2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅8～欧州五輪予選4日目

泣いても笑ってもこれが
セルビアナショナルチームにとって
今大会最後の試合。

最後は笑って終わりたい！
相手がベルギーということで
その望みは今までよりは
叶いやすいものに感じます。

今まで応援に力を注いで、
写真まで手が回らなかったので、
各選手をカメラに収めておきました。

今年のワールドリーグから
スタメン出場が
多くなったウロシュ・コバチェビッチ。
慢性的に悪い膝と肩の対処の仕方が
少しわかったかのように
大きく崩れることが
少なくなったアタナシエビッチ。
小さいながらも
昨季はポーランドで活躍、
今季はロシアリーグで
プレーするイボビッチ。

セルビアの2枚の壁
ポドラスチャニンと
スタンコビッチ。
リシナツの故障で
スタンコビッチの活躍が見られ、
年長とはいえまだまだ代表で
活躍できると確信しました。

こういう重要な大会では
スタメンで登場するロシッチ。
世代交代が上手くいかない
セルビアのリベロ…

でも、マイストロビッチも
クラブチームではずっと
スパイカーとしてプレーしながら
ここまで耐えてきたと思う。
（今季からはリベロ登録になったけど…）
リシナツも本来の調子で
スタメンとして出ていたら、
何かが変わっていたかも…

なんて。

終わったことは仕方ない。
さー、楽しむぞー‼

内容は1セット取られたものの、
さほど苦戦することなく
楽に展開しました。
4セット分見られたことで、
ちょうどいい満足感を
得られた感じです。
ここへきてリシナツがスタメン、
アタナシエビッチのエース4本、
思い出には十分です。

出場権はつかめなかったものの
選手たちの勝利の笑顔を見て
自らも笑顔で終わることができました。

って、まだ終わってなかった…(笑)。

さて、続いては
フランス対ブルガリア。

もちろん勝利したのは
フランスです。
恒例の面白写真撮影会(笑)。

今回は、後列が床屋さん？
前列がお客さん？？
散髪シーンのようでした。
まぁ、毎度毎度ホントに
よく考えるものですねぇ～。
こういう何気ない行動からも
団結力が伺え、
フランスの怖さを感じるのは
私だけでしょうか…

試合後、観客席フランスエリアは
大盛り上がり。
選手との恒例のハイタッチです。

そしてもう一方で…
自国エリアに
挨拶に行くブルガリア選手たち。

結構な数の団体…
(100人位はいたかな…)が
大きな国旗を振りながら
応援していました。

フィンランドもそうですが、
勝てるという見込み云々ではなく、
駆けつけて
応援することを楽しんでいる。
国民の愛は奥深く、
そこには他国が入り込めない
絆感じます。

だけど、どの国もそれなりの
サポーター陣が集結してるのに、
セルビアは皆無。
海外に応援に行くということは
セルビア人にとって金銭的に
難しいことなんだそうです。

会場の中にはそんな事情も垣間見え、
少し悲しい気持ちにもなるのでした。

消化試合を2試合見終え、
若干の満足感がありましたが…
予選プール最後、
ここでホーム対決！？が実現。
ドイツとポーランドの戦いです。

単なる消化試合と思いきや、
いやぁ、これが意外や意外、
こんなに面白い内容となるとは！

いい意味で
期待を裏切られたこの一戦、
この大会で
私が一番興奮する戦いになったのです。

9へつづく…