見出し画像

民間レベルのナニから見たぼざろ 虹夏編

劇場もええな~。
という訳で今回は虹夏ちゃん編です。とは言ってもぼっちより掘り下げられてないので淡泊ではありますが。
ポイントかなぁと感じたのは
〇愛情深い母親、ほとんどいない父親
〇星歌の使命感、虹夏への少しの嫉妬
〇山田との関係(部屋の占領、距離感などなど)
〇ドラムそれほど上手くは、という肯定感の低さ
〇世話焼きという承認欲求
〇親切にしないと捨てられる?
〇離別の拒否感
あたりかなと。ではざざっといきましょうかね。

簡単な家族背景ではおそらく愛情の深そうな、わずかに支配的な母親像と、気にはかけるが愛情はいまいち伝わらない(伝えられない?)父親、そして母親の愛情を奪われ「姉妹愛」を指示された星歌。
と言った感じかな。
虹夏ちゃんはそれらを察している可能性が高そう。星歌の世話をしたり山田を飼ったりしているあたりにうかがえそうだ。星歌へ母親を重ねていたり、そっけない反応に父性を感じているのかも。
山田を飼うあたりは家族を作りたい想いがありそう。ちょい愛情が足りないのを自覚していても自分で埋めている行為については無意識的に感じるなぁ。
見知った人にはぺたっとくっつくが赤の他人には適当にあしらってるかもね。
基本コミュニケーション能力が高めなのは観察力が高いのと、捨てられる恐怖心が本能的に植え付けられてるかも、バンドのメンバーの中では一番病的要素が高いかもしれない。ダントツぼっちに見えるかもだが私見だと孤独にはめっぽう強い。一人だけ部屋にいてても何も問題ないのと音楽があれば生きていけるからだ。
虹夏ちゃんには音楽というよりライブハウスだし、星歌に認められたいし山田の世話をしていたい。他者ありきだし自己評価もそれで左右されてしまいかねない。だがそれなりにメリットもあるしデメリットもある。

それはそれとして運命の公園でぼっちを拾って音合わせ。想像だけど楽譜の覚えとギターワークから「悪くないレベル」と判断したような印象がある。プランクトン後藤に明るく対応しているのと次回を示唆している様子からうかがえる。ただバンドのメンバーとしては不安があったのでバイトして仲良くなれば、と判断したかも。切るのなら山田が止めるとも判断してるかも知れない。山田は初回の音合わせで「コイツ尋常じゃない」のを察している反応だったように思う。虹夏ちゃんはそれを読み取ったかも。
ライブハウスでのバイトを通じて親しくなったのである程度ツッコミ入れたり距離感が縮むにつれポイントである肯定感と承認欲求の一部がぼっちと近しい亊、姉妹構成である亊、コミュの差、両親の愛情諸々がリンクして「ぼっちがいれば・・・!」と思っての初ライブ後のコメントではないかと。

まぁこんな感じかなと。大天使であるが故の苦悩なので堕天する可能性が一番高い存在ともいえる。だから普通である山田の存在が必須でありお互いに理解しているのだろう。


では次回は山田について。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?