夫との育児の認識共有のためにしている工夫
育児中、自分の夫との「育児」について、なかなか認識合わせできてないな。と思うことがあると思います。私の夫は、私と結婚して本を読むようにはなったけど、それでも、時間をかけて読む訳ではないので、どうしたものか・・・と考えて、実践している工夫の概要は以下の通りの3ステップ。
①トイレに育児本を置く
言葉の力で軌道修正をするという記事でも書かせて頂いたのですが、どうもトイレでは、夫は本を手にとるらしいと気がついたので読んでほしい本を、置くようにしました。また、同じテーマや教育本でも、短い時間で読み終わるような作りの本を選んで置いています。そうすると、急に「敏感期なのかな?」なんてモンテッソーリの用語を使ったりしてきてびっくりしたりします。育児は、一人でするものではない。ということで、どうやって夫を巻き込むか考えた末の一つの工夫です。
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②わかりやすい様に口頭で伝える
と書きましたが、これが簡単そうで、難しいと思います。私は「伸び伸びと、自分らしく育ってほしい」「自分で考えて判断できる子」に育てたいね。という、最終的に、夫と息子がどんな子供になってほしいかを擦り合わせをしているのですが、やはり、わかりにくく伝えてしまうことが、子供にとっては混乱を招いたりすることがあります。そういうときには「こうすると良いよ」って伝えないと「ダメでしょ」だと、子供が分からないから、お手本や他の方法があることを分かりやすい伝えてね。と根気よく伝えるようにしています。たまに、夫と子供、どちらを育てているかわからないですが、それも、子供に伝える練習だと思って、やっています。そして、関連する本をトイレに置いているということも併せて伝えておきます。
③実践を見せた後に、補足と解説を加える。
というのは、タイミングが合えば、ですが「イヤイヤ期」のときに選択肢を与える。といったような「本人の意志を尊重する」背景を伝えることはとても良かったなと思っています。私は、息子に「笑顔で保育園に向かうために家をでる」という密かな目標があり、そのために「本人の意志を尊重する姿勢を親が見せる」というのが大事ということを伝えました。それまでは「早く時間がないから、準備して!」と急かして、息子も「痛い、いや〜。わ〜ん」と泣いていたのが、夫が一息つき、息子に「なにが原因で、そんなことを言っているの?」と聞いてくれるようになりました。その結果、ほとんど泣かずに、保育園に向かってくれています。まぁ、「まま〜」となり私が最終的に聞くことになることもありますが、それでも、「親はいつも自分の味方」と思ってくれる大事な基礎ができてきたのではないかと思っています。
育児中、しかも共働きだと、育児で夫を巻き込むなんて余裕ない。と思っている方もいるかも知れませんが、意識が違うパートナーと一緒に「子育て」というプロジェクトを遂行するには、意識が違うと感じるだけでもストレスになるかもしれません。ちょっとできそうなことから、やってみるだけで、最終的に自分の負担が軽くなる可能性もあるので、もし余裕があれば是非、挑戦してみて頂ければと思います。
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