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Forest City-Maria Chiara Argiro[2022]
好み度:★★★☆☆
ジャズ・フュージョン・ピアニストとして知られるMaria Chiara Argiròが「自然と都市の二重性」をコンセプトに制作した3rdアルバム。人工的なサウンドからゴージャスなダンストラックへと発展する必聴トラック”Bonsai”、オーガニックなサウンドからチルなトリップホップのヴァイブを持つ"Clouds"、シンセのきらめきと催眠的なヴォーカル、トランペットの爆音がトラック全体を覚醒させる"'Blossom"。『Kid A』~『Amnesiac』期のRadioheadをNicoとDavid Lynchが再構築した様な、現代のファムファタールによる至極のアンビエント・フォークアルバム
ジャズとKelly Lee Owens、Jon Hopkins、Radiohead が出会う、エキサイティングな新進エレクトロニック・アーティストと称されるアーティスト、Maria Chiara Argirò の新作はコンセプト・アルバム!
9歳からピアニストとして活躍し、11年前にローマからロンドンに移って以来、英国のジャズ、クラシック、エレクトロニックの世界で静かに活動を続け、アートロックバンド These New Puritans、ジャズ集団 Kinkajous、ジャズギタリスト Jamie Leeming とのコラボレーションでそのスキルを発揮。
そんな彼女の今作は、「自然と都市の二重性」をテーマにしたコンセプトレコードで、有機的な音とテクスチャーが都市のスプロールの上に流れているような作品です。