2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅11~欧州五輪予選ファイナル
1月10日(日)
五輪予選最終日です。
今日は開始時間が13:30と早いので、
会場付近で皆揃ってランチ。
シュニッツェルという
ドイツのお肉料理に舌鼓を打ちました。
手前のでっかいお肉が
シュニッツェル。
お肉をたたいて薄く延ばし
衣をつけて焼いたもの。
この下にマッシュポテトが
ぎっしり敷かれていて、
いやぁ、食べ応え半端ない!
ソースもクリーミーで美味しく、
胃袋の大きさが足りないのが
悔やまれました。
ここで、ようやくドイツらしい料理を
食べることに成功(笑)!
観戦してると、なかなかゆっくり
食事ができないのが現状です。
それに長旅貧乏旅、毎回レストランには
行ってられないのも正直なところ…
でも一回くらいはその土地のものを
食べるというのが、
恒例になっているのでした。
会場付近ということで、
サポーターやベルリンバレーの選手も
ちらほら見受けられる店内。
ついついゆっくり
くつろいでしまいそうになり、
会場に入るとすぐに試合開始です。
まずは三位決定戦、
ドイツ対ポーランド。
一昨日の消化試合とカードは同じでも
全く違う緊張感。
もちろんどちらもガチメンで、
ドイツはあんなに良かった
控え選手を使うことがなく…
一昨日の興奮が冷めない私は、
密かに交代を期待しましたが、
最後までスタメンで
貫き通すドイツでした。
第1、3セットドイツ、
第2セットポーランド。
ドイツに逃げ切って欲しい、
ぜひ3位になって
日本の最終予選に来てほしい!
そう強く願っていたのですが、
デュースの末、
4セット目を手に入れたポーランド。
残念に思う一方で、
こんなに熱心に観戦している自分に
なんだか嬉しくなり…
セルビアがいないのに、
こんなに入り込んでしまうとは
自分でも予想外(笑)。
今ここで、真剣勝負を
この目で見られていることに
大満足でした。
試合は結果じゃない!
そう、言い聞かせていると、
ドイツ応援の気持ちに
隙を作っってしまったようで、
私の願いは叶わず、第5セットは
16-14でポーランドの勝利。
目の前に広がる天国と地獄の図。
歓喜に沸く赤白軍団と、
動かない黒い集団。
でも、ドイツがここまで
いい戦いをするとは
思わなかったな…
世界選手権の銅メダルを
まぐれ、ラッキーと言われていたけど、
いや、実力も伴っています。
グロゼルはやっぱり大物だ…
そしてフロムのサーブは
本当に脅威だった…
カリベルダもドイツには
なくてはならないスパイカーなんだな。
フロムとカリベルダ
彼らの活躍を今度は
ペルージャで見られることに
期待するのでした。
3位になったことで、
最終予選の切符を手に入れた
ポーランドは会場を周って
ファンサービスのハイタッチ。
きっと彼らは日本での最終予選で
出場権を獲ることでしょう。
さー、残すところはあと決勝戦のみ!
ロシアとフランスの戦い!!
予想通りにフランスが勝つか、
はたまた世界ランク通りに
ロシアが打ち負かすか…
ヨーロッパバレーが
混戦状態になっている現状。
ここでさらにわからなくなる
試合運びを見ることになりました。
11へつづく…
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