1ロールのお話と1ロールの願い
こんなこと、みんな一回は考えたことがあるだろう。
生まれ変わったら何になりたいか。
考えたことないよっていう、今を全力で生きるカッコいいやつもいるかもしれないが、残念ながら自分はそれではない。小さい頃から、何回もこの問いを考えてきた。鳥だったり、金持ちの子供だったり、女優と俳優の隠し子だったり…。
ただ、今この質問をされたら自分は迷わずこう答えるだろう。
トイレットペーパー
迷った挙げ句、この答えにたどり着いた。もちろん賛否両論あるだろう。こいつは、トイレットペーパー会社の回し者かと思われるかもしれない。しかし、トイレットペーパーには素晴らしいところがたくさんある。
まず、とてつもなく優しい。これは、性格とかではなく、優しく包み込むようなかんじで肛門を拭くことができるというわけだ。あの優しいフワッと感で、包み込まれたい。そう誰もが思ったはずだ。
次に、すぐ流せるところだ。すぐに捨てられると分かっていても、また包み込んでしまう。そんな都合のいいような関係性が、また愛くるしい。
こんなにもトイレットペーパーの魅力を語っているが、あくまでも自分はシラフだ。この文章を読んで、こいつは女の肛門を拭きたいだけだろうとか思われているかもしれないが、そんなクソみたいな下心は全くない。クソを拭き取ってくれるトイレットペーパーに感謝と敬意を払っているだけだ。
というわけで、来世はトイレットペーパーにしてほしい。あわよくば、ローズの香りのやつにでもしてほしい。