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#195 サンクリストバルでの5日間!🇲🇽

2/10-12 ビエホ市場/トルティーヤ/グアタルーペ教会⛪️

昨日の夕方サンクリストバル・デル・ラス・カサス(以下サンクリ)についてから、HSBC銀行で2000ペソ(17573円、以下Pで表記)をキャッシングした。これがこの旅で最後のキャッシングになるだろう。引き出す際の手数料が81.20P(724円)と画面上に表示されているが、セディナカードを使えばATM手数料が無料になる。繰り上げ返済もできるし、このカードにはとても助けられた。そういえば4月ごろにこのセディナアプリがVpassアプリと統合されるそうだが、この機能に変更はあるのだろうか。

手数料が無料に^_^

さて、今日は2月10日の土曜日。11時過ぎにサンクリの街に繰り出す。昨日も通ったサンクリ教会がある町の中心の広場にやってきた。教会の前には本当に人を磔に出来るくらいの大きな十字架が立てられていて、少しゾクっとする。この教会前の広場は夕方になると市場(市場というより、バザー売り場と言った方が正確かもしれない)へと変貌する。

サンクリ教会⛪️と十字架

このサンクリ教会から北に伸びているのが11月20日通りで、ここにあるパン屋「Doña Isabel」にはこの4日間とてもお世話になった。
これまでの中米はパンの値段が高くてあまり食べられなかったのだが、ここのパンはそれらに比べると安価、かつ種類も豊富なのでありがたかった。

別の場所のDoña Isabelパン屋さん

この通りを北に進んで、サント・ドミンゴ・デ・グスマン聖堂の土産エリアを抜けてさらに先に行くと見えてくるのが「ビエホ市場」である。サンクリに住む住民たちの台所といっても過言ではないだろう。今日は土曜日とあって流石に混雑しているが、おそらくこれが普通なのだろう。
まずは野菜類が売られているエリアを通る。店員さんたちが威勢よく声をかける。
「¡Papas! ¡Papas!(じゃがいもはいかがー!)」
「Tomate! Veinte!(トマト20ペソだよ!)」
などの声が飛んでいて活気がすごい。グアテマラで再開したAさんに教えてもらったワカモレを作ってパンに塗って食べたいなぁと思ったので、アボカド4つを20P(178円)で買うことにしよう。玉ねぎは残りがあったので今日は買わない。

ビエホ市場
野菜果物が並ぶエリア
🍇
威勢がいい

市場の中に進んでいくと、鶏肉ゾーンがあった。首を斬られ、羽根を毟られた鶏たちがそのまま仰向けの状態で陳列させられている。自分はもう馴れっこだが、その並べ方は初めて海外に来る日本人にはかなり衝撃的な光景だと思われる。さらに、おばちゃんがまだ生きている鶏の羽を鷲掴みにして家に持って帰る場面などを見れたりして、日本との違いに興奮することができる。その他は香辛料などたくさんのスパイスとなる野菜や、ぶどうなどの果物系、何かの動物の毛などが売られていたりして大変面白かった。また明日も来ることにしよう。

すごい光景🐔
生きた鶏を鷲掴み🐓
香辛料たち
なんの毛だろう?

夕方にホステルに戻った後、サンクリの町の東にあるグアダルーペ教会まで歩いてみることにした。この通りがサンクリ随一の通りである「グアダルーペ通り」だ。観光客向けのレストランだったり、ツアー会社だったりが集まっている。自分の今後の予定としては、サンクリの次にはリゾート地「カンクン」に向かう予定なので、後日この通りにあるほぼ全てのツアー会社に赴いてカンクン行きのバスの有無を聞いて回ったのだが、どうやらそれらバスはサンクリ南側の大通りでしか手配できないらしく、ツアー会社では取り扱っていなかった。

guadalupe通り
ツアー会社も多い

このグアダルーペ通りはどこを切り取っても写真映えするので、ウィンドウショッピングしているだけでも楽しい。折角なのでサンクリ教会からグアダルーペ教会まで歩きながら動画を回すことにした。後でYouTubeにアップしてみよう。

YouTube動画リンク一番下↓


15分ほど歩いて、階段を上ったところにグアダルーペ教会はある。もう夕暮れである。太陽はすでに向こうの山裏に隠れている。ここの階段に座って、黄昏までの移ろいを楽しんでいた。

グアダルーペ教会からの眺め
黄昏時
内部では結婚式をやっていた^_^

帰りに安いピザ屋を見つけたので一切れ15P(133円)だけ買ってから賑やかな通りを抜けてホステルへと帰った。

夜のグアダルーペ通り
賑やか
夜のサンクリ教会前広場

因みにメキシコの次に訪れる予定の国はアメリカなので、入国のためにネットでESTA取得を手続きしたのだが、渡航歴申告の欄の記入を巡って葛藤していた。というのも、自分は2017年にキューバに渡航したことがある。その時は違ったが、現在キューバは渡航禁止国に指定されている。ESTA申請の際、2011年3月1日以降にイラン、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメン、北朝鮮、キューバに観光に行った場合は申告しなくてはならないのだ。もし、これらの国に行ったことがある場合は、大使館で書面記入や面接を経て別のビザ「B2ビザ(観光ビザ)」を取得する必要があるのだ。

しかし、自分にはB2ビザを取得しているような悠長な時間は無い。かといって、正直に記入してしまうと引っかかってしまう可能性があるということで、アメリカ政府には悪いが虚偽の申告をすることにした。すなわち、
「これらの国への渡航歴がありますか」の欄は「いいえ」と記入することにした。

厳しくなってる
渡航歴を申告しなければならない
パスポートにキューバ行った時のスタンプが残ってる😱

申請してから90分もせず、「承認」メールが来た。これでESTA申請は完了だ。あとは実際に入国の時に引っかからないことを祈るだけである。


翌日、2日間泊まったホステル「Fandango」をチェックアウトして、宿を変更することにした。セカンドホステルは「Hostal Posada mi casa」に移った。シベリアンハスキーともう一頭の大きな犬がいる。

セカンドホステル
にらめっこ

ビエホ市場までの距離も近くなって生活がしやすくなった。市場でトルティーヤの生地を買ってみた。買いたい分の値段を言うと、その金額に応じて量り売りしてくれる。焼きたてのトルティーヤはモチモチしていて美味しいが、冷めるとパサパサになって不味くなるのが欠点だ。
そう考えると、冷めても美味しい日本のおにぎりってすごいポテンシャルがあるんだなぁと感心した。
市場でチーズやチュレタ(ハム)、玉ねぎを買ってホステルに戻り、それらを炒めてからトルティーヤで巻いて食べた。もちろんワカモレも一緒に🥑。

トルティーヤ屋さん
食材購入したもの
いただきます!

その夜、同室人にアメリカからやって来ていたおばちゃんに話しかけられた。自分が
「このあとラスベガスとロサンゼルスに行く予定なんです」というと、
「なんであんなところに?!何しに行くのよ」
という。「ただ物価が高いだけの国よ」ということらしい。たしかにそれについては同感ではあるが。

ホステルからの眺め
遠くの山々も見える

おばちゃんが言ったことの一つに印象深く残ったのは
「アメリカは一つじゃない。州を越えれば全く違う国よ。私はそう思う。」
と言っていたことだった。彼女がそのように感じるほど、今のアメリカ国内は分断されているということだろうかと、自分なりに解釈した。

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