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#203 ロサンゼルス・グリフィス天文台&サンタモニカピアへ!日本恋しい🇺🇸

最近更新出来ずにすみません。どうやら「世界一周ロス」というやつみたいです。(ただの怠けです笑)
この旅の話も、もうすぐ大詰め。楽しんで頂けたら幸いです。

2/24 宿からグリフィス天文台🚀、その後メトロに乗ってサンタモニカ・ピア⛵️まで

「グリフィス天文台まで行くバスは無料だよ」
朝、リビングで朝食を食べていると、前の席に座ったグアテマラ出身の男性が教えてくれた。とても聴きやすい英語だ。「グアテマラにも先日行ってきたよ」というと、「グアテマラどう感じた?」と食い気味に尋ねてきた。自分の故郷がどう思われているのか興味があるのだろう。

色々言いたいことはあったが、自分の稚拙なイングリッシュワードでは表現してまとめることは出来ないと感じてしまったので、無難に
「アティトラン湖の近くに長く滞在したんだけど、すごく美しくて綺麗なところだったよ」
くらいの中学生でも答えられるくらい簡単な英語で伝えておいた。自分の努力が足りないのは明白だが、英語は得意では無いのである。二十歳の時カナダに留学したんだけどさ。
彼はグリフィス天文台行きのバスがどこから出ているのかを教えてくれた。

相変わらずメキシコ・カンクンからの頭痛が長引いているが、外出することにした。
大通りに出て東に30分ほど歩くと、ノースバーモントアベニュー大通りに到着する。地図だと近そうに見えるのだが、ロサンゼルスは巨大な街であり、距離感がおかしくなる。
スターバックス前の「DASH」と書かれたバス停から無料のバスが出ていた。

天文台見えてる
無料バス

11:32、やってきたDASHバスに乗り、自分は一番後ろの座席に座ると、前の座席に座った家族で、5歳くらいのイケメン男の子がイカしたサングラスをかけていた。🕶️
「How cool, bro!(何てかっこいいんだ!)」
自分が言うと、お母さんが「Thank you」と笑顔で返してきた。その後もお母さんの預かり知らぬところで、自分は彼に向かって変顔なんかをかましていた。

イケメン坊や

11:50、終点のバス停で降りると、もうグリフィス天文台が目の前に見えている。横の丘には有名なHOLLY WOODサインが見えている。
また、グリフィス天文台の裏にはロサンゼルス市内が一望できるランドスケープとなっており、この街の巨大さを体感できた。

グリフィス天文台到着!
ハリウッドサイン
天文台裏手には、
ロサンゼルス市内が一望できる!夜も綺麗らしい!

大パノラマを堪能した後、ようやくグリフィス天文台の内部に入った。天文台は一部分を除き、入場料無料である。これはとてもありがたい。入場するとまず、天井から紐が吊るされた大きな球体が揺れているのを見ることができる。どうやらこれは地球の自転かなんかを視覚で見ることができる代物らしい。自分は物理や科学には疎いのでよく分かってない。

エントランス

その奥に入ると「テスラ・コイル」と書かれた大きなコイルが置いてあり、ちょうど実演が始まるところだった。放電が始まり青い電気が走っている。係員の女性が説明しているが、専門用語も多く、理解できたのは20%くらいだった。

テスラ・コイル
放電の様子

その他、一階では月との潮汐率の関係や、望遠鏡の仕組み、宇宙科学の歴史など、中学理科で習った復習ができた。

ガリレオ望遠鏡🔭
「小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩」
月の満ち欠け

地下に進むと惑星の話になる。太陽系惑星の大きさや温度、その惑星での自分の体重がどうなるかなど、体験型の勉強ができたりする。子どもたちが興味を持つようによく考えられているなと感心した。自分自身、宇宙の話が好きだ。広大な宇宙に比べれば、自分なんて塵のようなものだと思えて楽天的な気分にさせてくれるからだ。何で悩んでいるのかさえもアホらしくなってくる。

このようにある惑星での自分の体重がわかる

天文台を出た時には15時を回っていたので、3時間滞在していたことになる。それほど面白いものがたくさんあった。人生に悩んでいる人がいれば、一度訪れることを強くおすすめしたい。

DASHバスで、メトロまで戻ってきた。これからサンタモニカ・ピアまで行き、夕陽を見てこようと思い立った。ここから一回メトロを乗り継ぎ、一時間ほどメトロに乗ることになるが、1.75ドルでどこまでも行けるのは本当にありがたい。日本のメトロも距離制でなく、回数制にしてくれないだろうか。

16:50、E line終点のサンタモニカ・ピア(駅名はDowntown Santa Monica )に到着した。大きな桟橋が架かっており、お店や屋台が並んでいて遊園地まであった。映画「Mr&Mrs.Smith」の射的場面のロケ地だったと思う。たくさんの地元民、観光客で溢れていた。何秒ぶら下がっていられるかカウントするゲームが一際賑わっている。
桟橋の左右は長いビーチになっている。ここもアメリカの映画「ロサンゼルス決戦」のロケ地だったような気がする。

サンタモニカピア入り口
多くの人
お店も繁盛している
ルート66終着点

まだ冬だというのに、海に入っている人が多くいて驚いた。桟橋に寄りかかりながらポテチを食べていると、ウミドリのフンが服にかかって萎えた。

広いビーチ
ウミドリの野郎ども
フンに注意⚠️


そろそろ陽の入りである。桟橋のトップに移動する。久しぶりの太平洋だ。そしてこの向こうに我が故郷・日本があることを思うと、すごく感傷的な気持ちになった。あと2日後には帰国するというのに。日本が自分を呼んでいる気がした。水平線に落ちる太陽に「もうすぐ帰る」とメッセージを託した。
太陽が沈んだ瞬間、歓声が上がった。

帰りのメトロで音楽を大音量で流すやつがいて、はた迷惑だったが、アメリカの日常を見れた気がするので、ポジティブに考えよう。

地下鉄🚇
こいつのスピーカーから爆音の音楽🔈

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