2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅77~ロヴァニエミ・サンタクロース村
サンタさんに会うのに
先を急いでしまい、
改めてゆっくりと
サンタクロース村内を見ていきます。
入口には、北緯圏に入る境界線。
消えかけていますが…
北緯66度33分のラインがありました。
ここから先が北極圏。
そこをまたいだ先には、
こんな風にコテージが点在しています。
敷地内には可愛いスノーマンの姿も。
ホテルの入口で紳士的に
お客さんを誘導してくれており、
あまりの可愛さに
どうしてもツーショット写真が撮りたく、
人が通りかかるのを待って
写真をお願いしてしました。
そして可愛いトナカイくんも、
お客さんを乗せて走るのに
待機中…
角がないのは自然現象だそうで、
年に一回角が抜け落ち
生え変わるそうです。
オスは3月頃、メスは5月頃…
(By オーロラ鑑賞ツアー添乗員さん)
よって、この子は男の子だと察しました。
村内を歩いていると
スノーモービルの受付もあり
若者たちが申し込んでおりました。
車の運転が苦手な私には
ちょっと厳しいかな…
他にも面白いものがないかな~と
うろうろしてみると、
スノーモービルなどの
乗り物の展示場を発見。
が、正直、そんなに興味もないし
すぐに引き返そうとすると、
受付のお姉さんが、こんにちは!と
優しい笑顔で話しかけてくれました。
「ここは展示場で、
希望があれば乗ることもできるのよ~」と、
押しつけがましくない説明をさらっと。
明らかに興味がなさそうなお客さんにも
丁寧に接し、
決してぞんざいに扱わない、
しかも、営業的ではなくしつこくない。
こういう何気ないトークにも
フィンランド人の人柄や
心配りが表れている気がして、
居心地の良さを感じます。
ホントにフィンランドは
気質が荒くなくて
穏やかな気持ちで旅ができ、
一人旅には最適だと感じる土地です。
フィンランドといえば
ファブリックブランドのmarimekko。
日本にも進出してきた
お馴染みのブランドで
ここのカラフルなデザインに
ついつい引き寄せられてしまいます。
アウトレット価格で
お安く購入できるのですが、
観ているだけでも十分楽しい!
北欧の冬は寒くて灰色の空の日が多いから
こういう明るいモノを取り入れて
気分を明るくするんだ…
以前誰かから聞いたお話を
思い出しました。
そう、やっぱり今日も空は灰色。
雪も断続的だけど降り、
恐らくオーロラ出現は
難しいでしょう。
やっぱり、昨日のあの青空は
奇跡だったんだ…。
あとになってさらに
その可能性の低さを
思い知らされたのでした。
村の一角には一際賑わいを見せる
郵便局がありました。
世界各国からサンタさんに届いた
郵便物が国別にいっぱい。
ここの郵便局で郵便物を投函すると
オリジナルの消印が押され
届けられるそう。
本日付の分と、
クリスマス付けの分2つのポストがあり、
クリスマスに届けることもできるというのです。
そんなロマンティックなサービスに
多くのお客さんが興味を持ち
お手紙を書き書き…
テーブルには常に人がいっぱい。
素敵なロバニエミの絵葉書とともに
可愛いクリスマスの切手が
多数販売されている店内。
それを見ていたら、
あー、私も誰かに送りたい!!と
欲が出てきます。
そういえば、旅の間
誰かに手紙を書こうと思いつつ
書けていなかったな…
ということで、家族と甥っ子に
2通を書き、当日付のポストに入れました。
2,3時間もあれば十分に
観て回れるという情報だった
サンタクロース村。
結局5時間くらい滞在し、
隅々まで楽しみました。
帰りのバスを市内で降りて、
街見物をし、
ショッピングモールを見て回りますが、
早めに帰宅。
翌朝からの激しい大移動に備え
準備と体調を整えるのでした。
78へ続く…
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