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散策記|宮城県気仙沼市:羽田神社・大谷海岸(道の駅大谷海岸)

宮城県気仙沼市を散策してきたので、その記録を綴ります。

他の記事同様に、写真だけを見たい方はPinterestの方を閲覧してください。記事に取り上げていない写真も掲載しています。

今回訪れたのは、羽田神社と大谷海岸の2カ所です。まずは羽田神社の方から感想を書きます。

羽田神社

位置は上記の通りですが、恐らく土地勘のない人だと、今一行き方が分かりにくいと思います。

羽田神社ルート

ざっくり経路を赤い線で示した物がこちらです。

気仙沼中央ICを気仙沼市立病院側に曲がり、アーバンメモリアルホール田中前をクボホームセンター側に左折、以降は宮城県道65号線を道なりに上っていきます。

画像左下、赤い線の通り住宅地側に曲がっても到着すると思いますが、そのまま上り、画像左下の尖った三叉路を右折する方が分かりやすいでしょう。

羽田神社を示す看板があるため、こちらの方が迷わないと思います。その後は細い道をひたすら上っていきます。途中何カ所か横道が見られるため紛らわしいですが、山頂を目指す意識を持って上っていけば、羽田神社入り口まで行けるでしょう。

尚、道はかなり細く、軽自動車同士の擦れ違いもままなりません。対向車が来た場合、途中で一旦バックする必要性が生じる可能性を意識しておいた方が良いかもしれません。

冬期ですが、途中にある拓けた市有地に駐車できないか交渉し、車を駐めて歩いた方が良いと思います(許可が取れるかは定かでありません)。

細い道の運転に自信がない人も、同様の方法を取った方が良いでしょう。舗装はされていますが、道路の細さは中々なものです。

羽田神社前には車を駐めるスペースがあります。

少し歩くと画像のような入り口が見えました。

羽田神社は、宮城県指定記念物である太郎坊杉・次郎坊杉が祀られている神社のようです。

山の上ということもあり、とても静かな様子でした。

社までは階段を上ります。途中、坂道への分岐もあるため、階段が上れない人でも社まで到達できると思います(舗装はされていません)。

階段が美しく、陽の光を反射させてキラキラと輝いていました。

標高が高いのか、驚くほど寒むくて、震えながら上ります。

社に着くと、古さを感じさせない美しい建物と荘厳な大樹が二本見られます。宮城県の指定記念物に指定されるのも納得の存在感であり、見上げても先が見えない姿にただただ圧倒されるばかりでした。

展望ゾーンが用意されており、街の方が見られます。

流石に街の姿は認められませんでした。

ただ新たに建設されたかなえおおはしが僅かに見られます。

降りる際ですが、階段は狭く、また急なので、足を滑らせないように注意しましょう。

大谷海岸(道の駅大谷海岸)

次に大谷海岸(道の駅大谷海岸)です。

大谷海岸ICを降りて間もなくの場所なので、経路は表示しません。

前々回紹介した岩井崎を南下する形でも行けます。

道の駅大谷海岸は今年(2021年)に10年振りに本営業を開始した話題で知られます。

また道の駅大谷海岸の前に広がる砂浜は、2021年に東日本大震災後初めて海水浴場が開設され話題になりました。

尚、画像の七福神はこちらです。

今回初めて訪れたのですが、初見で圧倒されました。

車で南下している最中、突如として綺麗に整備された道路と広い砂浜が眼前に広がり、さながら全く異なる世界を訪れたような心境になったのです。

道の駅大谷海岸には屋上テラスのようなものが設置されているのですが、そこから見える海はよく澄んでおり、視界を遮る物が少ないため非常に開放感のある景色が目に飛び込んでくるのです。

視界が空と海、そして砂浜で染め上げられ、どこまで伸びる海岸線と空の高さに心を奪われます。本当に岩手県沿岸南部〜宮城県沿岸北部で見られる景色なのだろうか? そのような疑問に駆られるほどでした。

訪れたとき、多くの観光客が訪れていましたが、それも納得の景色です。

道の駅大谷海岸は、物販部分と飲食部分に分かれており、飲食は屋上テラスと外のテラスでも食べられます。

物販部分は主に気仙沼市名産の魚介類や野菜、酒などが置かれていました。土産品も多く見られています。

全体的にこぢんまりした建物ではありますが、海水浴など海・砂浜でのレジャーを目的に訪れた際に立ち寄る場所としては丁度良いのではないかと感じました。

屋外には海水浴用のシャワールームやトイレも整備されています。周囲は未だに工事中の場所も幾らかありましたが、こちらはそう遠くない内に整備されるでしょう。

南のように透き通った青色の海は見られませんが、この地域特有の深い青色の海が楽しめます。近くに小規模な港湾もありましたが、港湾付近特有の淀んだ色は感じられませんでした。

先程伝えた通り、「開放的な海・砂浜・空を思う存分楽しめる空間」そのような印象を強く感じました。

今度は、夏に訪れたいですね。今回は時期が時期なので、とても寒く、歩くのも少々辛い面がありましたので。
















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