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三度の飯よりポッドキャストが好きな私のおすすめの番組

こんにちは、現在、伊豆下田に滞在中の住所不定のクリエイターNaoです。

僕は、健康維持のために毎日1万歩を目標に、apple watchの万歩計アプリでモニタリングしていますが、その散歩の際の最高のお供がポッドキャスト。

滞在先の街を歩きながら、お気に入りのポッドキャストを聴く時間がこの上なく好きで、ポッドキャストを聴くために散歩をしている(手段と目的が逆になっている??)と言っても過言ではありません。

ポッドキャストの最大の魅力と言えば、「ながら聴き」ができる点。

散歩しながら、運転しながら、仕事しながら・・

動画だとこうはいきません。

そんな三度の飯よりもポッドキャストが好きな僕のおすすめの番組をご紹介したいと思います。

教養系

COTENラジオ

某「都の西北にある大学」の入学試験のために、「Q:漢委奴國王」金印、発見したのは誰? A:甚兵衛」なんていうマニアックな知識をひたすら浪人時代に詰め込んで「俺は歴史に詳しい」なんて自認していた自分が恥ずかしいですが、それはただの暗記。

このCotenラジオでは、歴史の中の偉人や出来事を、その文化的・社会的背景(場合によって3000年とか遡ることも頻繁にあり笑)を基に立体的に説明してくれるので、非常に興味深く、またそこから得られる教訓を現代社会にも生かすことができると思います。

こんな歴史の授業を学校で聞けたら、社会科が好きになる学生が増えるのではないでしょうか。

ちなみに、記念すべき第1シーズンで取り上げられた「吉田松陰」が、黒船来航の報に、「先進国に外国留学するチャンス!」と考えて居ても立っても居られなくなり、黒船に乗り込み密航させてもらおうと前夜身を潜めていた、下田の弁天島を本日訪れました。

a scope

「リベラルアーツを学べば出世する・成功する」なんて言葉を、ここ十年ほど耳にすることが多くなったような気がしますが、「リベラルアーツ」を学べば学ぶほど、この言説は愚かに聞こえてくるのではないかと思います。

何を言いたいかというと、「リベラルアーツ」は人生を豊かにするための思考の枠組みを学ぶためのものであり、それをお金儲けに利用するのは違うんじゃないのって話。

ニュースメディアのnewspicksが運営しているポッドキャスト「a scope」は、先述のCotenラジオのホストでもある深井さんがホストをつとめ、毎回、自然科学・社会科学各界の専門家を呼んで話を聞く内容となっており、様々なジャンルの話題に触れるので知的好奇心をくすぐってくれます。

特に、仏教とキリスト教の回は神回でした(この文脈で「神」という言葉を使うのはいかがなものか笑)。

社会派系

Lobsterr FM

感度のいい友人に教えてもらったニュースレター+ポッドキャスト。

国際感覚のあるホストの三名が、横断的に海外のメディアから記事をキューレーションするメディア。

日本の(視点が凝り固まった)主要メディアでは中々耳にすることのできないトピックを扱ってくれるので、日本にいながらも広い物の見方を養うことができます。

こんにちは未来

「ヒップな生活革命」などの書籍でお馴染みのNY在住のジャーナリスト佐久間裕美子さんと元WIRED日本版編集長の若林恵さんのポッドキャストは、先述の「Robster FM」と同じく、国際感覚のあるジャーナリストのお二人が、ゆるい雰囲気で様々なトピックについて語ります。

今夏のオリンピックで、某元総理大臣の方が、失言によって直前に組織委会長を辞任することになり、日本は国際社会で赤っ恥をかきました。

この問題の一番のポイントは、ご本人が、何が問題で炎上しているのか理解していないのではないかという点。

つまり、日本の古い家父長制・女性蔑視の物の見方を当たり前だと思っていること。

このような凝り固まった物の考え方に自分が囚われていることを客観視するためにも、このポッドキャストのように(地理的・世代間的に)幅広い視点を与えてくれる情報ソースに定期的に触れていきたいと思います(ちなみに、このポッドキャストで語られることが必ずしも正しいわけでもないので、一つの物の見方として捉えることが重要)。     

テック系

Rebuild FM

サンフランシスコ在住のソフトウェアエンジニアMiyagawaさんが、毎回、テック業界で働く友人を招いてアップル製品から、プログラミング言語、シリコンバレー事情、スタートアップ、アメリカ政治、アニメ、漫画、ゲーム業界などの様々なトピックについて語るテック系のポッドキャストです。

シリコンバレーで働くエンジニアのポッドキャストと聞くと、何か意識の高いキラキラしたものを想像してしまいますが(僕だけ?)、Miyagawaさんの人柄のおかげで、マニアックな友人が飲み屋でお互いの興味あるネタを気楽に語りあう、ゆるい雰囲気となっており、聴いていて心地が良い。

ちなみに、僕は定期的にゲストで登場するHakさんの口調と言葉選びのセンスがツボにハマり、ファンになりました。

JOI ITO変革への道

元MITメディアラボ所長のJOIこと伊藤穰一氏が手がけるポッドキャスト。

伊藤穰一氏といえば、米大富豪の故ジェフリー・エプスタイン氏とのグレーな人間関係により、前出のMITメディアラボ所長職を辞任し、さらに日本のデジタル庁の事務方トップ「デジタル監」の候補になっていたが、この件で起用が断念された人物。

しかし、その広い交友関係の中から選ばれる、ポッドキャストのゲストの面子はさすがであり、武邑光裕、村井純、オードリー・タンなど業界の重要人物との対談が非常に面白い。

話の内容は大分高度ですが、この先の未来を見通すヒントがふんだんに詰まっているので、(故ジェフリー・エプスタイン氏との件は一旦横に置いておいて)、引き続き視聴して勉強していきたいと思います。


以上、僕のお気に入りのポッドキャスト番組を紹介させて頂きました。

他にもこんなのがおすすめだよという番組があったらぜひ教えてください。


そんな国内外をフラフラする筆者の日常はこちら(YouTubeチャンネル)になりますので、よかったら御覧ください。

vagabundo


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