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2018欧州+ブラジルバレー観戦の旅50~フランクフルトからフランスへ

イタリアのティラノからスイスのクール、
ドイツのビュール、フランクフルト
と陸路で3ヶ国を巡り
続いては陸路で4ヶ国目、フランスへ向かいます。

今回は中央駅から列車の旅。
窓口で目的地のナンシーまでの
チケットをお願いしたところ、
国をまたぐからなのか、
乗り継ぎのストラスブールまでの
チケットしか販売できないという
フランクフルト駅のおねえさん。

ストラスブールからバスなら
販売できるというのを断わるも、
結局、現地でいい列車が見つからず
バスでナンシーへ移動する羽目になりました。

意外と高いドイツの列車、フランスのバス。
陸路で近いところを巡るより
もしかしたら遠くの場所に
LCCで飛んだ方が安いのでは…と
思わずにはいられません。
この半日の移動で1万円弱。
久々に高価な旅程です。

ナンシーでは週末の試合が見れなかったので
練習だけ見学させてもらい、
翌日はCL観戦の為、またまた移動。
ショーモンへ向かいます。

と、その前にちゃんとナンシー観光も一通り…

美味しいと教わったパン屋さんで
クロワッサンとアップルパイを購入し、
続いての移動の難関、ブラブラカーに挑みます。

BlaBlaCar(ブラブラカー)。
路線検索をすると出てくる移動法の一つで
一体なんだろうと思っていたら、いわゆるカーシェアリング。
ある街から街へ車で向かうのに空いている席を安くで提供し、
ブラブラブラ…と話しながら楽しく移動しようというもの。
(ブラブラブラとは外国人が話を端折るときに使う言葉で日本語で言うと「なんたらかんたら…」に相当するもの)

お話し好きの国の人には好まれる移動法。
なのに、私はフランス語も全くしゃべれないのに
この安さにつられて無謀にも
チャレンジしてみることにしたのです。

止めときゃ良かった…と思ったのは
サイトでいいルートを走る運転手の方に
同乗を申し込んでからのやりとり。

フランス語の文面で携帯電話に
待ち合わせ場所時間、車の種類が送られてきて、
それに返信するという作業がとにかく大変…。

フランス語を解読して返信をフランス語で入力。
そして実際に会う時のやりとりも
事前にフランス語に訳しておき、
相手に迷惑をかけないように不快にさせないように
格安で連れて行ってもらう礼儀として
必死に時間をかけて準備したのでした。

ここまでするのは乗車時だけじゃなく
やり取りを含めたすべての自分に行動に
評価がついてしまうため。
次があるかはわかりませんが
二度と乗せたくないと思われないように頑張りました。

当日、待ち合わせに遅れること30分。
クロエというアラサーくらいの女の子が
申し訳なさそうに待ち合わせの
マクドナルドの駐車場へ到着。
同乗のおじさんもここで合流し、
約2時間ほどの緊張の旅がはじまりました。

が、、、
ブラブラカーなのに無言のおじさん。
フランス語喋れるんだったら喋ってよー!!
と思うも、超マイペースで沈黙を貫きます。

クロエは英語が苦手なの…と言いつつ、
頑張って話をしてくれ、
私も自分の話せる範囲で答えましたが、
結局わずか数分で力尽き…
1時間以上、無言の車内。
最後にはすっかり開き直って沈黙のまま到着しました。

でも、それでも成り立つブラブラカー。
これでも悪い評価を付けなかったクロエに感謝!

列車だと数千円するところ、
2000円で移動できたのだから
結果オーライです。

ふぅ・・・無事にショーモン到着!

が、、、
実はこれが全く無駄な移動だったことに
数時間後に気付くのです…(涙)。

51へつづく…

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