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『読むデザイン』は文字通り読んでデザイン力を高める本
「読むデザイン」という本を読みました。
正確には、読むのは2度目です。何年か前に一度読んでからそのまま、アウトプットもせずただ読んだだけでした。
デザインが「感性」と「論理性」を繋ぐ架け橋であるという視点から、デザインの上達法について書かれています。
ウェブデザイナーとしても学ぶことが多く散りばめられていますので、ここでは特に、ウェブデザイナーを目指す方に向けて、デザインのスキルを磨くためのヒントをご紹介できれば、と思います。
🏫周りを「デザインの学校」として活用する
街中で見かけた広告や看板、メニューのレイアウトを参考に、ウェブページのレイアウト案をスケッチしてみましょう。特に、ユーザーの注目を引く要素や、情報の階層構造に注目すると良いでしょう。
🧠右脳と左脳を使って色を理解する
現実世界の色彩を参考にして、ウェブサイトのカラーパレットを作成してみましょう。色の心理学を理解し、色がユーザーの感情や行動に与える影響を意識すると、より効果的なデザインができます。
🎮コンセプト探しゲームでデザインの意図を探る
他のウェブサイトやアプリのデザインを分析して、その背後にあるコンセプトや戦略を理解しましょう。競合サイトの強みや弱みを理解することで、自分のデザインを差別化するアイデアが生まれるかもしれません。
👀観察力を磨く
ユーザーインターフェースの各要素(ボタン、アイコン、タイポグラフィ)をじっくり観察し、それらがどのようにユーザーの操作性や理解を助けているかを考えてみましょう。また、実世界のオブジェクトをデジタルデザインに取り入れる際、その形や質感をどのように表現するかについて考えると良いでしょう。
💭自分の作品を客観的に見る方法を身につける
デザインしたウェブページを異なるデバイスやブラウザで表示してみましょう。また、非デザイナーの友人や同僚にフィードバックを求めることで、新たな視点や改善点を得ることができます。
🌟視認性の高いデザインを意識する
アクセシビリティを考慮したデザインを心がけ、色覚障害のユーザーも含めて全ての人が情報を容易に理解できるようにしましょう。また、情報の優先順位に基づいてコンテンツを配置し、ユーザーが最も重要な情報にすぐにアクセスできるようにデザインします。
🥰バリエーションを用意し、デザインの理由を明確にする
異なるユーザー層やブランド戦略に適応するための複数のデザイン案を用意しましょう。デザインの選択がビジネス目標やユーザー体験をどのようにサポートするかを明確にし、クライアントやチームに説明できるようにします。
さいごに
本書ではより詳しく書かれておりますので、ぜひお手に取って見てください。
著者であるデザイナー、鎌田さんのnoteもありますので是非!
本書と同じ名前のマガジンがとてもおすすめです😘
最後に、私は街だけでなく雑誌からこれいいな!って思ったものをスクラップしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1706321772190-IUivWIUSYZ.png?width=1200)
男性誌と女性誌にもこんなに明確な違いがあると、見ているだけでわくわくしますね。
フォントのウエイト、配色、余白…
どうしてデザイナーはこういうデザインにしたんだろう。そう考えるだけで面白いですよね?私はこれを考えるのが最高に面白くて最高に好きです。
今日ご紹介したヒントが、あなたのデザインの旅に役立つことを願っています。