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2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅73~ロヴァニエミ・民泊

8時間をかけ、午後3時に
ロヴァニエミ駅到着!
早速目指すは今回のお宿。

観光地であり、
物価の異常に高い北欧、
ホテルは高額で(1泊2万円!!)、
それならホステルにと思うも、
見つからない…
で、考えたのが民泊!

紹介サイトの口コミがとても評価の高い
よさそうなお宅があったので、
一部屋を貸していただくことにしました。

駅から20分ほど歩いた場所にある
そのお宅まで
ザクザクと雪の中を歩きます。

さすがにスーツケースは
引けないので抱えて。
こんなこともあろうかと、
スーツケースでもソフトタイプの
ショルダー紐付きにしておいてよかった~!

ちょっと肩に負担は掛かりますが、
引いて歩くよりは
スムーズに進めました。

事前に教わった住所の
近くまで来たところで電話をかけます。
すぐに応答してくれたホストは
これから迎えに行くと言ってくれました。

ホスト:○○通りにいる?
私:○○通り?
ホスト:地図持ってる?
私:はい、あります!

すぐさまGoogleMapくん登場!
指定通りにその通りまで出ると、
遠くから手を振る男性の姿。

あれ?そういえば、ホストって
女性じゃなかったっけ?
実は男性だったのか…!
予約したサイトで見た顔写真が
女性っぽくて、しかも、対応が
気配りがあって丁寧だったので
てっきり女性だと思い込んでいた私。

あぁ、こういうミスもあるんだな…
ちょっと意外な落とし穴でした。

しかし、彼はとても誠実で、
細かいルールまで設定してあり、
日本人の私がびっくりしてしまうくらい
几帳面。

まず玄関では部屋の外で
靴を脱ぐようにと言われます。

部屋に入るとピッカピカの床に
ゴミひとつない廊下にリビングに
バスルーム!

ドラムやギターが置かれている部屋もあり、
音楽活動をしながら
ライターをやっていると教えてくれました。
うーん、年齢は40代かな…
というところでしょうか。
一人暮らしのようで勝手な想像…
几帳面すぎて
人とは住めない性格っぽい!?
と想像しました(笑)。

ここが私がお借りしたお部屋。

殺風景過ぎず、モノも多過ぎず、
程よい感じ、
オシャレでちょっとインテリチックです。

荷物を置くとすぐに、
じゃあ部屋のルールを…と、
説明が始まりました。
バスルームやキッチン、
入口のカギの使い分けを教わり、
WiFiのパスワードも聞いて
早速設定。
が、なかなか繋がらず苦戦。

繋がらないんだけど…というとすぐに
機械をリセットしてくれる
迅速な対応、素晴らしい!

その間、出してくれたお茶と
クッキーでティータイムを取りつつ
WiFiが安定するのを待ちました。

数分もすれば問題なく繋がり。
これで完璧。

ちゃんとつながった?
と確認までしてくれると、
あとはこちらに介入せず、
フリーな時間にしてくれるホスト。

すごい、何から何まで完璧に
行き届いている。
程よく世間話もしつつ、
こちらの領域には必要以上に入ってこない。
彼が特別なのか、
フィンランド人がそうなのか、
ヨーロッパ人でもこんな人種がいるのかと
新しい発見でした(笑)。

なんだかロヴァニエミとは相性も良さそう。
直感がそう私に訴え、
ここからの行程に期待が持てます。

夜の外出に備え
厚手の服を着込んで、
風を遮る素材のズボンを持って、
カイロを袋から出し…
寒さ対策を万全にしたら
いざ出発!!

向かうはツアーの集合場所。
市内中心部にあるホテルのロビー。

そう、ツアーというのは他でもありません。
ロヴァニエミといえば
オーロラ鑑賞ツアー!

せっかくフィンランドに来るならと、
無理やり予定に組み込んで
ここへやってきたのです。

集合場所で仲良くなった
20代後半と思われる女の子に聞くと、
オーロラは天気が良くないと見れないから
今日は期待ができる!とのこと。

おー。そうなのかぁ~!!

ここまで低気圧に付きまとわれた私だけど、
ここで汚名返上、
雨女、挽回のチャンス!!

あ、でも期待し過ぎて見れなかったら
落ち込むから、
見れなくても仕方ないと思っておこう…

久しぶりに見る
3,40人の日本人の団体。
彼らと共に、日本人の添乗員さんの
お話を聞きながら、大型バス移動。
それだけでも個人旅の私には
異空間でワクワク。

さぁ、果たして
オーロラは見ることができるのか?

期待を乗せたツアーバスは
観測名所の側のコテージに着きました。

74へつづく…

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