水星が双子座へ移動
昨日12時49分に水星が双子座に移動しました。
水星はこのまま7月12日まで2ヶ月以上の長期間を双子座に滞在し、人々のコミュニケーションを形作っていきます。
水星がひとつの星座に滞在するのは通常だと三週間程度ですが、今回の双子座ではその三倍以上という長い期間を過ごすことになります。
これは途中で逆行期間を挟むからです。
水星はまずは正しい方向に進んで行き、その後、逆行してある程度の距離を逆戻りします。
逆行を終えると、改めて正しい方向に進んで行き、次の星座に抜けていくという経路になります。
つまり、双子座内で行ったり来たりすることで、普段の3倍以上の時間を過ごすことになるのです。
水星が逆行する時は言葉やコミュニケーションの調整が行われるので、誤解や揉め事、勘違いやトラブルが起こりがちです。
ただ、逆行とは運命が正しい方向に進むための調整であり、いわば「運命の整体」といったものです。
普段使わない方向に筋肉や関節を伸ばすことで、運命の巡りをよくするイメージです。
だから、ひとたび逆行を終えると、それ以降はまるでパズルがはまったかのように言葉が巡り始めるでしょう。
また、水星は双子座の守護星です。逆にいうと、双子座は水星のホームグラウンドです。どの星もこういった「ホーム」を持っているのですが、星は「ホーム」に滞在する期間その力が一気に強くなります。
いわば実家に帰ってリフレッシュしたような状態なので、人々に与える影響も通常より大きくなります。
以上の事から、今回の水星の影響はいつもより強力で、いつもより長くて、そして、いつもより予測不能なものになることが分かります。
今回の水星の動きを整理すると、以下の三つの期間に分けることができます。
①5月4日から5月30日:水星が双子座に滞在する期間「新たな形のコミュニケーションが生まれる」
②5月30日から6月23日:水星が逆行して「蝕の季節」と重なる期間「形が崩れ、予測が難しい時期に」
③6月23日から7月12日:逆行を終えた水星が改めて順行する期間「後戻りやトラブルなどを経て、①の新たなコミュニケーションがしっかりと形作られる」
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