見出し画像

うつ病の「休養」て。その2

前回の続き。機能低下してるので
〇寝る
〇食べる
しかできないです。ただまぁ認識できる状態ではあるのでまずは上記2つに注力するしかないです。
寝る亊については前述したように横になるレベルでOKです。睡眠にこだわらなくても大丈夫です。必要に応じて眠剤を使用しても問題はありません。投薬治療ですと長期間にわたりますので一時的に依存状態になる可能性もありますが依存から抜ける亊も可能ですので、今は依存しても寝る亊を選択したほうが無難かも知れません。うつで先の見えない将来の安定より今の安定のほうが価値があるかと。

食べる亊についてよくあるのが味がしない。食べてる実感がない。おなかに収まるだけ、噛んでる意識もない、体に沁みる感覚もない。
というのはよくある亊です。いずれ戻ります。今はかなり辛いですが即座に解消できる現象ではないです。

寝る・食べるをこなしていく過程の中で投薬治療も進んでいきます。だんだん「どうしてこうなった」「これからどうなる」という思考そのものに疑問が湧くようになります。「どうして動かないのか」「これからどうするのか」に変化していき、徐々に自分なりの答えを見つけるようになります。
そうなると改善するスピードも上がってきます。必然的に投薬も減りますので心身の機能も上がってきますので興味とかやる気とかが段々でてきますので。そなるとあとは自分でまた身の振り方を考える亊ができます。

ただ注意点というか、リスクもはらんでいます。寝る、食べるの過程があまりにも単調なので「うまく休めない」という錯覚に陥ります。そうなると原因探しになり改善の妨げとなります。原因が見つかったとして、それを解消できたとして病気が良くなるかどうかは不明です、良くなるかも知れませんし余計に悪化するかも知れません。ハイリスク・ハイリターンは病気の身では厳しい選択肢となります。
「うまく休む」必要はありません。うまく休む、という言葉自体がすでに破綻しています。うまくを自分で定義できないので「うまく」を使用していますし、仮にうまく休めたとしてもうまく休めなかった時の比較は無理ですよね。という話。セーブ・ロードできませんので。

また機能低下しているので外出困難であったり、心の不安定さから他人の視線が気になって平日外に出られないという状況にも陥ります。無理に連日外出する亊はありませんし、何もできない自分ですので暇を持て余していたほうが。という亊はあるかな。今までうつになるまで何かに追われていたはずなので今ある余裕に耐えきれないですし焦燥感を覚えるものです。まずは慣れない暇をどう解消するかを機能低下の中でなんとか絞り出していきましょう。

う~ん、こんな感じかな?

いいなと思ったら応援しよう!