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代表ブログ(第2回)

代表ブログでは、弊社代表の高橋が毎週1回、社内メンバーへ発信しているメッセージを公開いたします。
弊社のミッション・ビジョン・バリューや、事業・メンバーに対する想いが語られてますので、この連載記事を通して、弊社のことを少しでもご理解いただけると嬉しいです。

第2回目は、4月中旬に発信されたメッセージです。

皆さん、お疲れ様です。
最近水泳の池江璃花子選手が白血病から復活し、日本選手権で4冠を達成しましたね。
コロナの影響でスポーツ業界が相当打撃を受けているなかで、久しぶりに感動するような内容でした。。。
元々才能があるとはいえ、白血病でブランクもリハビリもあるなかで、とんでもない努力を積み重ねてきたのは想像に難くないです。
次回のオリンピックでの活躍を期待してましたが、東京オリンピックでも活躍しそうで楽しみが増えました!
こういった人をプロと呼ぶ(いつ、いかなる状況でも求められる以上の結果を出す)んだろ~なと思います。

さて、前回はバリュレイトにおける「進化」の話に触れたので、今回は「感謝」の話をしたいと思っています。

なぜ、僕が「感謝」を大事にしているのか。

知っている人もいるかと思いますが、僕は27歳の時に起業しました。
最初はフリーランスのコンサルタントとして起業したのですが、なかなか仕事がありませんでした。

当然ですよね。
コンサルタント業界は経験・知見が大事な業界にも関わらず、27歳の若手のペーペーが何を言えるのかと・・・

当時は今のようにフリーランスコンサルタントも非常に少なく、仕事の受注には苦労したことを今でも覚えています。
その時にお世話になっていたのが、現在人材紹介企業の社長を担っているOさんとゴルファー兼エージェントのIさんです。

27歳の若手によくぞ手を差し伸べてくれたと本当に今でも感謝しています。
最初の仕事は某通信会社の子会社で、新規事業の立ち上げ支援の仕事でした。
この仕事は僕が業界における商流を理解しておらず、自分勝手な行動をとってしまい2か月で終了となりました。
仕事を紹介してくれたOさん、Iさんには非常に申し訳ないことをしてしまいました。

が、上記の二人はその後も辛抱強く仕事を紹介してくれ、次は某外資系コンサルティングファームのプロジェクトを受注しました。
仕事を紹介してくれた二人の期待に応えるべく、全力を尽くしてデリバリーした結果、1年程度プロジェクトを継続しました。

この案件を終えた後、自分でサービスを作りたいと考え、当分の間はプロジェクトに入らず、新しいサービスに目を向けようと小規模M&Aの仲介サービスを開始しました。

ノウハウや人脈もないなかでスタートしましたが、案の定すぐに資金が尽きてしまい数か月で失敗しました。その時は貯金が手元に数万円しかなかったかな。。。
今では恐ろしいですが、若気の至りでした。

現在、小規模M&A仲介の業界はめちゃくちゃ活況になっているので、継続できていれば・・・と悔しい想いをしています。

貯金が数万円になり、にっちもさっちもいかなくなった馬鹿野郎に手を差し伸べてくれたのはまたしてもOさんであり、Iさんでした。

その次に入った案件が某ゲーム会社の案件になります。
自分より優秀なコンサルタントが数多く存在しているにも関わらず、僕のような若手に期待し、仕事を発注してくれたことは今でも本当に感謝しており、期待に対して全力を尽くして応えることだけを当時は考えていました。

ゲーム会社の案件が終了してからも同様で、僕や自社に発注する必要性がないにもかかわらず、皆が発注してくれています。

特に昨今ではコロナの影響でコンサルタント業界も冷え込みました。
弊社も昨季はこれまでにない打撃をうけました。
いくつかの業界では仕事がない人もまだまだ存在し、コロナの影響で10万人以上が雇止めや解雇されています。
そして、200万人以上が休業者扱いになっています。

そんな中でも僕たちに仕事を発注してくれる人たちが存在します。
これを日々感謝し、期待に応えようと全力を尽くさないのはこれまで培ってきた僕の価値観からするとありえないことです。

家庭の影響や、自分のキャパシティの問題はたくさんあると思いますが、できる限り全力を尽くすことは弊社の社員として求めていきたいですし、手を抜いているようなことがあれば雷を落としたくなります。

皆からすれば与えられた仕事の一つかもしれないですが、僕が苦労して期待に応えてきた顧客や、感謝している顧客に対して全力を尽くしていないとなると、すぐに自分が前に出て交替させたくなります。
(皆も苦労して評価を得た/獲得した顧客に対して、後任が適当なことをされると頭にくると思いますが、それと同じです。。。)

我々は社会や顧客から活かされています。
それを日々「感謝」し、社会や顧客に恩返しできるように「進化」しなければなりません。
自分はすごい、自分は一人で生きている、といったような一人よがりの人はどこかで淘汰されると思います。

なお、僕は自分で仕事ができると一度も思ったことがないです。
上には上が存在するし、その方々を見ながら日々「進化」できるように生きています。
一人よがりにならず、謙虚に自己を見つめ、足りない部分があれば素直に認め補填するといったことを繰り返さないと「進化」できない。
「進化」できないとなると、顧客や社会に対して「感謝」の体現ができない。

「感謝」の心が「進化」を生み、「進化」することでまた新たな「感謝」の種(社会や顧客からの期待)が生まれるといったようなサイクルがバリュレイト内でまわるようにしたいと思っています。
バリュレイト仲間となってくれる方を募集しています。これまでの経験・強みを活かしてキャリアアップを目指しませんか?
ご興味がある方はぜひご連絡ください!
HPもぜひご覧ください。
recruit-team@valurate.co.jp
https://valurate.co.jp/


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