フォーミュラE 第7戦 #MonacoEPrix
昨日ははじめてオーストリア国内で行われる「スーパーカー」と呼ばれるレース(絶滅危惧種のV8エンジンの車が走ってる)も見たのですが。自分はF1の予選も差し置いて、モナコで行われたフォーミュラE第7戦を見ました。
いや、本当は見ようとしてたけどF1の予選が前に行われていたサポートレースで生じたバリアのダメージ直すため、開始が遅れたんですよ…
だから誰がPP取ったかくらいしか知らない。
フォーミュラEのモナコでのレースは前にもありましたが、そのときはコースが違っていたようです。
F1のモナコといえばF1では歴史あるレースとしてお馴染み。 しかし去年は開催されなかったので、去年からF1を見た自分はモナコGPがどういうものか知りませんでした。 市街地でオーバーテイクしにくい、ってことくらいしか知らなかった気がします(F1の伝統はPtWだと聞いてたし、おそらく1992年のモナコGPの実況「ここはモンテカルロ、絶対に抜けない」を聞いていたせい)
じゃあFEの前回のバレンシア第2戦のような塩レースに、なるかと思ったら、そうはなりませんでした。言葉で説明するよりこのハイライト動画を見て欲しいです。
最終的にダコスタのPtWではあったんですが、その前後には激しい順位争いがあり、ダコスタ、エヴァンス、フラインスの3名のトップ争いはかなり見ごたえがありました。
ダコスタが再び1位になってそのまま優勝したのは最終ラップのことでした。
今年見たFEのレースで一番面白かったかもしれない。
自分の考えとしては、FEのマシンがF1よりも小さいこと、それなりに経験のあるドライバーも多くいて抜く技術を持っているから、かなと思います。
また、今回のレースはセーフティーカーが1回しか出なかったことも大きいのではないでしょうか。 前回のバレンシア第1戦は雨の中行われましたが、その結果SCが5回入りました。 FEの場合SCが入るとバッテリーが差し引かれるのですが、そのせいでこのレースは大変なことになりました。 あと数分、ってところでSCが入ってバッテリーが減らされた結果、SC明けのラストラップで電欠(ガソリン車のガス欠と同義)が続出し、24台中完走が9台(残りは棄権、失格)という自体になりました。バレンシア第2戦が塩レースになったのはだいたいこのせいじゃないかな… 流石にこれは問題になって、残り5分以内でSCが入ったらバッテリー減らさないことになったようです。
まだ自分自身FEのレースをシーズン通して見たことはないのですが、これまでの印象から言うとFEは接触上等の喧嘩レース。 DSテチータの2人(ダコスタとヴェルニュ)がよく同士打ちしているからかもしれない。インタビュー聞く限りやりたくてやっているようではないのですが、昨日のゲストだった中嶋さんも言うように「譲り合いの精神に欠ける人」が多い(実際ペナルティーもよく出る)ので、こうなってしまうのでしょうか。
でも自分はこういうの結構好きですよ。
FEは初年度から参戦しているドライバーもいまして、彼らの走りはやっぱり違うなーと思います。今年だとバード、ディグラッシ、ダコスタ、ヴェルニュ、ブエミかな。バードはこれまで毎年優勝していて、今年も第2戦で優勝しました。スタート16位だったのにガンガン順位上げて7位でフィニッシュしました。本物のレース巧者だな、と思って見てます。
そしてよくファンブーストで選ばれる人気も持ち合わせている笑
FEはその名のとおり電気自動車のレースなんで確かに他の車のレースのようにエンジン音は轟きません。だからあのエンジン音が好きだと物足りないと思う人がいても仕方ありません。自分も最初はそう思っていたのですが、いまではFE独特のキュイーーーーンっというタイヤが路面を擦ることで生じる音がクセになっているのと、エンジン音がない文ドライバーの無線とかはよく聞こえるのでそういう面で好きになりつつあります。
なんで今週だけ1レースなのよ、と思ったけど濃密なレースだったので1レースだけでよかったのかもしれない。
ちなみに次のレースは6月のメキシコです。
実はいいね、って登録してなくてもできるのよ