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2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅47~イグアスの滝へ

バレー観戦がメインのこの旅。
観光は二の次で、
観戦の合間に行ける所があれば
行っとこう…
というスタンスだったのですが、
今回は敢えて、
観光のためにこの場所へ
移動して来ました。
バスで7時間かけても
観ておきたかったもの…
それは世界最大の滝。

ブラジルとアルゼンチンにまたがる
世界三大瀑布のひとつ
イグアスの滝をどうしても
この目で観ておきたかったのです。

ホテルもそれを考慮して、
滝のある国立公園近くをチョイス。

マリンガからの移動を経て、
一晩休んだら、
早速、翌朝、
ホテル前のバス停から出発です!

といっても、停留所には
バスの時刻表もなく、
ただただ、ひたすら待つのみ…
車の通りも少なく、
ホントに来るの…?と
時間がたつにつれ
疑わずにはいられない静けさ。
と、そんな心配をよそに
15分もするとバスは現れました。

乗り込んで5分、
止まった停留所で大勢が下車。
あまりの近さに
ここじゃないだろうと、
降りる乗客たちを
見送っていたら、
バスの徴収係のお兄さん、
ここだよ!と合図を送ってくれました。

え?こんなに近いの!?
意表を突かれ慌てて下車すると
目の前にはチケット売り場が並んでいます。

おー、ホントだったー。
そのままチケット売り場へと前進。
チケット購入時には、まず
どこから来たかを聞かれました。

どうやら国籍によって価格が違うよう。
日本人は57.3レアル(約1800円)で、
ブラジル人だとちょっと安いようでした。

イグアス国立公園の地図を見ると
入口から滝までは
かなり遠いことがわかります。

ここからはバスに乗って移動。

入口のお兄さん、日本語で
「こんにちは!」と流暢な挨拶。
そんな気遣いに喜びながら
2階建てバスの上階に上りました。

風を受けながらぐんぐん進んでいくバス。

若干天気が心配…、
あと数時間もってくれー。

いくつかの停留所を挟み
15分ほどで、終点一個手前の停留所。
ここでどどっと乗客は降り、
私も混ざって、冒険をスタートさせました。

歩道を歩いていくと、
木々の隙間から、滝が見えてきます。

見えた―!
と思えば即、写真撮影。
周りもみんな絶好のスポットを見つけ
撮りまくり…。
景色の奪い合いです。

ルートを進むにしたがって
広がってくる滝。

うわー、なにこれ!!
こんな幅広の滝って!!

遠くにばかり気をとられていると、
近くにはアナグマが
グリーティングしていました。

さらに進むと奥に
メインの広い広い滝が見えてきます。

ここに来るまででも感激して、
何十枚も写真を撮ったけど、
ここからが実はメイン…

そして、じわりじわりと近づき、
ついにその地点に到達!

分厚い水のカーテン!!
近づくと迫力がすごい!!

中心部からも滝を眺めようと
しぶきが対策で用意した、
レインコートをまとい、
川の上に渡してある橋を通って
奥へ奥へ…

橋の真ん中くらいに
到達したころでしょうか、
小雨だったのが急に
本降りになってきたー!

うわー、これはヒドイ…
一時退散!

急いで橋の麓まで戻り、
木陰で雨宿り。
ん?あれ??雨止んだ?

すぐにもう一度橋の中心へ向かうと
うわー、また雨!!

…って…
いや、これは雨じゃない。
水しぶきだ!
しぶきがまるで土砂降りのように
体に振りかかってきてる…

さすがは世界最大!!

特にここ数日、雨が降り続けて
水量が増しているのもあるのでしょう。

そのせいでちょっと
土砂色に染まっていますが、
これも自然そのままの姿。
生のイグアスの滝!

展望台の高い位置から眺めると、
また一段と迫力を感じ、
久しぶりにがっつりと
観光気分を味わうことができました。

47へつづく…

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