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#6 名著『Die with ZERO 』から考える 世界一周
こんにちは ばゞたけです。
今回は私の好きな本である『Die with ZERO』(ビル=パーキンスさん著)から、私が世界一周を決断した背景を明確にしていこうと思います。
この本はタイトル通り、「自分が死ぬとき、資産がゼロになるようにしよう」という刺激的なものですが、
内容は「お金」と「人生」の関係性、人は何にお金を使うべきなのか、どうすれば幸福な人生が送れるのかを示してくれる一冊です。
【今しかできない経験につっこめ。】
どうやって最大限に命を燃やすか。
結論からいうと、「今しかできない経験にお金を使え」と著者は言います。
自分が何をすれば幸せになるのかを知り、「経験の価値」を信じること。
その経験に惜しまずお金使うことを強く推奨しています。
また、経験の種類によっては、最適なタイミングというものが存在するそうです。
例えば、
「夏フェスに行く」ことや「スキーをする」ことが自分がやりたいことだとして、歳をとってお爺ちゃんになってからでは存分に楽しめません。タイミングも重要な要因になります。
若い頃の良い経験は、その後も「記憶の配当」として、自分の心を豊かにしてくれます。
逆に経験の価値を信じず、無いが起こるかわからない将来のためだけにお金を貯める人生だと、ただ歳をとっただけの人になってしまいます。
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【自分が20代までに絶対やっておきたいこと】
『Die with ZERO』を読んで、自分はこの20代で何をしたいのか。20代でしか出来ないことは何か。将来思い返した時、どんな20代を過ごしてきたと言い切りたいか。
それらを考えたとき、
「世界中を旅して、たくさんのことに挑戦した20代だったと後年振り返りたいな」
という思いが湧いてきました。
「その土地を歩きまわり、現地の人たちとの会話を楽しみ、安宿ドミトリーに泊まり、世界中の若者たちと雑魚寝して、色々な価値観に触れてみたい」
この本を読んだあと、ふとそんなことを感じました。
30代を超えてから安宿に泊まったり、数十キロのバックパックを担いで長時間歩くのは、かなり大変でしょう。
だからこそ、今のうちにやっておきたい。世界一周は、27歳というタイミングからしても合っていると思います。
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仕事を辞めて行くことは少々不安ですが、若い時の収入レベルなら、帰国後にいくらでも取り返せる確信が持てると思います。そこは自分を信じたいですね(笑)
【Memory is more important than Money】
歳をとればとるほど、行動に移せる種類は減っていくそうです。
そして、「若い頃したいと思ってることが、歳をとってからもしたいかというと、そうではない」ということも知っておくべきだと、この本には書いてあります。
老後の備えをせず、後先を考えないでお金を散財するのは違いますが、その上で
「老後で何より価値が高まるのは思い出だ」と、著者のパーキンスさんは我々に伝えてくれています。
「人生最大の仕事、それは思い出づくり。最後に残るのは、結局それだけだよ。」
今しかできない経験=世界一周
27歳の今がチャンスだと思いました。