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#143 カタルーニャ音楽堂からムンジュイックの丘へ!母&弟と別れ🇪🇸
11/16 カタルーニャ音楽堂/ムンジュイックの丘/カフェ☕️
カタルーニャ音楽堂は建築家リュイス・ムンタネーの傑作らしい。アールヌーボー様式という聞き慣れない特徴を持った音楽堂だ。正直自分はこの音楽堂の存在を今まで知らなかったが、弟が大変に興味があるようで見学することになった。
天井には密のように滴り落ちそうな太陽と薔薇の彫刻、側面にはステンドグラス、そして北欧神話ワルキューレの一場面を描いたペガサスの彫刻があしらわれている。
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しばらくするとたくさんの子どもが入ってきて席に着席している。おそらく修学旅行か何かだろう。そうしてしばらくすると、地元の音楽家たちの楽しく愉快な演奏が始まった。扇風機を使ったり風船が出てきたり、プロジェクターから大きなタコを写し出したりと、子どもが喜びそうな演劇を交えた音楽で、小さなオーディエンスたちはかなり満足していた。アンコールが終わり、大きな拍手が鳴り響いている中、我々3人は音楽堂を退出した。
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市内のチョコレート屋で二人がお土産を買った後、ムンジュイックの丘に向かう。最寄りのメトロ駅で下車してからまずは昼食にした。歩いていて良さげなレストランに入って、魚料理やエビ料理等を注文したが、思ってたようなレストランで出てくるようなプレートではなく、酒のつまみのような感じであったが、母はスペインに来てこういう料理も楽しみにしていたようだったので結果良かったと思う。
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ムンジュイックの丘では道が通行止めだったり、植物園に入ってしまったりと、そこそこ苦労したが、頂上まで辿りついた。
地中海が一望できる。巨大な豪華客船も停泊しているので、バルセロナも寄港地の一つなのだろう。数ヶ月前までいたチュニジアやモロッコがこの先にあると思うと、世界は広いのか狭いのかよく分からなくなってくる。
第一次大戦時に備え付けられたと思われる砲台にぶら下がって写真を撮ったりしたが、自分の体の重さに驚愕した。やはり歩いているだけでは体力の減衰は否めず、サッカーなどのスポーツをしなければいけないのだなと思った。帰国して子どもに1対1で抜かれるようなんてことは自分の名誉のためにも避けなければならない。
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帰りはバスが出ていたので乗車した。前方のドアから乗って運賃を払うシステムだったようだが、後ろから乗ったため無賃乗車してしまったのはご愛嬌ということで。そしてメトロに乗ってホテル近くまで戻ってきた。マドリードに戻る新幹線の時間まで少々余裕があったので、カフェに入って冷たいカフェラテシェイクを3つ注文して過ごした。一杯1000円以上したが。
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さて、この日で母&弟とはお別れである。二人はマドリードに戻り、明日の飛行機で日本へ帰る。自分はアンドラ公国へ。マドリード行き新幹線もアンドラ行きバスも同じくバルセロナ・サンツ駅から出るので一緒に向かった。彼らの新幹線の方が1時間ほど早い出発だったので、弟に母の安全管理を託し、手荷物検査のところで別れた。非常に濃厚な5日間で大変満足した。今度はまた親父も含めて家族一緒に海外旅行出来ればと思う。何事もやれる時にやらなきゃアカン。行ける時に行かなければ。自分の信念だ。
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