2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅27~ドイツ・デューレンへ
ベルリンからの夜行バスは、
心配をよそにいたって平和。
発車してしまうと、それぞれ睡眠タイム。
私も貴重品を抱えつつ
揺られながら眠っていました。
こういうときだけは
小学生並みの体形に感謝。
2席使って横になり、
バッグを枕に余裕で眠れます。
特に海外のバスは
席幅も広くて寝心地も悪くない。
貧乏旅にふさわしい
素質を持っていたことに気付くのでした。
時々携帯で現在地を確認。
目的地ケルンまではまだあるから
もうちょっと眠ろう…
Zzzz・・・
WiFIも電源も備わっているので、
いつでも確認可能、
安心感がそばにあります。
といいつつ、目的地到着が予想外に早く、
気が付いたら車内アナウンス。
その声でハッと目が覚め、
急いで降りる支度を始めたのでした。
到着予定時刻は6:30でしたが
実際には5:30到着。
もちろん真っ暗…
まだ頭もフリーズ状態…
さて、どうしますかねぇ(笑)。
到着した場所は駅隣接のターミナル。
見たところ周囲に開いている
お店もないし、
ここにいても仕方ない、
っというか寒い…。
20分ほど列車で行くと
ケルン中央駅があるので、
そこなら居場所はいくらでもあるだろうと、
向かうことにしました。
5:30だというのに、
人の姿もちらほら見られ、
ケルンの駅に着くころには
働きに出るサラリーマン風の
男性も多く見られます。
ケルンは意外と都会?
東京とか大阪の駅で見る光景と同じだな…
下車してみると駅にはもうすでに
大勢の人が行き来し、
カフェや売店も
列をなし賑わっていました。
長居できそうなカフェを…と探して、
比較的空いているマックカフェへ。
このまま本日の観戦地
デューレンへ移動し、
ホテルに行ってもいいのですが、
事前に確認したところ、
午前にチェックインは厳しいとのこと。
ここでしばらく
時間を潰すことにします。
が、駅中の雑貨や洋服など
お店が気になり、
結局、周辺を見物。
せっかくだからいろいろ見ておきたいと
歩き回ろうとする自分をみて、
あ、意外とまだパワーあるな、
と嬉しくなるのでした。
旅をして2週間が過ぎ、
ようやく慣れてきたころでしょうか。
ペースをつかめてきたことで、
恐らく経験上、ここから、
無理なく生活するように、
時間が流れていくと思われます。
いろんな目新しいものを楽しむと同時に、
その土地の時間の流れで生活できる喜び。
ここからはまた違った
楽しみが待っている気がします。
明るくなってから
列車で30分デューレンへ。
予想通り、
こじんまりとした静かな駅です。
商店街が簡素だけど
いろんな種類のお店があるので
時間潰しも苦労なし。
一通り街の中を歩き回り、
ホテルにチェックインしました。
そしてすぐに
観戦のために身支度を整えます。
さて、この後はいよいよ、
今季初のペルージャの試合観戦。
待っていましたー!
思えばここが始まりでした。
これからのスペシャルな体験に
つながる出会いの場所。
ここから新しい世界が開けていくことに
このときはまだ
気付いていないのでした。
28へつづく…
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