立ち呑み屋~馬鹿鳴都~思い立ったが吉日編
立ち呑み屋をしたいと思ってる。
えー立ち呑みってしんどくない?田舎の人は座りたいよ。という意見は今回ガン無視。
しんどくなるくらい長居しなきゃいい。
店と店の間。居酒屋→立ち呑み屋(15分)→居酒屋→立ち呑み屋(10分)→スナックでいい。もしくは一杯だけなら付き合ってやってもいいと言われた時寄るくらい。
やりたいと言っても私の立ち呑み屋歴は恐ろしく乏しい。東京の五反田で、岐阜の郡上で一度行ったことがある程度。でも覚えている。とても楽しい時間だった。
しかし私が毎日店に立つのは難しい。早く帰りたい日もあれば、普通の居酒屋に呑みに行く日もある。いや1番の理由は私がその立ち呑み屋に行きたい。これは日替わり店主制度を利用したい。どうやったらうまくいくんだろう。変な人じゃないか毎度面接するのか?清潔な人かどうやったらわかるんだ?爪見るか?
食材の管理が難しそうだから食べ物は基本出前か持ち寄りにしようかな。愛宕町(この町の繁華街)だったら出前文化があるし、なんとかなるだろう。
そうなると次の問題はゴミだ。日替わり店主がちゃんと処理できる人、というのは重要かもしれないな。変わった人が面白くていいけどゴミの常識はある人がいい。道や川にゴミを捨てるような人は論外だ。それを日替わり店主の条件にしようか。“今まで道や川にゴミを捨てたことない人求む!“募集の張り紙はこれだ!
何時から何時までやろうか。昼の店が閉まり夜の店が開くまでの微妙な時間帯も開いてて欲しいけど、深い時間までやってて欲しい。
無人立ち呑み屋はどうなんだろ。お金の管理が難しいのかな。そしたらお酒も持ち寄り?そしたら家賃どうやって払ってくんだ?悩ましいなぁぁぁ
でも店主と軽く喋ったりも呑み屋の醍醐味だしやっぱ人はいるか。
いやいや1番大切なこと忘れてた。ご近所付き合いだ。隣近所に愛されてないと田舎で立ち呑み屋は成立しない。隣の役に立つ立ち呑み屋。“立“が多いな。
と考えてるとだいたいの人はめんどくさってなる。そして夢は途出される。
しかし私は知っている。そうならないための方法を。
本当ならここから下は有料版。
がまだ何者でもない私の方法は無料でどうぞ。
そうそれは、“判をつく“だ。
印鑑だ。実印だ。
契約してしまう、これに限る。
簡単には逃げられないところまではノンストップで行く。
契約金まぁまぁ払った、ということが力になるのだ。慎重にノンストップ。これが私が店を始める時のルール。といえばかっこいいが私はその辺のネジが外れているらしい。ま最悪やめた方がいいってなってもそれはその時。小さな店の契約金なんてちょっとバイト頑張ったら返せる。
と簡単には言えど店を始めるのも続けるのも本当にめんどくさい。でもやってしまう。何度でもやってしまう。そしてまたやろうとしている矢先、この気持ちを代弁してくれるビールに出会ってしまった。私史上最高のビールの話を皆さんと共有したい。このビールはこう言った。
“そりゃあ責任とかって重たいし失敗ってずいぶん苦い。わざわざ重くて苦い、そんな思いできればしたくないって思うけど、でもそういうのってないならないで生きてる気がしないっていうか。ちょっとソフトドリンク。(中略)暑苦しくもがいてる自分がキライじゃないからしょうがない。まぁ、なかなかビールがおいしい人生ですこと。“
そっか!私はビールがおいしい人生を歩んでいるんだ。これで納得。いいこと言うなぁ。ここまで刺さるのはWOW WAR TONIGHTかこのビールくらいだな。これからもめんどくさ〜って思いながらもビールと共に。それが人生だ。
ということで立ち呑み屋をやりたい。どうしてもやりたい。
力貸してくれる人求む!
りえ