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2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅90~最後のイタリア到着

ライアンエアーが到着するのは
こちらも主要な
フィウミチーノ空港ではなく
郊外のローマ・チャンピーノ空港。
ちょっとアクセスが
不便なところにありますが、まぁ、
列車はなく、バスで主要駅まで
行かなければならないというのは
LCCにつきものではないでしょうか…。
そんなデメリットがあっても、
安さを考えると、どんとこい!
逆にちょっと複雑な冒険の方が、
旅をする上で達成感があって、
満足するようになりました。

空港に到着すると乗客が一斉に
バス乗り場へ行くので、
列は長蛇になって延びていきます。
あー、これじゃあ、
すぐに出発は無理そうだな…

ちょうどローマテルミニ行きのバスが
到着しているのですが、
乗り込むまでに
沢山人が並んでいます。

午後四時、
そんなに遅くない時間だし、
ここは焦らずのんびり
構えることにしました。

が、バスの席が全て埋まる直前、
人数が合わず、一席余っていたようで、
ウーノ、ウーノ!と声が聞こえます。
誰か一人の人はいない?と
係員さんが探しているよう。

反射的にハイ!と手を挙げる私。
幸運にも私の前に並んでいた乗客に
おひとりさまがいなかったので
即座に乗り込み決定!
思いがけず、待ち時間なしで
ローマ中心部へと
向かうことができました。


ローマテルミニからは
目的地まで一本。

どこへ向かうかというと…
またか、と思われるでしょうが、
この旅3回目となるペルージャ。
最後はここで
心置きなく思い出を作って帰るというのが
計画を立て始めた段階からの
希望でした。

諸事情あって、
最後はペルージャを離れることに
したのですが…

(だって、まさか
CEV CUP入れ替え戦で
ペルージャのチームが
ロシア遠征になるとは予想外!
残っていても仕方ないから
別の街で最後に思い出づくり。
ロシアじゃなかったら
ビザなく行ける国だったら
変更できたのに…)

そんな訳で、今回は
約1週間のペルージャ滞在に、
価格を考慮し民泊を選択しました。

ペルージャ駅までの列車は
若干の遅れがありつつも許容範囲。
ここはイタリア、
20分の遅れは正確なうちに
入るのかもしれません(笑)。

途中で遅れがあることを
ホストに伝えられたおかげで、
駅までお迎えに来てくれた
彼らとお互い笑顔でご対面。
今回は何のトラブルもなく、
無事に合流できました。

今回のホストは香港の若い女性。
同じアジア人で
なんだか親近感を抱きます。
一緒に待っていてくれた
彼女の彼氏の車でお宅まで
連れていってもらい、
お蔭で坂道もスイスイ。
重いスーツケースも
3階のお部屋まで運んでくれ、
楽々の到着でした。

通された部屋は
ピンクを基調としたガーリーなお部屋。

ここが今日から5泊、
私のおうちです。

早速キッチンやバス、トイレの
使い方とルールを聞いて
ちょっと雑談。
ペルージャは何度か来たことあること、
バレーが好きなことなどをお話しながら、
話やすい良いホストに恵まれたことに
ホッとしました。

環境に安堵したら
あとは思う存分楽しむだけ!!
バレーファンとしては
未知の世界を見ることになる
貴重な1週間のスタートです!

どんなことがあったかは、
この先のお楽しみ。
この旅のフィナーレにふさわしい
滞在でした。

91へつづく…

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