エチオピア/ケニアの国境へ 14時間のバス移動日

2025年2月6日、木曜日。

アディス脱出。
今日はエチオピアの首都、アディスでから14時間バスで南下し、ケニアとの国境の街モヤレに向かいます。

3時起床。
ホテルを3時25分にチェックアウト。

バスは朝4時発。

チケット売り場のお姉さんに、30分前に到着しておいてねと言われていましたが、まぁ遅刻です。

バスターミナルへ向かいます。

配車アプリのRideで車を探していきます。
な、ない、、やばいぞ。
ホテルの人によるとすぐ捕まるよと言われてたけど、いない。

やばい。

そこに、幸運にもタクシーが。めっちゃボロボロ。
けど、グッとタイミング。
アディスで、今の所一度もタクシーを利用したことがありません。タクシーは危険と聞いていたので避けていました。

仕方がない。一か八か。

行き先を告げ、値段を聞くと600と言われました。配車アプリでは400と書いてあるから、君のタクシーには乗らないと言うと、乗れ乗れと！あっさり400で交渉成立。

ラッキー。
時間ないのに値段交渉は怠りません。笑
3時30分、出発。

バス停へ。

15分で到着。
この時点で3時45分。

バス停はこちら。
名前: Lamberet Menaharia
住所: 2RFC+P4G, Addis Ababa, Ethiopia

タクシーを降りた途端、おっちゃんたちに囲まれます。観光客をバスまで案内してチップをもらう案内人たちです。大体アフリカはどこにでもいます。

彼らを跳ね除け、バスを自力で探します。
黄緑色のバスです。

あれ、ありません。

あと10分ちょいで出発…
看板も何もない。

仕方ない、案内人的な人に聞いてみます。
そしたら下だ！と言われます。

よく見ると一段下がったところにもバスがずらーっと並んでいるのが見えました。

降りてみると…あった。
モヤレ行きのバス。

3時55分、荷物を預け乗車。
タグを荷物に付けて、乗り込めと言われました。チップもせびられません。エジプトとは違う。

乗り込むと…ガラガラの車内。
4、5人しか乗っていない。

4時40分、40分遅れでやっと出発。
その頃には大体席が埋まっていた。
やはりここはアフリカだった。
乗り遅れるかもしれないと冷や冷やした自分がアホみたいだ。笑

なぜすぐにバスは見つからなかったか。
地図を見たら分かりました。
バス停はカタカナのコの様な形をしています。
夜のあまり明るくない街頭の光だけではこんな構造をしてたなんて分からなかった。
タクシーから降りた時は、コの字の上の部分に降ろされていた見たいです。そこからずっと上の部分でバスを探していました。

実際にモヤレ行きのサラムバスが停まっていたのは赤い印の所でした。皆さん要注意！

黄緑色のベストを着た人に聞いたらチップもせびられず、普通に教えてくれました。

皆さんはすぐ聞いて確認してください。笑

おしっこ休憩。

みんな降りて各々草むらへ。

11時半、レストランで昼食休憩。
ブュッフェ、1人200ブル。

朝に食べた特大ドーナツのせいでお腹いっぱいなので、ここでは食べず。

激臭トイレを使い、ゆったりバスの出発を待ちます。

12時出発。

ランチ後、なぜか立ち乗り客が増えました。席数以上の人を乗せて出発。アフリカですね。

たくさんあるセキュリティポイント。

警察が、手動で道路にロープを張り、検査を終えたら、手動でロープを下げて通れる様にします。

最初に近くて写真撮ったら怒られて全て消させられました。少し離れてまた隠し撮り。笑

毎度バスから降ろされて、徒歩でこの5メートルくらいの距離を歩いて、警察にパスポートを見せます。

毎度、物売りの人にたかられながら…

今回はサトウキビ売り、　
ちょっと試してみたいな。

まだまだ進みます。

田舎道を進みます。
家も赤土で作られた家があったり

突如大行進に遭遇したり、

バナナ木が大量にあったり

バナナバナナバナナ

車窓を眺めて丸一日。

やっとやっと、エチオピアとケニアの国境の街モヤレに到着。18時に着くと言われていましたが、実際には20時に着きました。

結果、朝4時から夜8時のバス移動。16時間のバス旅でした。

バスもボロいし、エアコンないし、充電もできないし、wifiもないし、定期的に降ろされるし、でも、本当にアフリカバス旅楽しいです！

バスで出会ったケニア人のリリアンと同じ宿に泊まろうとなったので、お互い荷物が多いので、別々にトゥクトゥクでリリアンの目星をつけていた宿へ。

リリアンはモヤレに知り合いがいて助けてもらうとのことで、我々も乗っかります。笑笑

値段交渉にホテルの場所まで伝えてくれたトゥクトゥクに乗り込みます。

出発！

夜のモヤレの街を爆走。
ホテルに向かっていると思いきや、なぜかホテルの名前を聞いてきます…嫌な予感。

我々は、リリアンにこのトゥクトゥクに乗ればホテルに着くからと言われていたので、俺らは知らないよと伝えます。

ホテルの名前は分からないし…
英語も伝わらないし…終わった。

英語も話せないお兄ちゃん、焦って英語を話せる人の所に我々を連れて行きます。

その人に状況を説明すると、トゥクトゥクのお兄ちゃんは何も知らされていないと言い始めます。
値段交渉してたのを目の前で見てたと伝え、値段が決まってるんだから、どこへ行くか分かっていないはずはないだろと伝えます。

アホすぎる…
こっちは長旅で疲れてるんだよと思いながらも、この状況を楽しみます。笑
このカオスさ。いいですね。

さぁリリアンと合流できるか…

モヤレのホテルをしらみつぶしに回って行きます。笑。
どこだリリアン。

1軒目、いない。
2軒目、いない。
3軒目、いない、次へ行こうとすると…
一台のトゥクトゥクが！
リリアン！

リリアンも探してくれていたみたい。
再会できた！

リリアンがトゥクトゥクのお兄ちゃんに喝を入れます。笑

こんだけ迷惑をかけたにもかかわらず、懲りずに、100ブルのはずが、500ブルよこせと我々に請求して来ます。英語は、ほぼ話せないお兄ちゃんに英語で俺も喝を入れ100ブル渡し、帰しました。

面倒なので、この3軒目に来たホテルに泊まろうとなり、値段を聞きます。

1番最初に800ブルといって3秒後1000ブルに値段が急に上がります。そして5分後1200ブルに。
ホテルの奴らも観光客からボロうとしてきます。

ちゃんと英語も話せたので、しっかりおかしいだろと伝え、喝を入れますが値段を下げようとしないので、お前のホテルには泊まらないと言い捨て、隣のホテルに泊まることに。

1泊1500ブル…笑笑
さっきのホテルより高い、けどうざいホテルには泊まらたくないので、こちらで。笑
綺麗な感じなのでいいでしょう。

アディスの中華スーパーで買った素麺を茹でてディナー。

疲れたので寝ます。
部屋の写真も撮り忘れました。

明日はついにエチオピア脱出。ケニア入国です。

リリアンも一緒に国境を渡る予定です！

💸本日の支出💸
バス代 : 2,250ブル
トゥクトゥク代: 100ブル
宿代 : 750ブル
合計: 3,100ブル / 3,643円

お疲れ様でした。