ずっと溜まっていた下書き
高校3年間、持ち上がりでずーっと同じクラスだった。
毎日一緒に学校に行って、授業を受けて、部活に行って、一緒に帰る。
それを3年やるうちに色々あった。
時には誰かが喧嘩をしたり、途中で別の道に進んだ子もいた。
卒業式はクラス代表で挨拶をした。
舞台からはみんなの顔がよく見えて話しているうちに涙が溢れた。
卒業アルバムはもれなく全員のメッセージをもらったと思う。
みんながとても好きだった。
仲が良いとかそういう次元じゃなくて、空気みたいにそこにあるようで
いつのまにかいつも一緒で。
そして、あれからもう10年の付き合いになった。
その中でも、変な腐れ縁。
最初の印象はあまり良くなくて
「肘を机にぶつけては、焦って謝ってくる前の席の人」
正直、変な人でしかなかった。
そのうち、肘をぶつけるのを合図にして話しかけられるようになって、
なんか仲良くなった。
未読無視が得意な私。
何もかもを考えすぎる私。
本当はすげー泣き虫な私。
全部知ってか、知らずか、直感か、偶然か。
何かあった時、何もない時でも
優しいって言葉じゃ表せないくらいのものをぶん投げてきては、私に余計なものを余計に持たせないように半分こで持ってくれる人。
この人以上に人を思う気持ちがある人を見たことがない。
自分勝手に距離を置いたときも、絶対に見捨てないでいてくれた。
私を必ず輪の中にいれてくれた。
人はすぐに関係性に名前を付けようとしたくなるけれど、
「友達」ではどうもしっくりこない。
ごめん。
これからすごく勝手なことを綴ります。
これからも、わたしの人生にはあなたがいるものだと思っていた。
ただ、ただ
あなたがいれば、わたしは大丈夫だと、まっすぐ進める気がして。
そう、勝手に思っていて。
まだ、感謝をぜんぶ伝えきれていないし、
さようならの電話1本で「あぁそうですか」ってなれるわけがなかった。
わたしはきっとあなたにならなんでも話せた。
どんなわたしでもいられた。
落ち込んでいても。
ぐちゃぐちゃに泣いていても。
どうしようもないことに怒っていても。
ばかみたいに飲んでハイテンションでも。
あなたがいればわたしは大丈夫だった。
なんかなんでもできるって思っていたんだよね。
あれから月日が流れて
この日々も当たり前になった。
たくさん話したいことはあるし
全部全部1から聞いてほしいくらい。
とにかくさ、ありがとうって言いたいんだよね。
それだけだよ。
今でも大大大親友だと思ってる。
だから、幸せになってね。