2017欧州バレー観戦の旅26~試合後の会食
オルケルユンガでの試合後、
縁あって今村選手・あきさんご夫妻に
声を掛けていただき、一緒に
現地在住のタイ人の奥様のお宅に
お邪魔しました。
奥様お得意のタイ料理ディナーを
ふるまってくださるとのことで、
どうですか?と誘われた時、
嬉しくて二つ返事で答えた私。
久々のアジアンフード!
久々の会食!!
誰かと食べる食事なんて久々過ぎて、
ワクワクが止まりません♪
全くの初対面、
図々しいとは十分に思いつつ、
ルンルン気分で向かいました。
タイの奥様の作る春巻きは
絶品の中の絶品で、
懐かしさと美味しさとで
みんなで大絶賛!
まさかスウェーデンで
本格的なタイ料理をいただけるなんて
思ってもおらず、
続く野菜料理にカレーにと
お箸が…じゃなかった
ナイフとフォークが止まりませんでした。
スェーデン人の旦那様を持つ奥様、
お部屋には大きなTVがあったり、
豪華な家具が並んでいたり、
リアルな暖炉があったり(!)、
優雅な暮らしぶりが伺えます。
あぁ、これが北欧のお宅なんだ~と、
じっくり偵察(笑)。
海外暮らしに興味津々の私は、
憧れを抱きながら
奥様と旦那様の
結婚までのお話を聞いていました。
終バスの時間が近づき、
程よき時間に奥様にさよなら。
これから1時間かけて
ヘルシングボリに帰る私を
今村選手ご夫妻は
見送ってくださるとのことで、
お言葉に甘え10数分の散歩道を
一緒に歩きました。
おいしいタイディナーに加え
久しぶりに日本人と日本語で
お話しできたことが
多分、私は相当嬉しかったのでしょう。
後にも先にもこの時だけです、
旅の最中、いつもならどこか冷静に
時間を気にしているのに
この時ばかりは
この時間が楽しくて、楽し過ぎて、
タイムリミットという概念が
全く頭の中から
無くなってしまっていました。
まさかバスの時間が
迫っているとも思わずに
これまでの旅の話を
一生懸命話し続ける私…
あきさんの「バスが出る!」の声で初めて
我に返りました。
バス停からは50mほど離れた場所。
ここから走って発車するバスに
飛び乗れるとは思えない距離。
「バスを止めて!」というあきさんの指示で
今村選手が猛ダッシュ。
走り出したバスの運転手に
止まってー!の合図を送る今村選手。
うなずく運転手の笑顔を見て、
分かってくれた!と
ほっと胸をなでおろしたのでした。
が・・・
私たちの横をゆっくりと過ぎ去るバス。
減速してそのまま停車、
するかと思ったら、
そのまま走り去ってしまったー!!
えーーー?
運転手さん、
わかってくれたんじゃなかったの?
止まってくれるんじゃなかったのー??
ガーーーーーン。
時刻は夜10時過ぎ。
宿泊施設のないオルケルユンガ
そこで終バスを逃してしまった私は
間違いなく絶望の谷底にいました。
27へつづく…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?