2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅74~オーロラ観測前編
コテージでは
お手伝いをしてくださるという
フィンランド人のおじさま、
おばさまにご挨拶し
これから深夜0時前まで
約3時間半ほどフリータイムとなりました。
凍った湖の上でオーロラが出るのを
ひたすら待つもよし、
コテージで、温かい飲み物を飲んだり、
クッキーやケーキを食べたり、
ウインナーを焼いて食べてもよし。
お腹が空いていた私は
このウインナーがとても魅力的に思えて、
「早速、食べたい人いますか~」という
添乗員さんの声に
真っ先に「はい!」と答え、
一番乗りでいただきました(笑)。
ウインナーに串を刺し、
それを直火にかざして10数分。
おばさまのアドバイスでひっくり返し、
美味しくいただけるタイミングを教わって
焼きあがったウインナー!
外がカリッカリに焼けて、
中は柔らか、そしてジューシー!
パリッという歯ごたえが
美味しさをより一層
際立たせてくれました。
飲み物にはコーヒー類だけでなく
温かいジュースというものがあって、
これがベリー系のフルーティーな味なのに、
温かくしてあっても違和感なく、
とっても美味しいんです!!
コーヒーや紅茶だけでない
フィンランド流ティータイム…
新しい発見でした。
…と、温かいコテージで、
ワイワイティータイムを楽しみ、
これでも十分、素敵な時間☆
ここで満足しそうですが、
ここからがお楽しみ、
オーロラ鑑賞へ出ます。
出発前に仲良くなった女の子は、
昨日も参加したけど、
天気が悪かったから、
全然ダメだった…と言っており、
オーロラは年間半分以上の日数で
出現しているけれど、
実際には天気の影響で
見れないことも多いと教わりました。
そうなのか…
行けば結構な確率で
見れるものだと思っていたけれど、
大間違いだったのね…。
安易過ぎた考えの自分が
恥ずかしい…
それに私の安いデジカメでは
オーロラをきれいに
捉えるのはかなり難しいとのこと。
女の子は一眼レフに三脚という
初めてなのにいろいろ調べて
プロ並みの準備を整えていました。
オーロラに関して無知過ぎた私、
バレーボール観戦の合間に…
なんて、そう上手くは行かないよう…。
これだけを楽しみにここへやってきた人に
なんだか申し訳ない気分…
ここへ来てどんどん、
希望と自信がなくなっていきました。
見上げても真っ暗な空。
月明かりだけが湖を照らしています。
うーん。これは無理かぁ…
でも!
午後10時頃からが
観測率が高まるという添乗員さん。
真っ暗に見えても、
白っぽい雲のようなモノが見えたら、
それはオーロラ。
肉眼では分かりにくいけど、
写真に撮ってみると
黄色っぽく映るんですよーというのです。
そんなお話を聞きながら
ツアー客は空を見上げ、
白っぽい影を捜索。
そこへ一方向を差しながら添乗員さん
あ、あの筋はオーロラですね!と。
え、どこどこ??
皆で一斉にその方向を見ます。
言われてみるとその方向に
白い筋雲のような影が
一本斜めに伸びています。
これがオーロラ!?
想像していたものとは全然違う、
ただの筋雲…
だけど!
試しに写真に撮ってみたら…
おーーーっ、オーロラ!!
すごい、すごい!!
ホントに、オーロラだー!!
写真で見たことのある
あの蛍光色がうっすら見えます。
徐々にその幅が広がっていき、
どんどんオーロラっぽくなっていく筋雲を
とにかくパシャパシャ撮影…
観測を始めてわずか30分。
予想外に早い段階で
オーロラとご対面。
そしてここから素晴らしい
天体ショーを見せてもらったのです!!
75へつづく…
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