Vague = "曖昧"でいること
vague <形容詞> あいまいな, はっきりしない様,
生きている中で、たくさんの境界が存在する。
男、女。合法、違法。正しい、悪い。
けれど自分は、その境界になんとなく違和感を感じながら生きて来ました。
オネエであろうとトランスジェンダーであろうと
思考も嗜好もみんなそれぞれが全く違う。分類ができない。
グレーゾーンとも言われてるけど
違法なことをしてても、結果それが人を助けていることもみたし
合法の名の下に人を傷つけていることもみた。分類ができない。
あなたにとっては正しかった。
でも、私にとっては悪いことだった。分類ができない。
法治国家である以上、また高い生活水準を多くの人が保てる社会である以上、
共通のルールは絶対に必要です。
けれど生きて来て、色々な人のすがたを見れば見るほど、
人の行いを白黒ハッキリさせることはできないと感じて、
ならば、そもそも人間はあいまいな存在なのだと思うことにした。
あらゆる人が違う考えで、でも似通ってるところもあって
分類は決してできない私たち。
それを受けいれた方が、世界はきっともっと優しく見えてくると思う。
僕は、この世界で優しい気持ちを抱いて暮らすための機会を作りたい。
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初めまして、平田彬人(ヒラタアキト)と申します。
金沢大学にてマーケティングやら国際政治やら少し心理やらについて学びながら、
アカペラサークルに所属してひたすら人前で歌っていました。
卒業を迎えた2017年、カフェを経営する企業に就職し上京。
カフェの様々な現場に立ち、サービスの気持ち良さを実感しました。
…と思ったら、1年と半年で適応障害と思われる症状を引き起こす。
毎朝を絶望的な気分で乗り越えながらも、変わるために転職先の面接を転々としますが全滅。
「自分のやりたこと、利益やらキャリアやら考えずに、無条件に、感情のままにやりたいと思えることは何か?」
そう考えた先に、気がつくと賃貸1Kの自宅がバー見たいなカフェ見たいな内装になり、フリーターになり、いろんな人を招いてみんなで笑って語り明かす場所「Vague Foyer (ヴェイグ・ホワイエ)」を始めていました。
Vague Foyer、通称:ホワイエの目的は、
「ちょっと非日常な空間で過ごすことで、自分の現実が輝いていることを思い出す」
そんな機会を提供すること。
カネにはならない。再就職のめどもない。
でも、ホワイエに来た人の中には、リラックスをして、人生への期待を補充をしてもらえた人がいる。
「四大卒で何やってんだ」「ただの宅飲みだろ」「将来はどうすんだ」
そんな言葉に引っ張られ、でも決してその言葉は響かず
誰かの人生をワクワクさせる使命感を持って、僕は僕にしかできないことをしていきます。