USCPA受験時のモチベーション維持方法を思い返してみた
一つ前の記事で、USCPAの戦略的な勉強法を紹介しました。働きながら受験する方が多い試験であるからこそ、なるべく効率的に勉強する方法を自分なりに考えて行ったものを記事にしています。
一方で、このUSCPAと言う試験ですが、最大の敵は長期戦のモチベーション維持ではないでしょうか。
いや、USCPAに限らず、難関試験や受験などは全てそうですが。
そこで、今更ではありますが、効率的勉強法に併せて、モチベーション維持の方法についても、少しTipsを書いて行こうと思います。
ゆる~い記事となっていますので、ビールでも片手にのんびり読んでもらえれば。
改めて、なぜモチベーション維持が大事なのか
さて、USCPAの最大の利点でもあり、最大の難点でもあることとして、
以下があります。
「1科目ずつなら余裕」と当初思ったものが、何回にも分けてやることにより、飽きてくるし、面倒になってきます。
「1年半もあるから」と余裕ぶっこいていると、気づくと「後3ヶ月しかない!!」なんてことになりかねません。
そして、難易度はそれほど高くない試験であっても、範囲が膨大であるからこそ、先を考えるととてつもなく萎えます。
以上は、僕が率直にこの試験について思うことですが、そのためにモチベーション維持が大事なのだと改めて思うわけです。
モチベーション維持の方法3選
僕はUSCPAを取得したのは今から既に15年近くも前になるのですが、
当時1年半かけて、3回にわけて4科目全てを受験し、合格しました。正直、1年半というのは結構長い期間であり、気持ちを維持するのも大変でした。
僕自身は比較的飽きっぽい性格で、コツコツ真面目にというのがそれほど得意ではないと自分では思っています。
そんな僕がモチベーションを維持した方法について、3つほど紹介します。
なお、これは正直、人それぞれの性格によっても合う合わないがあるかもしれませんので、必ずしもこのやり方が良いとは限りません。あくまでご参考程度に読んでくれるとありがたいです。
さて、モチベーション維持に実際に行ったのは以下の3点です。
ありきたりですが、1個ずつ解説します。
取得後のなりたい自分像を具体的に想像する
まず、そもそも論ですが、
これがないと、中々長期戦で戦うのが難しくなります。
おそらく、誰もが試験を受けようと思った時に、USCPAを取りたいと強く思ったはずで、それには明確な理由があるはずです。
そうでなければ、高いスクール代を支払ってまで自己投資しないでしょう。
これが明確にあるかないかで、モチベーションが変わって来ることは間違いありません。
自分のことを少し書くと、
当時は経理をしていて、もう何が何でもM&Aの仕事に転職したい中で、将来それで大成功を収める姿を思い描いていました。当時流行っていた、映画『ハゲタカ』なんかも、それはもう、何回も何回も見たりして。
余談ですが、苦悩の末に、USCPA取得後に経理からM&Aへ未経験で転職したエッセンスを記事にしていますので、ご興味がある方がいれば、こちら↓。
いずれにしても、なりたい自分を実現するためのパワーは何よりも強いのは間違いありません。ぜひ、受験を控えている方は、改めてにその根幹部分を揺さぶってみてはいかがでしょうか。
毎回の試験後にご褒美を用意する
次は、1回ごとの試験に向けた短期的なモチベーション維持方法、或いは起爆剤と言ってもいいかもしれません。
読んで字のごとくですが、毎回の試験の最後にご褒美を用意するんです。
自らの鼻先に人参をぶら下げ、それを目指して鼻息荒く突っ走るんです。
ご褒美の内容は人それぞれの好きなことで構いません。
ご参考までに、僕自身の当時のご褒美は、試験後のハワイ旅行でした。
当時は今と違って、日本受験ができなかったため、日本人もみんなアメリカへ受験に行っていました。当然一番近いのはグアムですが、ハワイも当然人気の受験地。アメリカ本土よりも日本から近いし、ハワイ大好き日本人が多いし。
御多分にもれず、僕もハワイで受験をし、その後のリゾート旅行をしていました。
本当は行ったことのない他の地域とかも行ってみたかったんですが、アメリカ本土だとフライト時間も長くて疲れるし、毎回知らない場所で試験だと受け損なうリスクなどもないと言えないことから、一旦は試験第一で考えハワイと決め、旅行の日程を組みつつ試験を予約していました。
(実際にはハワイでもホテルにスーツケースなくされたりするなど、トラブルに巻き込まれたりもしたのですが…。)
ちなみに、この方法を取ると、試験受け終わるまでの間は、軽く地獄なのは言うまでもありません。
皆、周りは楽園を楽しんでいる人が大勢いる中、自分は試験前の最後の追い込みをすることになるんですから…。
まぁ、最初に惨めな気分を味わった分、後から派手に遊べますよ。
超集中する期間と、多少気を抜いて遊ぶ時期を分ける
最後は、試験までの勉強期間の中でも強弱をつけたお話をシェアします。
人によっては、不安で落ち着かないなどということもあるかもしれないので、性格による所はあるかもしれませんが、僕は、毎回、以下を徹底していました。
試験後にご褒美旅行してきて、まだ遊ぶのか?と思われるでしょうが、そうは言っても人間の集中力というのは限界があります。
メリハリをつけるというのが大事だということです。もう少し、解説しましょう。
試験を何度も受けていると、次第に自分のペースがわかってきます。
試験前のこのタイミングで模試を受けよう とか、
この時期までにMC終わっていれば大丈夫 とか、
自分は壮大な一夜漬け(後半集中型)が得意 とかw、
自分なりのスケジュール感を見出すことが出きてきます。
従って、「全てを勉強にささげてそれ以外を犠牲にする」という息切れまっしぐらな生活ではなく、集中するポイントをきちんと考えて行動をすることが大事ということです。
また、USCPAは働きながら勉強している人が多いことからも、仕事の繁忙期をはずして、予定を組むというのも大事な要素になるのではないかと思います。
最後に
さて、ありきたりなモチベーション維持方法の紹介になってしまった感じがなくもないですが、いかがでしたでしょうか。
正直、僕は上記3つのどれかが欠けても長期戦の試験には勝てなかったのではないかと思うのですが、何だかんだで一番大きいのは、やはり1つ目です。
皆様もぜひ、USCPA取得後のなりたい成功者の自分を想像して、誇大に妄想しまくって、試験に臨んでみて下さい。
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USCPAの取扱説明書
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