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パリオリンピック観戦旅2~トランジットで上海観光

蒸し暑い中、観光気分で上海の有名観光地「豫園」を散策。

ここは10月にも訪れたのですが、その時は時間がなくほぼウォークスルーで通過するのみでした。でも、この街でどうしても食べたい小籠包があったので、心残りだった私は、これを目的に今回やってきたのです。
上海のガイドブックを見ると必ずと言っていいほど掲載されている小籠包のお店…南翔饅頭店。後になって知ったのですが、どうやら日本にもあったよう…。ここで無理やり行かなくてもよかったかな…いや、でもやっぱり本場は違うはず…

店内に入ると、観光客慣れしている店員さんが席へと案内。中国語が話せなくても、メニューを指さすことで問題なく注文できました。食べたかった小籠包と、可愛い豚のお饅頭、そして温かいジャスミン茶。

この蒸し暑さでホットのお茶は躊躇いもありましたが、本場のお茶を本来の形で楽しみたくて決めました。でも、まさかお茶だけで、1000円もするとは…。あぁ、失敗したかな…。これからパリでお金を使うのに、節約すべきだったか…。

でも、脂の多い小籠包を上手に消化させるには、このお茶で大正解!熱くて暑くて汗だくになりましたが、それを上回るおいしさの深みのあるジャスミン茶で、後悔はありませんでした。
もちろん念願の小籠包も美味!!肉汁たっぷりのスープをこぼさないように食べるのに必死で、上手く食べられた時の達成感がより美味しさを引き出してくれる気がしました。

ちなみに豚のお饅頭はこちら…

可愛くて食べるのがもったいない…と思ったのは一瞬。3匹ぺろりといただきました。

たっぷりのお茶のお陰で、飲み干すまで思いがけず長い休息となり、体を休めることができました。パワーを蓄え再び観光へ。
あまり遠くに行く余裕もないので、そのまま徒歩で行ける外灘地区へ向かいます。

上海に来たなら見ておきたい川沿いの高層ビル群。

冬に見た時よりも空気が澄んでいるのか、くっきりと見えました。

19時の東方明珠電視塔ライトアップを見届けたら、南京路の繁華街を通って再び空港へと戻ります。
蒸し暑さでびっしょりの体を速攻洗い流したく、一目散にラウンジのシャワーに行こうとしたら、待ち時間1時間…とのこと。こんなこともあろうかと、時間に余裕を持って空港へ戻ってきておいて正解。のんびりと軽食を食べながら時間を潰しました。

シャワーの準備ができたと呼びに来てくれたスタッフさんは、予想以上にお詫びを言葉を連呼し、丁寧な対応に心打たれるほどでした。日本なら当然なのかもしれませんが、外国ではなかなか珍しい…。そんな低姿勢に応えるべく、なるべく汚さないように、清掃や片付けが楽になるようにと気を付けてシャワールームをあとにしました。

搭乗時間45分ほど前になり、パリ行きの便のゲート前で友人1人と合流。成田から来た友人とここから一緒にパリへと向かいます。

深夜0:15発の便で、パリ到着は6:30予定。深夜便は寝てしまえばあっという間なので、好都合です。

中国の航空会社は他に比べて低価格なので、前回のイタリア行きの際、中国国際航空を利用しましたが、想像以上に快適で気に入っていました。乗務員さんも親切で機内食もさほど悪くなくて、アプリでトランジットホテルが予約できたり、いろんなサービスも簡単に申し込めたので、使い勝手がよかったのです。人によってはロスバケがあったり、対応がよくないとのことでしたが…。
なので、今回の中国東方航空も期待していたのです。
ですが、、、今回の東方航空は…機内食が…結構キツかった…。

麺を選択したことを心底後悔しました。

エンターテイメントも、どんな映画があるのかとちらっと覗いてみましたが、日本語のものは見つけられず、結局何も見ないでそのままパリまで。携帯の充電もUSBの挿入口はあるのに、全く機能しておらず(友人の席も同様)、せっかくダウンロードして来た韓国ドラマも充電が心配で見られませんでした。

ただ、中国便のメリットは低価格という点以外にもう一つ発見!
このご時世、ロシア上空を飛べない他国の機材ですが、中国便は飛べるのです。
別の友人2人は、数時間前に羽田からエールフランスの直行便で出発しており到着がほぼ同時刻だったので、なぜだろうと不思議に思っていたのですが、なるほど…そういうことか…。あとで友人に聞くと、エールフランス直行便は羽田離陸後、日本を北上する如く北へと向かい、ロシアの北側を回ってパリへと到着したとのことでした。

そんな別ルートで飛び立った私たちセルビア応援団4人は、パリ、シャルルドゴール空港ターミナルEに、ほぼ同時刻に到着。

1時間くらいズレがあるはずでしたが、うまい具合にピッタリ!
五輪仕様に造られた空港内、大勢の旅行客に対応すべく施設もスマートになっており、待ち時間はほとんどなくスムーズに入国できました。

身支度を整え荷物をピックアップし、到着ロビーで友人と合流!
毎日のようにLINEで会話していたので久しぶり~の感じではないですが、もう、セルビアバレーに関しいろいろ話したいことは山積み!!

ひとまず朝の交通渋滞を避けようと、カフェでひとしきり話してから、Uberで市内へと向かいました。

2へつづく…

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