、地方に住んでいたのでそこのご当地ギフトセットや、ご当地ビールのセット、ちょっと予算を抑えたご当地お菓子のセット、5000円チャージしたご当地ICカード乗車券という5つ。結婚式だと祖父母など高齢の方もいらっしゃるので、そういう人も楽しめるように食べ物系が多くなりました。5000円のICカード乗車券という絶妙に使いづらい、でもあれば使うだろう景品を選んだのもミソ。案の定、これに投票したのは2人だけで50%の確率で当たるという盛り上がりを見せました。
そう、入札制だと投票数によって当たる確率がかなり変動するのです。しかも分母が分散するので当たりやすく感じます。100人いて10人当たりますだとあんま当たる感じしませんが、10人いて1人当たりますだと当たる感じしませんか。
さらに今回は透明な瓶に投票してもらうシステムを採ったため、後から来た人は票数を見て当たりやすいところに入れることもできます。忘年会なんかだと仕事で遅れて到着する人なんかもいますが、後で投票した方が当たりやすくなるならちょっと報われますよね。
3、さらにゲーム性を高める
また、予算を抑えた景品は複数の人が当たるようにしても面白いです。今回、お菓子のセットは3000円の予算に抑えた分2人が当たるようにしました。一番人気の商品に全力で突っ込むのか、安いけど当たりやすい商品に行くのか、そういったことを考えながら投票してもらうと皆抽選に身が入るので盛り上がります。忘年会なんかなら、その年に好成績を収めた人には抽選券をもう一枚プレゼントしてみたりしてもいいかもしれません。
こんな風にすることで、ビンゴのように当たるか否かも運否天賦、景品が何かも運否天賦な入り込めない余興でなく、自分事としてとらえられる余興になります。さらに、景品の数だけ抽選を行うだけなので時間も読みやすい。ウィンウィンです。良ければいつか試してみてください。
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