こんな気分にあこがれていたのに、いきなり坊主頭!!
#1960年代 の初めに中学生活がスタートしました。
この頃男子は中学生になると坊主頭になることが決まっていました。
いまの中学生だったら運動部以外で
こんな校則のような指摘を受けたら、
大変な反発が起きるでしょうね。
私は、こんな不文律のような習慣に納得できなくて、
長髪のまま新入生になったのですが、中学に通い始めると、
教師には坊主頭を催促されるし、
同級生数人から待ち伏せされ、暴行を受けたりしたので。
私の抵抗も一学期で終わりました。
大人の仲間入りをして、服装にも興味を持ち始める年頃です。
雑誌などでオシャレな服装を散々に見せつけられていたんですよ。
それが、こんな風習をおしつけられて、
「オシャレも何もあったもんじゃない」という
強い憤りを覚えたことを、今でもハッキリ覚えています。
この年頃になると親の保護下から少し抜け出して、
小遣いを貯めたりすることも出来るようになったので、
自分の判断で服を選んだり、映画を観たり、
レコードを買ったりできるようになったのです。
2020年代の現在と違い、情報を得られるのは、
映画、テレビ、ラジオ、雑誌からだけでした。
田舎暮らしでしたが、それでもIVY,VAN,ROCKなどの文字が
目に付くようになった来たんです。
先輩からVANと印刷されたキャメル色のショップ袋を貰って。
平凡パンチを入れて持ち歩き、得意になってました。
この中学から高校にかけての時代に、
大きなニュースが飛び込んできました。
#ケネデイ大統領暗殺 と#ベトナム戦争 の開始です。
私にとっての大ニュースは、電蓄を手に入れたことでした。
同時に#ビートルズ のレコードを貰いました。
あの頃は、友人間でのレコードの貸し借りが盛んでしたから、
ステレオ再生が可能になったおかげで、
好きな時に自分の部屋で、
レコード再生が出来るようになったのです。
嬉しかったナー。幸せだったナー。
ただ、ライブの為に東京、大阪に出かけることは無理でした。
あの、伝説になった#グランドファンク のコンサート開催の時に、
天候のせいで大荒れだったこともニュースで
知らされることになったんです。
半世紀経った今、自分の部屋で、好きな時にコーヒーを片手に、
当時、体験することが出来なかったコンサートを
画像付きで視聴できるようになりましたね。
今日はこの記事を書きながら、