ソニック　ザ・ムービーは友情の物語。 ソニックはソニックであり、ドクター・ロボトニックのジムキャリーは、やっぱりマスクでありジムキャリーであり、山寺宏一ショウという完ぺきな布陣。

ソニック　ザ・ヘッジホッグ

1991年7月26日発売のメガドライブ用ゲーム。
実は僕は当時、ファミコンとＰＣエンジンは持っていたんですが
メガドライブはお金が無く買えず。。。
ただ、メガドライブは当時、友達にドラクエⅣを貸す代わりに、
メガドライブ本体とファンタシースターⅡを借りた事で
その頃からの付き合いなので、ソニック発売前にはメガドライブで遊んでいました。

その後、ソニックザヘッジホッグが発売され、
あっという間にセガのシンボルに上りつめスターダムに。
そう、ソニックは世界一有名なハリネズミ。

今遊んでも音速ハリネズミの触り心地は良く、
きっと未プレイでもクレーンゲームで聴いた事があるBGM、　　　　　　　操作も移動とジャンプのみ、
回転ジャンプで攻撃と、操作も簡単。
難易度は高いですが爽快感抜群で画面もポップ＆クール。
メガドラ版スーパーマリオ的な地位を不動のものに。

中古市場でも手頃感があり、
FOMAやバーチャルコンソールでも移植されました。

今でも海外版メガドラミニ「ジェネシスミニ」や
ニンテンドーswitchでも遊ぶことが出来るので、演出、音楽、ゲーム性と、一部の隙も無い、ソニックチームの底力を堪能下さい。

あ。

ゲームギア版はソニックの音速ゆえかブレが激しくやりにくいです（笑）

そんなセガの金字塔、ソニックザヘッジホッグがハリウッド映画

「ソニック　ザ・ムービー」になってスクリーンに登場です。

個人的には日本のゲームは日本で映画化し、世界に発信してほしい所ですが……。

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ストーリー。
ソニック　ザ・ヘッジホッグの「グリーンヒル」そっくりの惑星で暮らしていたソニックは自身の持つ「力」を狙われる。
ある事件がきっかけで「リング」の力で地球に逃げ、
「グリーンヒルズ」で10年間一人ぼっちで過ごしていた。
しかし、地球でも、ソニックの力を存在を知ったドクター・ロボトニックに
狙われる羽目に。
同じく存在を知られた保安官トムに助けを求め、ロボトニックと対峙するが…

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作中のソニックは音速を通り越し、時を止めるかの如くハイスピードで
動き回り、ゲームさながらの体当たりで敵を粉砕。
明るく前向き。
敵に襲われても挫けることなく立ち向かい、立ち上がる。

テンプレートなストーリーでありながら、ソニックらしさを前面に押し出した物語はわかりやすく清々しい。
別にソニックを知らなくてもちゃんと楽しめるように、
それでいてマニアもうれしい演出や小ネタ、BGM、エンドロールに某ゲーム映画と同じ演出を用いていたり、最後の最後に登場するゲストキャラ等、見どころも多いのではないでしょうか。

地球外からやってきたソニックと、田舎町に住む保安官のトムとのドタバタロードムービー＆アクション、築かれる友との友情。ソニック　ザ・ヘッジホッグの世界観は「ゲームで孫に敗北しまくって腹が立った」という、ロボトニック役のジムキャリーがしっかり、作ってくれます。

ネタバレの必要もないほどわかりやすいストーリーで、
ある人は懐かしさを、ある人は気持ちよく見れる作品でした。

一時、ソニックのビジュアルが話題になりソニックそのものが作り替えられた時、「え、この変なソニックのままでもちょっと観てみたい」

と、思ったんですが、この映画のストーリーだったら、
今のビジュアルで良いと思います（笑）
目が繋がっていないのは気になる人はいるかもしれませんが、新しい方のデザインなら、特に気にならないのではないでしょうか？

だって、スーパーマリオ魔界帝国の女神とか凄いのがあるじゃないですか。

そんなソニック　ザ・ムービー。公開3日間全米興行収入5700万ドル。
ゲーム原作映画史上最高のオープニング成績、
続編も決まりそう（？）だとか。

ジムキャリーも山寺宏一さんも完全にマスクで、僕的には大満足です。ジムキャリーと山寺宏一さんってホントぴったりですよね（汗）

僕の中のカリスマクリエイター、中裕司さんにも映画を観た報告はしたんですが、今度今の事態が落ち着いたら、色々お話し聞かせて欲しいですね。
中さんにもマーベル作品のスタン・リーさんとかピクセルの岩谷さん
みたいにカメオ出演してほしかったなー等と。

中さんには初めてお会いした時、僕が好きなファンタシースターⅡに
サインを頂き、そのあとソニックアドベンチャーにも一筆頂いたんですが、
サインをもらいすぎてソニックザヘッジホッグには
「もうサインしませんよｗ」と釘を刺されているのです。
なぜ真っ先にソニック無印にサインをもらわなかったのか僕は……。

オマケ。

不満点をあえて挙げるとすれば…あ、ここからネタバレになります。

爽快映画なので、正直ネタバレを知っていても問題ないと思うんですが、
以下は気になる人だけ読んでください。

ゲームに登場するリング。リングは願いながら投げる事で別の場所に移動できるどこでもドアなのですが…。

せっかく大量に持っているあのリングを冒頭と後半もっとうまく使えば……。

まあ、どこでもドアと同じで行きたい場所を「宇宙」「深海１万メートル」と指定したとたんに地球が滅ぶ性能を持っているわけで、
そこはスルーでしょうか（笑）