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衣食住の、衣

昔の写真が小さすぎて、雰囲気だけでも伝われば

と考えて、描いてみました。


今回は衣、食、住の衣、つまり服装のおはなし

昭和30年初頭のころ、母が洋裁をやっていので、
ジャケットとズボンを仕立ててくれました。
その、写真が残っています。
ジャケットはグレイのツイード地でピークラべルの、
四つボタン二つ掛けのダブル、でした。

別にオーバーオールのズボンも仕立てくれて、
こちらは、こげ茶色のコーデユロイで、
黄色い毛糸のステッチが入ってました。
そんな昔の服をなぜ覚えているのか?
ほんとに小さい頃の記憶ですが写真が残っているのです。

それに、幼いながらも、とてもお気に入りだったのです。
戦争が終わったのがついこの間、というような時代に
田舎でこんなオシャレな服を着せてもらってる子供は
ごくわずかしかいなかったと思います。母のおかげです。

画像が悪いのですが、ツイード地のスーツでした。

私が洋服好きになったのは、ほとんど母の影響です。
この後すぐに、IVYブームが押し寄せてきましたね。
あらゆる雑誌でIVYスタイルが紹介されていました。
中学生になったIVY少年にとっての必須アイテムは
まず、コインローファー・・・ホントに 欲しかった。
でも高かったんですよ。
一生懸命貯金して、なんとか手に入れたローファーの靴底にVANREAGAL
の文字があって、それがたまらなく嬉しかった。

トップサイダーのデッキシューズ
バラクーダのスイングトップ
フィッシャーマンズセーター
ブルックスのネービージャケット
クラークスのデザートブーツ
ウオーターマンのボールペン
ペリカンの万年筆
などなど

今よく思い出してみると、
大人になって、稼げるようになったら手に入れようと、
考えていたリスト。
多分、こんなだったと思います。

あこがれたなー・・・欲しかったなー

コインローファーと買い物袋

画像は、30代になって買ったコールハーンのローファーです。
その年代からずっと今まで履いています。
長持ちしてるもんですよ。
画像の袋は最近のものです。10代の頃はもっと濃い色の
黄土色だったと記憶しています。
この中に#平凡パンチ を一冊入れて出かけたものです。


次回の記事は、衣食住の、食です

私が記事を書くときには、23時頃居間で、
一人でユーチューブから好きな曲を検索して、
テレビで視聴しながら書いています。

今日はコルトレーンの「マイ・フェイバレット・シングス」です。
高校生の頃、見た映画「サウンド・オブ・ミュージック」で
ジュリー・アンドリュースが歌っていた「私のお気に入り」
のジャズバージョンです。
今日のテーマにピッタリでしょう。


#昭和
#コールハーン
#ペリカン万年筆
#IVYブーム
#コルトレーン









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