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2018欧州+ブラジルバレー観戦の旅59~再びヨーロッパへ

お昼過ぎ、
サンパウロ・グアルーリョス空港到着。
ターミナル内の安全を守る
スーパーマンに見送られ南米を出発。

短かったけれど、
内容の濃い充実した滞在でした。
さよなら、ブラジル!!

何事もなく無事に飛び立てて
ほっとする機内でした。

10時間のフライトでブラジルでの緊張を
解きほぐしながら次の移動に備えます。

というのも、リスボンでの乗り継ぎ時間は
1時間半。
空港内の広さを考えると、
若干、切羽詰まった感じを覚えます。
しかも、あろうことか到着が遅れる見込みとのことで
乗り継ぎ時間が1時間半を切ってしまってる…
これは本格的にヤバいかも。

リスボンに到着すると
ダッシュでターミナル内を駆け抜けました。

しかし、国際線ということで
再度セキュリティーを通り、
入国審査を受けなければなりません。
予想通り長蛇の列。
これは命取りになるかも…

よし、ここはわがまま言ってみようではないか!
気弱な日本人が珍しく
わがままな行動に出る決意をするも
近くにいたセキュリティーのスタッフ、
不愛想にあっさり却下。

とにかく列が早く進むことを
祈しかありませんでした。
出発時間が迫る中、
入国審査をハラハラしながら済ませ
20分を切ったところで
乗り継ぎのゲートへ一目散。

と、横を見ると、おや、
同じようにダッシュする女性が一名
あ、この人、同じサンパウロからの便に乗っていた人だ!

そうと気づくと何だか心強さが増し、
何とかなりそうな気がしてきます。
彼女と共にたどり着いたゲート。
殆どの乗客が乗り込み、
残り数名が少しずつゲートを
通過しようとしていたところ
ギリギリセーフ!!

間に合った――――!!!

出発前15分を切り、
本来だったらクローズしてもおかしくない時間。
しかし、遅延が伝えられていたのか
この場の乗客に焦る様子はなく
まだ私の後にも駆け付ける乗客がいました。

何はともあれ無事にリスボンを出発。
今回ばかりはホントにホントに焦りました。
何にもトラブルなく
ただひたすら待つトランジットも疲れるけど、
ダッシュで駆け抜けるトランジットも
心身ともに堪える…

パリ、オルリー空港に着いたときには
エネルギー半分以上消耗していました。

が、オルリー空港からはまた大移動。
パリを北上します。

1週間前のあのトラブルがトラウマとなり
パリの移動に抵抗を覚えるも
今回は平常運行で、調べたルート通り移動可能。

オルリー空港からアントニー駅まで
OLRYVALというモノレールのような列車で移動し、
今度こそRERのBラインでパリ・ノルド駅。

そして列車でボーヴェという
パリの北に位置する街へとたどり着いたのです。

観光も観戦もなくパリ縦断…
何の為かというと
翌日のポーランド移動のため。
だって、ボーヴェからクラクフまで
2247円なんです!

縦断費込みでも5000円ちょっと。
金額につられてきたボーヴェの街。
とはいえ、可愛い建物があったり
ホテルのレセプションのお姉さんが
気さくだったり、
マクドナルドににマカロンがあったり
楽しくなる街♪

新しい発見がいっぱいで
苦労しながら来たことも正解!
と思える旅程でした。

60へつづく…


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