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週末のレース振り返り(9/18~19)

 F1こそないけど、実はいろいろレースがあった週末。 でも意外と時間被りは少なく、見るのに苦労はしませんでした。そろそろ終盤が見えつつあるところもあり、チャンピオンが決まったところもあります。
では振り返っていきましょう。

DTM オランダ

 TTアッセンで2レースが行われました。レース2はJスポの実況が笹川さんでしたが、この方結構好きです。レーシングドライバーの富田さんとのやりとりも良かったです。
 レース1は、いきなりSCが出るし一瞬別カテかと思う格闘技のような一幕もあったけど、ウィットマンは上手く隙をついて1位に浮上し優勝しました。レース2はレース1ほどカオスではなかったけど、DTMはピットインが義務で、そこでいろいろ起こるんだなと感じたレースでした。 ちなみにどっちもレースでも表彰台に乗ったリアム・ローソンがチャンピオンシップトップ。実はあと2戦で、次は10/3、ホッケンハイムで。

SBK カタルニア

 レース1は雨、レース2はクラッシュによる赤旗と別の要素で荒れた2レースとなりました。その結果レース1は全員ドゥカティ、レース2も2人ドゥカティとSBKではちょっと珍しい光景に。実はSBKのドゥカティもかなり強いんですよね。


 スーパーポール2戦と決勝2レースの順位の結果、チャンピオンシップ1位のラズラットリオグルと2位のレイが1ポイント差という状況に。レディングも強いしまだまだチャンピオン争いからは目が離せません。
 今週もレースがあり、次ははヘレスサーキットで。


EWC ボルドール24時間レース

 フランスのポール・リカールで行われた今年2回目の24時間レース。見ていてトラブル多いなーと思っていたら完走を果たしたのがほぼ半分、という正真正銘のサバイバルレースでした。 堅実に走りきった、スズキマシンのヨシムラSERTが今年2回目(といっても年間4レース)の優勝。かなり年間チャンピオンを引き寄せたそうな。
 いまでは珍しいル・マン式スタート(スタートと同時にライダーがマシンに走って乗る方式)でレースがスタートしましたが、その時一台出遅れたマシンが… それがYARTヤマハで、赤白仕様の特別カラーのマシンでした。同じ日のSBKレース1でも同様のカラーリングのヤマハのマシンがトラブルリタイアに見舞われて呪いだと言われていたりいなかったり。
 ちなみに最終戦が鈴鹿、通称鈴鹿8耐でしたが今年は残念ながら中止に。ほかの中止になった他カテゴリのレースと併せて、来年は無事開催されることを願っています。

 



NASCAR ブリストル

 絶賛プレイオフ中のNASCARカップ。このレースでで16人から12人に絞られます。 車がぶつかってスピンしてイエローが出るのはここではいつもの事だよな、と思ってラジオを聞いていたらレース後に事件が起こりました。
 そのTwitterの動画がこちら。

レース中にマシンがぶつかったチェイス・エリオットとケヴィン・ハービック。殴り合いの喧嘩ではないけど、言い合いになっております。 これを見た自分はFEのブエミも本気で怒ったらあんな感じで文句言ってるかな、でした笑 ちなみに下位のX-finityでは他人が止めにいくレベルでやばい喧嘩も起こっているという… こういうのはアメリカのレースだなと感じる瞬間笑

スーパー耐久 鈴鹿

 残すところ2レースとなったS耐。鈴鹿で5時間のレースが行われました。
台風の接近で予選の時間が変わったり影響は受けましたが、決勝に日曜は雨は降らずむしろ暑かったとか。そのせいで序盤はタイヤ持たせるのに苦労したチームも多いとか。
珍しく(?)SCが出なかったレースですが、変わりにピットレーンでの違反によるペナルティが結構出たなという印象があります。 菅生のマモノは今週鈴鹿のピットレーンにいたのかもしれない。
今回のレースで、ST-Xクラス、ST-TCRクラス、ST-1、ST-2、ST-3クラスは年間チャンピオン決定。
ST-X(グループGT3規格) クラスチャンピオンになったD’station Vantageはアストンマーティン・ヴァンテージというマシンで参戦しています。
 このアストンマーティンのマシンが国内のレース制覇するのは初めてなんだそう。

こちらは11/14の岡山が最終戦。ST-Zなど今回決まらなかったチャンピオン争いがどうなるか、見逃せません。


ELMS スパ4時間レース

 他のレースも盛り上がったけど、スパでの4時間も見ていてなかなか楽しかったです。26号車が初っ端からやらかしてSCが入ったりカオスな展開となりましたが、チームWRTの41号車が途中からリードを奪うと、そのまま優勝し、タイトルも手にしました。同じチームの31号車も2位でフィニッシュしています。ル・マンでは24時間を迎えるほんの少し前にトラブルに見舞われてしまった41号車。当時果たせなかった1-2フィニッシュを達成して、その借りが少し返せていたらいいな、と思ったレースでした。会場にはクビサの応援団がたくさんいた印象がありますが、報われて良かったです。



MotoGP サンマリノGP

 ミサノでのレースは2秒以上あった差が0.2秒に、そんな大変痺れるレースとなりました。ペッコが余裕もって逃げ切るかなーと思っていたら途中ミラーを抜いてファビオがめちゃくちゃ追い上げる展開に。最終ラップまでどっちが勝つんだろうかと思いながら見ていました。
 ロッシが引退するということもあり、イタリアのこのサーキットは黄色い発煙筒(PM4.6とでも名づけたい)が上がってました。レース後ファンサもしていましたね。また、イタリア出身のエネア・バスティアーニが初表彰台を獲得。余談ですが先週モンツァでF1を観戦していたタンベリ(イタリア人の走り幅跳び選手、東京五輪金メダリスト)も来ていたようです。 陸上競技はオフシーズンですが、先週今週といいレースを堪能してますね!

次は10/3(日本時間4日)アメリカのCOTAです。 アメリカなんで決勝が4時。まあインディやNASCARではお馴染みのお時間でなんとかなる、かな?

インディカー ラグナセカ

 こちらもあと2戦。インディカーって終わるの早いんですね…
月曜の4時からのレースで、自分は夜自転車レースも見ていたので素で寝過ごしました笑 ポールポジションを獲ったハータが、そのままずっとリードを維持して優勝したみたいですね。現在チャンピオンシップリーダーのパロウが2位で、チャンピオンにぐっと近づきました。

 今年ディクソンのチームメイトになったパロウは彼より多く勝利を挙げていますが、ディクソンにとっては久々なんだそう。今年彼の連続チャンピオンは厳しいのですが、なんとパロウをサポートしてもいい、と言っております。

 若きチャンピオン誕生となるか?! 次回9/26(日本時間27日)のロングビーチが最終戦。


今週の主なレース
 SBK ヘレス
 F1 ロシアGP
 インディカー、IMSAウェザーテック ロングビーチ
 


おまけ 

 モータースポーツとは(一部)関係ないのですが面白いなと思ったツイートを紹介します。
MotoGPでイタリア人2人表彰台に上がったのか先程も書いたけど、他の競技でもイタリア人(イタリアチーム)が活躍していました。

上から解説すると
・MotoGP(サンマリノ) :フランチェスコ・バニャイアが1位、エネア・バスティアーニが3位
・Moto3 : Dennis Foggiaが1位、Niccolò Antonelliが2位、Andrea Mignoが3位で表彰台独占。
・カヌースプリント世界選手権(コペンハーゲン)
Andrea Domenico Di Liberto C1 200m 優勝
Nicolae Craciun とDaniele Santini .C2 500m 優勝
Carlo Tacchini C1 500m 優勝
・UCI世界選手権大会 男子エリート 個人TT(ベルギー)
Fillipo Ganna: 優勝(連覇達成)
・WTA 250 スロベニアオープン
Jasmine Paolini: 優勝、タイトル獲得
(WTAとはテニスの女子プロテニストーナメントで、250はその下位カテ)
・バレーボール欧州選手権
男子優勝 女子も優勝しているのでW優勝達成しています。
ちなみにカヌー世界選手権は世界的にも珍しい、パラ競技が併催される大会。C1、C2とついてるのもそのため。
 イタリアは今年の夏の主人公なんて言われてました。(ユーロ2020優勝、ユーロビジョン優勝、オリンピック男子100と男子4×100リレー金メダルなど大きな大会を制しているので)
まだまだ終わりそうにない今年のイタリアの快進撃、いいですね笑
そして記事を書いてるうちにガゼッタ・デロ・スポルト(イタリアのスポーツ新聞)のサイトにその記事が投稿されていました。

昨日個人TTで優勝したガンナさんそういえばオリンピックのチームパシュートで金メダル取ってたなと読んで思い出しました笑
ドゥカティも絶好調なんで四輪の赤いチームも頑張ってほしいですな

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あと、ミサノといえば、日本人としては忘れてはいけないことがありましたね。



 いまこんなにたくさん日本人ライダーがいるんだなと写真を見て感じました。彼がいたらどんな活躍をしていたんだろう。
もしかしたら今も現役だったかもしれませんね。



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