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VNLリュブリャナ観戦旅2~ドーハ→ウィーン→リュブリャナ

今回リュブリャナへの旅を計画するに当たり、いろんなルートを検索してみましたが、目的地をリュブリャナに設定すると20万円を下回ることはなく、どれも高額でした。特に私の住む長崎から出発するとなると、高額な上、乗り継ぎ3回は必須。近隣空港を調べてみても、福岡でも同じようなもので、どうにか楽で安いルートがないか相当、頭を悩ませました。

そんな時思い出した過去のリュブリャナ訪問。
以前、イタリアからリュブリャナを経由しバスでセルビアのベオグラードまで行ったことを思い出しました。そうか、陸移動なら近隣空港から直接市内へのバスが出ているはず…。
調べてみると、ウィーンやミュンヘン、ミラノなど各空港からバスが出ており、移動時間は5時間前後とのこと。飛行機3便+長距離バス移動は確実に堪えますが、背に腹は代えられない…と、その中で一番移動距離の短いウィーン着便を選びました。

おかげで8万円の節約に成功!!

東京在住の友人たちは東京からイスタンブール経由の乗り継ぎ1回、20万円超え…とのことだったので、その金額を払える友人たちを羨ましく思いながらも、私はいつものように開き直って貧乏旅を楽しむことにしました。

仁川からドーハまでは約10時間半。
観光疲れもあって、ほぼ睡眠で乗り切り早朝のドーハへ。

早朝6:00、せっかく作ったからにはプライオリティパスの元を取らねば!と、混み合うラウンジで順番を待ってシャワー浴び、お腹が空いているわけでもないのに、貧乏性の性から軽食を食べながら次のフライトを待ちました。

続いてはドーハからウィーンまで。

約6時間のフライトでヨーロッパ入りです。

ウィーン空港からは事前に用意していたアプリで電車のチケットを購入し、そのまま乗車。

はい…ここでも市街地へと寄り道です。

3時間ほどしか余裕がないので、駆け足でシュテファン大聖堂まで。

以前、冬のクラブチーム観戦ツアーの合間に訪れたことがあったのですが、いやぁ…やっぱり冬と夏では見え方が違う!!
青空の下の大聖堂は美しく映えるし、迫ってくるような貫録をも感じて初めて見たかのように大興奮。冬場とは違い周囲の観光客も多く一帯が賑やかなので、居るだけで旅行気分が高まりました。

そうそう、この感覚が大切なのです…。
観戦に比重を置き過ぎず、観光も楽しむことで旅全体が楽しめます。でないと、小心者の私はキューバ戦の恐怖で押しつぶされてしまいそうになるので…。

そんな心配を懸念し長い寄り道を用意した甲斐あって、思惑通りに観光を楽しんでいきます。若干、円安のせいで現実に引き戻されそうになりますが(笑)、せっかくウィーンに来たのだからと、ザッハトルテをいただいて短いウィーン観光を終えました。

再び電車で空港へ戻ります。

空港からは、予約していたリュブリャナ行きのバスで最後の移動。
今回利用したのはいつものFlixBusではなく、Tripstairという会社。

定まった停留所があるわけではなく、予約時に送られてきた曖昧な停車場所の案内に翻弄され、ターミナル前の道路を行ったり来たりしていると、発車時間5分前にそれらしき小型のバンを発見!
予約しているとはいえ、5分後に無残に発車されては困ると全力で駆け寄り、なんとか運転手さんを捕まえました。

無事、発車2分前に乗車完了!
が、他に乗客はゼロ…。
貸し切り!?と思いきや、やはり集合場所にたどり着けない乗客がいるようで、そのお客さんを待って15分後に出発しました。

ウィーン空港からリュブリャナ駅前まで、3名で4時間のドライブがスタート。

明るい車窓の景色も、徐々に日が暮れていきます。周囲の景色はほぼ変わらずのどかな丘が続き、気が付けばZzz…。日本時間はすっかり深夜にさしかかっていたので、体内時計には抗えませんでした。まぁ、明後日には復路なので日本時間で過ごした方が賢明。身体の望むように任せました。

転寝していると、車窓の景色が明るく賑やかになってきました。スマホの地図で現在地を確認すると、数分で目的地のよう。
22時、予定通りにリュブリャナ駅到着。数年前にバスの乗り継ぎで1時間しか滞在したことのないリュブリャナでしたが、降り立ってみるとその記憶が蘇ってきました。

早速地図を見ながら宿泊先へ…。

途中、観光名所の竜の橋を通り、疲れを忘れテンションが上がります。

川沿いの街並み、ちょうどサッカーのEURO2024の試合が行われており、ライブビューイングや食事を楽しむ人々で盛り上がっていました。
そんなお祭りのような雰囲気を感じると、自然とカラダが動き出してしまいます。長崎から福岡、福岡からソウル、ソウルからドーハ、ドーハからウィーン、ウィーンからリュブリャナ…移動移動でまともに眠れていないはずなのに、相当体は堪えているはずなのに、いつの間にか足取り軽く夜のリュブリャナにワクワクしていました。

3へつづく…

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